山に入って・・・私は初心者、リハビリ登山ですの・・・自分から言って来る阿呆も相変わらず多いが・・・俺はベテランだから、詳しいから・・・という喧しい連中も多い。
どういう立ち場で、どういう肩書で、どういう状況で歩いておろうとも、なんでもエエがな・・・そういうことだ。
誰も、わざわざお前さんに会いに来てるわけじゃ~ね~がな・・・自意識過剰とは、そういう奴らのことを言う。
インストラクターだの、山岳ガイドだのと言ったところで、俺のまわりにもいるが、別にウルトラマンじゃない。
道を知っている、山を知っている、天気を知っている、経験があるだけの話で、それも外すこともあればお見事ずっこけてることもある。
家じゃ~母ちゃんや娘に邪魔モノ扱いされてるようなのに限って、山では偉そうな顔してほざいてる。
歩くこと自体は、みな出来て当たり前。
街を歩いて居って・・・俺はベテランだぞ!! って威張ってる馬鹿はおらんだろう。
逆に・・・初心者だから・・・と、道を譲ってる馬鹿もおらんだろう。
都会では、言い訳作りと逃げ道作りの生活が沁みついてる大人社会ではあるが、自然のなかではみな平等だ。
百名山に登ってるのが偉くて、里山はダメ? 北アルプスは偉くて長瀞アルプスはダメ? そんなおかしな価値観などあるものでもなく、俺なんざ逆に百しか名山を知らない馬鹿!! と呼んでるくらいのことだ。
オストメイトになって3カ月位で里山歩きから再開したけんども、幼稚園児のハイキング集団に抜かれたときでも、俺は自分のペースを崩すことなく歩いておった。
言い訳や見栄やはったりはいらんから、自然にあるがまんまに愉しめない奴は、しょせん長くは山に居ない。
能書きはいらんから、黙って山を愉しめや、海を愉しめや。
・・・この3年間だけ見ても、お前はな~んも変わらない退屈な時間を過ごしておったが、俺は地獄のような日々を送って来てる、わかってんのか?
・・・わかってますよ、どうせ何のために生きてるのかわからないような、ボケ野郎ということですよ
・・・そうだ、女房の実家のそばに暮らして、子供すら作れね~で、よくよく考えてみろよ、お前は孤児どうぜんで親戚から遠縁へと苦労してきたっていうのによ、50過ぎていまだにナニも愉しみがないじゃないか?
・・・ま~ま~ね、そりゃ~そうだけどもね~
・・・そうだ、そこでだ、五竜の山小屋に行って来て、酒が好き!山が好き!のTシャツを買って来てくれ!
・・・え~~、そりゃ~無理だよ、日帰りじゃ~無理じゃん、ま~た訳のわからんこと言いくさって・・・
・・・どうせさ、何のために生きてるのか解らない男の人生じゃ~ないか、俺のために死んでこい!
・・・え~~、そりゃ~さ、たいした人生じゃ~なかったけどさ・・・
・・・ちゃんと、どこぞの高い素敵な山の頂で、お前の供養はちゃんとしてやっからよ!!
・・・寝ないで言って来いと? この冬山の時期に?? そりゃ~無理でしょうよ
・・・いいか、何十年もこの世界でお前のような退屈な野郎とずっと付き合って来てやってんだぞ!
ということで、可愛い山馬鹿の後輩は出掛けていったものなのかどうか、ま~だ連絡はない。
茨城の奥久慈男体山の男坂を、毎日のように登ってるオヤジがおったが・・・おめ~よ、週一の山歩きじゃ~身体は老いてくだけよ、歩け!歩け!
お洒落なハーネスやスリングやカラビナではなくって、林業作業用の重量感のある道具を腰にぶら下げて、派手な音をジャラジャラさせて鎖場を登り降りしておった。
銀座周辺にも、俺の知ってるだけでも通勤と称して、毎日歩いて浅草や両国まで行き来してる爺様が三人はいる。
どいつもこいつも、みな歩けや!
金曜の夜はいつものようにアメリカ市場を眺めながらの就寝スタイルだったが、寝不足になった。
とうとう、アメリカ市場のVIX指数が30を超えたからではなくって、年末年始の移動する先の天気予報をしておったからだが・・・。
長短金利逆転でシグナルが灯っておったことは書いたが、これで今年のクリスマスの様相が変わったろう。
成金・ゼニカネ亡者、儲けてなにに使うのか? 単なる高額消費? 真似の上手な猿やんけ・・・の皆さま方へ、素敵なクリスマス・プレゼント。
わが国ではオリンピックまではもたないだろうと巷で言われ始めてるときに、大阪で万博が決まり、経済は自転車を漕ぐがごとしとは30数年前の不動産バブル時にそのド真ん中で見た光景だったが、安易に電動自転車にしたばっかりにスピードは出過ぎてしまっておって、どうやって止まるんだろうか? と興味津々だ。
そうして昨夜はまたまた勢いよくアメリカ市場は落ちておって、VIXも36を超えて終わってる。
今夜のアメリカはお休み、今日・明日の日銀の買い支えがどの程度なのかが笑えるが・・・え? 買い支え枠を使い切ってるの? そうそう年金もあるじゃんか? 株式の含み益なんざ落ちたら一瞬、そんなゲームに日夜時間を無駄に費やして、大自然の大きな変化には目を向けない、変な人間ばかりだ。
自営を長くやってきてると、嘘臭い経済ゴッコなんざ興味もない、屁にもならない夢幻。
そんなことなら山や海で遊んでる、30数年前の不動産バブル大崩壊時にも、俺はそのド真ん中にいながらもそんな生き方を貫いてきたもんだ。
オチャラケの蔓延ってる現実社会では、作りモノのイルミネーションなんざ停電になればすべてがオジャンの闇市さ。
まだまだトランプのアメリカ覇権破壊と放棄は続いて行く。
こんな株式急落なんざ、年末年始には戻してしまうだろうし、まだまだ大破綻までは行かないだろうよ。
ただ、みみっち~ゼニカネ守銭奴たちの真剣な顔を見てると、愉しい年末年始になりそうだわさ。
仕事は暇こいてもっと稼げと、あちこちの扶養家族には尻を叩かれてはおるが・・・
東京タワーも60歳で3日間は真っ赤になっておったが、同級生の俺は・・・今年は本厄だったからんの~~~