こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花-カッコウアザミ(アゲラタム)-

2023-12-31 23:34:18 | 秋の草花

今回は、カッコウアザミ。別名のアゲラタムとも呼ばれる。目立たないが、フワフワした青紫の花を咲かせる。葉がシソ科の「カッコウ」、花が「アザミ」に似ていることから。世界中に広く帰化している。園芸種が多数あり、現在は花つきが良く、花がより目立つように改良されたF1品種(一代雑種)の利用が殆どという。

<2023年10月19日>美咲が丘3丁目

◇こんな感じで、雑草の間に、こじんまりと咲いている。全景から見ていこう。

◇ここは、宮地岳が望めるところで、生垣はアベリアだよ。カッコウアザミは、どこか分かんないよね。

アベリアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-アベリア-

◇ここまでで分かるかな? 小次郎クンがクンクンしてくれないと分かんないよね。花に着目していこう

◇花の色は「水色」「青紫色」がごっちゃにあるように見えるね。カッコウアザミについて勉強しておこう。

【カッコウアザミ(霍香薊)】

◇キク科カッコウアザミ属 半耐寒性常緑多年草だが、園芸上は春蒔きの一年草で、花が大きい「オオカッコウアザミ」が殆ど。別名アゲラタム。

◇原産地はメキシコ。明治初期に渡来し、本州(関東以西)、四国、九州、小笠原で帰化している。

◇開花時期は5月~11月。茎の頂部にアザミに似た頭状花を多数咲かせます。花色は、青紫色や紫色、ピンク色、白色など。

【由来】

◇カッコウアザミは、葉のかたちが薬草のカッコウ(シソ科)に似て、アザミのような花が咲くことから。

◇アゲラタムは、ギリシア語で「老いを知らない」「古びない」と言う意味で、花色が長期間色あせないところに由来する。

改めて見てみよう

◇ ん? 小次郎クンは、カッコウアザミをクンクンしているわけではなさそう。

よくよく見ると、

◇草を食べている。

◇ 食べるいるのは、青じその仲間の「大葉」? うーん、こんな所に生えている?

◇ この“葉”だけで、名前はわかんないよね。Googleレンズでも、色々出て………。

【白色のカッコウアザミ】

近くの方と花の談義をしていると、名前走らないけど、こっちに白いのもありますよ! とのこと。電柱の傍を紹介する。

◇白もキレイだね。

<2023年11月8日> 

家に持ち帰り、グラスに活けてみた。

◇ テレビ台にグラスに活けてみた。

◇ 結構、かわいいねえ。

お終い

 

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小次郎と秋の草花-パイナップルセージ(サルビアエレガンス)-

2023-12-24 22:28:53 | 秋の草花

今回は、パイナップルセージだ。別名をサルビア・エレガンスという。由来は、葉茎が傷つくとパイナップルのような甘い香りがすることから。葉や花をハーブティとして利用する他、料理の香り付けやポプリとしても利用される。

<2021年11月01日>美咲が丘

◇ こんな感じで咲いている。ん? 以前、似たような花があったぞ? うむ「サルビアミクロフィア」だ。そして「チェリセージ」と呼ばれることも!、と紹介した。

サルビアミクロフィラはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-サルビアミクロフィラ-

【セージとサルビアは別の花?】

〇〇セージ、サルビア××、と、似た名前が多いよね。改めて違いを勉強しておこう ※ 参考:家庭画報、他

◇ 共に、シソ科アキギリ属で、一言でいえば“同じ花” 

◇ 日本では、アキギリ属のうち、観賞用のものをサルビア、薬や香辛料として使用できるものをセージと言って区別している場合が多い。

◇ 最近ではアキギリ属のことをサルビア属と言うことも多い

全景から見ていこう。

◇3丁目のお宅。ここ、フウセントウワタ(風船唐綿)、等を紹介したところ。何時の季節も何らかの花が咲いている。

フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-フウセントウワタ(風船唐綿)-

 

◇こんな花なんだ。形状は唇形花(しんけいか)というらしい。ちょっと勉強しておこう。

【パイナップルセージ(サルビアエレガンス)※ガーデニング図鑑、他

◇シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草。

◇原産地はメキシコ。自生地は標高1800~2700mの山地の森林周辺で、大きな群落を作って自生しており、メキシコとグァテマラに固有のサルビアと言われる。

日本への渡来時期は不明。なお、セージ(コモンセージ)は江戸末期と言われる。

◇開花時期は10月~1月。伸びた茎の頂部から花序を出し、花径1㎝程度の唇形花(しんけいか)を多数咲かせる。

◇唇形花は、シソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる花の形で、筒状の花の先が上下に分かれ唇のように見える。

