貴方任せで生きている多くの大人たちは、親の世話や、子供の教育についても、貴方任せで責任逃ればかり。
みんなと同じことをやってるんだから、国や先生の言うとおりに良い子に暮らしてるんだからと、呑気に笑ってる。
これをスットコドッコイの馬鹿野郎と言う。
俺はガキの頃から親や周囲の言うことをいっさい聞かない、喧しく言われると逆に歩き出す、そういう生き方で64年を過ごして来たから、5年前に大病をして、生きるか死ぬかの最中にいても、ヨッシャ! ここからは自分の身体を使って自分で治して生きて行こうと、薬もすべて捨て、山と海でそれまで以上に遊び惚けて生きて来た。
遊び惚けるとは言うが、毎回まいかい大自然の中で、体力の限界までクタクタになるまで身体を酷使することを言っている。
お陰様で、こうやって元気に大笑いして生きている。
最高の名医に関わって頂いて、その後に自分で努力をしない間抜けは、とっとと逝ってしまえば良い。
医者や薬だけを頼っていては、人間はダメになる。
俺はオストメイトとなって退院半年後には、2000mの山頂に立って居た。
最高の名医という称号は、患者がしっかりとその後を笑って生きて見せるということだ。
いつまでも私の傍にベタベタくっ付いていないでくれ! 10歳くらいまではチンコロのように先頭を切って一緒に遊んでやり、そうして子供を突き放す俺の教育とおなじだ。
4月にいきなり癌のステージ4を宣告され、爺様のかかってる東大病院をセカンドオピニオンに選んで相談したら、うちに連れて来られるよりも良い手術・医療を受けられるでしょう! いまの大腸外科医の中ではトップクラスでしょう! と言われた俺のかかってる大病院の主治医に無理を言って、すぐに執刀手術、俺と同じオストメイトになることもなく、4月末に退院して5月中旬から治療が始まったが、それは飲み薬などはナニも無い3週間に一度の30分くらいの軽い点滴の免疫療法だけ、その後は温泉治療やナニやらかにやらを俺が付き添って続け、昨日は念願の、山梨の1700mの山に連れて行ってみた。
主治医は笑って頷いているばかりだったが・・・。
ガリガリの骸骨の姿だが、異変があったら止めにしようと言い、すべての荷物を俺が担いで、ゆっくりゆっくりペース配分を考えながら歩きだし、結局休むこともなく、日当たりの良い山頂のアカヤシオやレンゲツツジに迎えられて、無事に登頂出来た。
空気がやたらに美味かった。
季節柄、小虫が喧しかったが、気になるほどでもなかった。
ヒグラシの大合唱は耳鳴りの続く俺には嬉しかった。
下界を見下ろす絶景はいつものことだったが、癌ステージ4だと胡散臭いシールを貼られても、その気にならずにやってみれば、笑って出来たじゃ~ないか?
本人が一番に驚いただろう。
絶景は今までで見た中でも一番だったろう。
自信を持てば、次の挑戦へと勇気が湧く。
結婚している子供らにも、山頂から本人が嬉しそうにラインをしてたが、みな驚いてたようだ。
肺に転移してるなら、その肺を使って森が吐き出したばかりの美味い地球の空気を吸い、自分の肺の中の細胞を活性化して味方につけて治せば良い。
帰路、硫黄臭い源泉に浸かり、美味いモノをたらふく食べ、明後日から始まる2回目の、段々とキツクなる治療に向けて元気が湧いて来てる。
人間はこうやって生きて行くんだと、率先して見せてやり、一緒に歩いてやる、子供をたくさん育ててきたのと同じことを、俺はやってるだけだ。
俺の手術は8時間以上かかったが、お前の手術は4時間弱だった、偉そうに病人の顔してんじゃね~よ、ということ。
自分で頑張って、それでダメだったら寿命だと諦めもつくが、ナニも自分で努力もせずに、医者や薬に頼って命を預けて生きてるようなヘナチョコ達には、そんな興奮や感動の満足感すら無いだろうよ。
そんな話を94歳になる直腸癌の爺様に笑って話してやったら、そうかそうかと体操に出掛けていったわい。
・・・あんたの凄い動きを、わしは無駄にはしない
去年はその爺様の酷い認知症を毎日の世話と会話で治してやって、それを無駄にしないで居てくれること、それが御礼というものだろう。
こちらこそ、ありがとうよ。
さ、俺は俺で、頑張ってやるぜよ。
ニューヨーク株式は詐欺が通用しなくなりFRBも後手後手、単に高速なロボットで安く買えたと喜ぶ時期も終わりが見えて来て、暑い夏の前に、金(ゴールド)まで他の損失穴埋めのために現金化され、これが短期の買い場を作ってくれて、売ったばかりなのに、またまた一日で有難うと言う喜劇のような有様。
馬鹿臭い話だが、これが現実だ。
俺は日本時間には動かないから、ま~ま~皆さんの動きを眺めてから、のんびり遊んでいるが、まだ堕ちそうだから、様子を見るかな。
本業もすでにフル回転、あちこちの高齢者の世話も寝る間もないほど、クタクタになるまで充実しているよ。
どうせ生まれて来たのなら、擦り切れるまで生きて満足して、笑って終わりにしたい、そんだけのことよ。
後講釈など必要の無い今を常に見据えて生きる。
ここまで来れば、あるがまんま、嘘の無い愉しい日々にワクワクは止まらない。
まわりは社会崩壊、善人面した洗脳ロボットの群れの断末魔、不謹慎でも、俺は大笑いするしかない。