こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と果物-ブラックベリー-

2023-07-29 23:05:56 | 果物・果実

今回は、ブラックベリー、バラ科キイチゴ属の果実だよ。果樹では人気のブラックベリーだが、日本では果物としての出回りがないので、自分で育てないと食べる事が出来ない果物だそうだ。和名はセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)という。

<2023年7月17日> 美咲が丘3丁目

◇散歩中に、収獲しているお家の方とのやり取り

パパ:これは、何の実ですか?

家人:ブラックベリーですよ。ほっとくと落ちちゃうので時折収獲しています。このままでも食べられますが、ジャムにすると良いですよ。少し差し上げましょう。

その場で、二つばかり頂いて食べてみた。甘酸っぱいが、結構美味しかった。

全景からズームインしてみよう。

◇ここは、ボクのお友達のココちゃんというワンちゃんがいるんだよ。挨拶しようかと思ったけど、今は、お家の中に居るみたい。

ボクは、もういいから、ブラックベリーをよく見てみなよ!

◇こんな感じで実がなっている。つる状でフェンスに沿って広がっている。

◇ こんな感じで実がなっている。枝に実が付いた状態のもを切って分けていただいた。有り難い! ブラックベリーについて勉強しておこう

【ブラックベリー(西洋藪苺)】

◇ バラ科キイチゴ属の低木及びその果実の総称として使われる。落葉半つるである。狭義には栽培種のセイオウヤブイチゴ(西洋藪苺)を指す。

◇ 原産地は米国中部。日本への渡来時期は不明。なお、和名のセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)は、ヨーロッパ原産の栽培種の複合体と言われる。

◇ 開花期は5月下旬から6月で、 結実期は7月から8月上旬である

【由来】

◇「ブラックベリー(黒のベリー)」は『熟すと黒くなる実がなる』ことが由来。

◇「ベリー」は、小さく多肉質・多汁質の食用の“小果実”のこと。

◇「イチゴ(苺)」の英名の「strawberry(ストロベリー)」は、ストロー(麦わら)+ベリー(小果実)の意。地を這い広がった姿からと言われる。

つる状の枝に実が付いたままで頂いたものを、自宅て記念撮影。

◇ 玄関で犬の置物に絡ませて撮影。ん? この構図、見たことあるよなあ? そう、サクランボの紹介だ。

おー、これだ。

サクランボはこちら Link先 → 小次郎とサクランボ狩り

元に戻ろう

上から

家の中でも

◇ グラスに活けてみた

実をもう少し観察見てみよう。

◇ 大きさを考えなければ、ブドウ に見えるよね。

カットしてみた

◇ 内側はこんな感じ。いむ、“ベリー(Berry)” の意味を改めて確認しておく

【ベリー(Berry)】

小さく多肉質・多汁質の食用の“小果実”の 総称

ブラックベリーは、「バラ科キイチゴ属」だから、野いちご(キイチゴ、クサイチゴ、ヘビイチゴ、ナワシロイチゴ、等)と同じなんだね。

◇ 確かによく似ているね。

野いちごはこちら リンク先 → 小次郎と野いちご-クサイチゴ(草苺)-

お終い

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小次郎と春の草花-ヒメシャラ(姫沙羅)-

2023-07-22 22:24:56 | 春の草花

今回は、ヒメシャラ(姫沙羅)だ。ナツツバキ(夏椿)に似るが花も葉も小ぶり。由来は、誤って沙羅樹(さらじゅ)と伝えられたナツツバキ(別名:シャラノキ)よりも小さいことによる。因みに、シャラノキ(沙羅樹)は、仏教の三大聖木の一つ(沙羅双樹)として知られる。(インドの)シャラノキ(沙羅樹)とナツツバキ(夏椿)は種が異なるとのこと、ちと、ややこしい。