【由来】

◇パイナップルセージは、葉にパイナップルのような香りがあることから。

◇エレガンス(Elegance)は優雅・優美の意味だから、優雅なサルビアと言う意味だろうね。

改めて見てみよう

◇ あーあ、小次郎は横向いちゃった。ま、いいや、花に着目させて貰おう。

◇ 花びらが一部散っているね。

お終い

 

 

 

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小次郎と果実-ドングリ(団栗)-

2023-12-17 21:31:30 | 果物・果実

今回はドングリ(団栗)の実を取り上げる。ドングリは広義にはブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)“ドングリに含まれる。狭義には、ブナ科の内、カシ・ナラ・カシワの果実の総称。パパは、子供の頃は,コマを作って指で回して遊んでいたことを思い出すという。因みにニュースで熊の好物と言っているが、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

<2023年10月23日>美咲が丘3丁目

◇ 散歩中にドングリが落ちていたので、見上げるとこ「ドングリの木」があった。

全景からみてみよう。

◇このお家のシンボルツリーで、品種としては、多分、アラカシ(粗樫)と思う。アラカシは、シラカシと共に古くから庭木や生垣として植栽されているという。

落ちている実を見てみよう。

木を見上げてみた。

◇結構大きいね。樹齢は何年だろう?

◇ ドングリは、お椀状(わんじょう)のものが特徴だよね。「ぼうし」「はかま」などと呼ばれるが、正式には、殻斗(かくと)で、包葉が集り,癒合して形成する椀状あるいはまり状の器官のことで、総苞(そうほう)の変形したものという。栗のイガも同じらしい。ドングリの勉強をしておこう。

【ドングリ(団栗)】

◇ ドングリ(団栗)は、ブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)ドングリ。なので、ドングリの実から木の種類を判別するのは難しい。

◇ ドングリは、殻斗(かくと)に覆われる堅果で、内部の種子はデンプン質に富み、人間を含む動物の食料になる。また、日本の古典的な玩具(コマ)の材料になった。

※多くのドングリはアクがあり、アク抜きが必要。シイの実はアクが少ない。

◇ 花は、栗やシイの実とおなじだな。※ネットより引用

 【由来】

◇「ドングリ」は、この実をコマ(独楽)にして遊んだことから、コマの古名「ツムグリ」から「ドングリ」に転じた。朝鮮語で「丸い」を意味する「トングルダ」、蒙古語で「丸いを意味する「トグリク」、日本語で「丸い輪」を意味する「トグロ」等を語源とする、等、諸説あり。

◇「団栗」は当て字。「団」は「丸い」という意味で、団扇(うちわ)や炭団(たどん)と同類。要するに「丸い栗」ということになる。

改めて見てみよう

家に持ち帰り、以前のシイの実を比較してみた。

◇ 殻斗(かくと)の形状が異なる。うーん、ドングリのお椀状の殻斗とシイの実の皮状の殻斗がないと、区別が難しいね。

熊はドングリが好きとのこと、調べてみた。

◇ドングリを食べる熊。※出展:「のぼりべつクマ牧場」

因みに、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

お終い

 

 

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小次郎と果実-椎の実-

2023-12-10 23:13:15 | 果物・果実

今回は、椎の実。シイ(椎)はシイ属の樹木の総称。日本には2種(ツブラジイ、スダジイ)が自生している。ブナ科に属し、果実は“ドングリ”に含まれるが、食用に適しているため、個別に『椎の実』と俗称される。(Wikipedia)

小次郎の散歩コースに大きな椎の木があり、秋には実が沢山落ちている。パパは、子ども頃は、兄さんと山に行って、アケビ、「椎の実」、野いちご、やまいも、ニッキ(ニッケと呼んだいた)を採取して食べていた。椎の実を採ってくると、母さんがフライパンで炒ってくれて、とても美味しかった! と懐かしんでいる。ボク(小次郎)は、食べないけどね。

<2023年10月11日>美咲が丘3丁目

◇ 椎の実が沢山落ちている。

◇こんな感じで道路に落ちている。

全景から見てみよう。

◇ ん? どれが椎の木?