<2023年5月20日> 若松 高塔山

◇ ここは若松・高塔山の庭。直径2~2.5㎝程の可愛らしい花だ。

◇ 小次郎は下ばかり向いている。おーい、花は上の方だよ。ま、小次郎が興味がないのは仕方がない。花に着目しよう

◇ ナツツバキ(夏椿)によく似ている。夏椿の別名はサラノキ(沙羅樹)。姫沙羅の勉強をしておこう

【ヒメシャラ(姫沙羅)】※ Wikipedia、他

◇ ツバキ科科ナツツバキ属の落葉高木。垂直によく伸び、高さ15m 、胸高直径は90㎝にも達する。

◇ 原産地は日本。神奈川ケン箱根以西から和歌山県までの本州太平洋側、四国南部、九州、屋久島に分布する日本特産種。

◇ 開花時期は6月~7月。シャラは直径が5㎝ほどあるが、ヒメシャラは2㎝の可愛い白い花を咲かせる

◇ 「愛らしさ」や「謙虚」といった花言葉にふさわしい、女性らしい印象の花と言われる。

【由来】

ヒメシャラという名前は、シャラノキ(ナツツバキ)よりも花や葉が小さいことによる。

シャラノキは本来、インド原産の沙羅双樹のことであるが、仏教が日本へ伝播した際に沙羅双樹がなかったため、日本に自生するナツツバキを沙羅双樹ということにしたものという。

(インドの)サラノキは「フタバガキ科サラノキ属」の常緑樹。日本の寺院に植えられているのは「ナツツバキ科ナツツバキ属」の落葉高木とのこと。因みに(インドの)沙羅双樹(サラノキ)は耐寒性が弱日本では温室が必要という

【ヒメシャラとシャラの違い】※ ネット(クイック・ガーデン、gooBLOG、)より

◇ 比較すると分かるけど、単独だと、花の大きさが区別のポイントのようだ。

改めて、小次郎クンも含め見てみよう。

◇ あーあ、小次郎は、ヒメシャラの木の根元を歩いただけで、花を見上げることはない。ま、仕方がない。

◇ 蕾もある。

【おまけ】

仏教の三大聖木について勉強しておこう。※ ネット情報だけどね。

【仏教の三大聖木】

◇「①無憂樹(むゆうじゅ)」「②菩提樹(ぼだいじゅ)」「③沙羅双樹(サラソウジュ)」の三つ。

御釈迦様との関係は、

◇ムユウジュ(無憂樹)

 釈迦の誕生の樹。釈迦の聖母マーヤ(摩耶)が出産のため故郷に戻る途中に立ち寄ったルンビニ(藍毘尼)花園で、咲き競っていたこの樹の下で釈迦を生み、母子共に安らかであったことから、後に「無憂樹(むゆうじゅ)」と名づけられ、その花を「無憂華(むゆうげ)」という。

 マメ科サカラ属の常緑の小高木 インドから東南アジアにかけて分布。耐寒性がないので、日本では温室栽培される。※京都府立植物園、等にある。花は黄~赤橙色の房状の集合花、花後はマメの鞘をつけ、そらまめ程の種子が出来る。

◇ボダイジュ(菩提樹)

 釈迦の悟りの樹。インドブッダガヤの「インドボダイジュ」の樹の下で悟りを開いた事からサンスクリット語の「ボーディ((bodhi)=悟り)の音を漢字にして「悟りの木」を「菩提樹」と呼ぶようになった。

 アオイ科シナノキ属で中国原産。釈迦が悟りを開いたインドボダイジュはクワ科で別種。中国では葉が似ているシナノキ属の木を“菩提樹”にしたと言われる。日本は、仏教の僧侶が(中国の)菩提樹を持ち帰り広めたとされる。日本で各地の仏教寺院に植えられているのはシナノキ属の菩提樹である。花期は6月、葉の付け根から花序をだし、芳香がある淡黄色の花を下向きに咲かせる。

◇サラソウジュ(沙羅双樹)

 釈迦が亡くなった(入滅)場所の樹。インドではsal(サル)と呼ばれ、その漢名を娑羅という。釈迦が入滅したとき、その四方にこの木が二本ずつ生えていたという伝説から。インド原産のフタバガキ科サラノキ属の常緑樹。日本の寺院に植えられているのは「ナツツバキ科ナツツバキ属」の落葉高木。

◇ なぜ「沙羅双樹」という?