◇矢印が椎の木。結構デカい。

木にズームイン

椎の木について勉強しておこう

【シイ(椎)】※Wikipedia、他

◇ シイ(椎)は、ブナ科クリ亜科 シイ属の樹木の総称。シイ属は主にアジアに約100種類が分布、日本はこの属の分布北限となり2種(ツブラジイとスダジイ)が自生する。

◇ 雌雄同株。葉は2列配列で基部は歪型で星状毛または鱗片があり、多くの種に鋸歯がある。(ネットより)

 【シイ(椎)の花】

◇ 花は雌雄別花序で、雄花は尾状花序で、雌花は穂状花序で花序の軸に1個ずつ、または3~7個ずつつく。

◇ シイは雄花と雌花がつく枝が分かれ、上部の枝に雄花、下部の枝に雌花だけがつく。

◇ シイの雄花は枝先に密生し全体が黄色に明るく色づく虫媒花。近縁のクリ属の雄花に似た生臭い香りが強い。カシ類の多くが風媒花で花びら等を持たないのと同じ構造である。※(ネットより)

 ん? クリ(栗)の花に似ているなあ? 栗は以前取り上げた。思い出して見よう。

栗の花はこちら Link先 → 小次郎とクリ(栗)-梅雨と栗の花-

【シイ(椎)の実】

◇ 果実の椎の実は、縄文時代にはクリに次いで重要な食料であったといわれている。

◇ 近年では子供のおやつに用いられた。現在でも博多の放生会や八幡(北九州市)の起業祭といったお祭りでは炒った椎の実が夜店で売られている。

◇ 生でも食べられるが、軽く煎って食べることが多い。紙袋に入れて電子レンジで加熱するのもよい。食べるにあたってはまず水で洗い、浮いてきた虫食いの実を捨ててから用いる。

落ちている椎の実を、改めて見てみよう。

上から見ると

◇小次郎は匂いを嗅いだいるだけ。

いくつか拾って、持ち帰ってみた。

皿に入れてみた。

皿の絵柄はリラックマ。うむ、椎には関係ない。

 

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小次郎と秋の草花-コキア(ホウキギ)-

2023-12-03 23:15:19 | 秋の草花

今回は、コキア(ホウキギ)だ。和名のホウキギ(箒木)は、乾燥した茎をホウキ(箒)に使うことから。なお、園芸(鑑賞用)としてはコキアが一般的。因みに、コキア(kokia)は、学名「Scoparia」に由来し、その意味は“ほうき状”という。草姿が円錐形の整った形で秋には美しく紅葉するので人気があるという。

<2023年10月19日>美咲が丘3丁目

◇こんな感じ。ん? 花は見かけないぞ! 秋の草花か? ま、突っ込まないでほしい。 全景から見てみよう

◇ 9月中旬頃から紅葉する様子が美しいといわれる。

◇道路と壁の間に植えている。コキアはピッタシかもね。いいアイデアだ。ズームしていこう

逆方向から

ボク(小次郎)はもういいから、花?を鑑賞しなよ!

◇ 赤いポツポツが見えるね。実なのか? ちょっと勉強しておこう

◇ 10月19日時点では全部紅葉していいはずだが………、また、壁側が赤くなっていない。今年の猛暑が原因かな?

◇ヒユ科(アカザ科)ホウキギ属の一年草。乾燥した茎をホウキ(箒)に使うのでホウキギ(箒木)と名づけられている。実は食用になる。

コキアでミニほうきを作ってみました! | LOVEGREEN(ラブグリーン)

※ 「コキアでミニほうきを作ってみました(出展:LOVEGREEN)」の画像

◇原産地はヨーロッパ、南アジア、中国などのユーラシア。メキシコ。日本へは平安時代初期に中国から渡来したと言われる。

◇開花時期は8月頃。花は薄い黄緑色で、葉に紛れて殆ど目立たない。

※ 花と実の情報はネットより。

◇紅葉時期は10月中旬~10月下旬。9月上旬~下旬は、緑から赤に変わるグラデーションを楽しめる

◇ ひたち海浜公園(茨城)の緑~赤への変化。(ネットより)

そう言えば、そう言えば、ひたち海浜公園は、ネモフィラを取りあげた時も引用したね。

4月に「一度は行きたい春の絶景スポットで、ひたち海浜公園のネモフィラは1位だった」。因みに、ひたち海浜公園のみはらしの丘は秋のコキアも人気という。うむ、ネモフィラとコキアを並べて楽しもう。

ネモフィラはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ネモフィラ-

改めて、コキアを見てみよう

<2023年10月27日>美咲が丘1丁目

◇ボク(小次郎)が入るのはここまで、コキアをしっかり観賞していいよ。

お終い

 

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