 お釈迦様が横たわった場所が2本の沙羅の木の間だったので「双(ふた)つの樹」からという説と、横たわるお釈迦様を囲う様に2本づつの沙羅の木が四つ角に8本生えていたという説など、諸説あるという。

お終い

 

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小次郎と春の草花-キンギョソウ(金魚草)-

2023-07-15 15:27:00 | 春の草花

今回は、キンギョソウ(金魚草)だ。オオバコ科キンギョソウ属の植物。その名の通り「金魚」のような花を穂状に数多く咲かせる。原産地では多年草だが、日本の暑さに耐えられないため秋蒔きの一年草として扱われるという。

<2023年5月5日> 美咲が丘

◇ 金魚に似ているかな? 

場所を見ておこう。

ここは、JR美咲が丘駅近く。ツツジの生け垣の間にポツンと2株ほど咲いている。近くの方が植えたのかな? 種は強健でこぼれ種でよく殖えるらしいけど………。「ハナスベリヒユ」があったところだよ。

ハナスベリヒユはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-ハナスベリヒユ(花滑り莧)-

小次郎とのコラボから花にズームインしてみよう。また、花の勉強しよう。

【キンギョソウ(金魚草)】※ Wikipedia、他

◇ オオバコ科キンギョソウ属の植物。本来は多年草だが、日本の高温多湿の環境では夏前に枯れてしまうので一年草との扱いになっているという。

◇ 英名は「Snapdragon(スナップドラゴン)」、学名は「antirrhinum(アンタアイナム)」

◇ 原産地は地中海沿岸。日本へは江戸時代末期頃と言われる。

◇ 開花時期は3月~6月。

◇ 花の色は白、ピンク、黄色、赤など。

 【由来】

◇ 和名の「金魚草」は、花の形が金魚に似ているから

◇ 英名のと「Snapdragon(スナップドラゴン)」は、花の形が竜に噛みついている姿に似ていることから

◇ 学名の「antirrhinum(アンタアイナム)」は、ギリシャ語で動物の鼻に似ていると言う意味。

◇ うーん、金魚に似ているのかなあ? 金魚に似ていると言えば「メネシア」というのもあったよね。

メネシアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-メネシア-

改めて、金魚草を見てみよう

【おまけ】

金魚について勉強しておこう。※ネット情報だけどね

【キンギョ(金魚)】

◇ コイ科フナ属キンギョ種の魚

◇ フナ(鮒)の突然変異を人為的に選択し、観賞用に交配を重ねた結果生まれた観賞魚。飼育が容易であるため、世界中で親しまれている。

◇ 原産地は中国 金魚は中国の「フナ(鯽)」の突然変異種であるヒブナを改良したもの。

◇ 学名をつけたスエーデンの学者は、キンギョをフナではなくコイの中間と見なしていたが、近年のDNA分析で直接の祖先は「ギベリオブナ」と判明した。

お終い

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小次郎と夏の草花 -アベリア-

2023-07-08 23:12:53 | 夏の草花

今回は、アベリア。開花期は6月~11月と大変長いのが特徴という。ふーん、秋まで咲いているんだね。生け垣として人気という。ボクの散歩道にも沢山植えられているよ。和名では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)ともよばれる。衝羽根は、羽子板に使われる羽根のことで、花が終わった後に残る萼(がく)が、衝羽根によく似ていることかららしい。

<2023年6月20日>美咲が丘3丁目

◇ ガードレール沿いに生垣として植えられている。

◇ ボク(小次郎)のコラボはこの程度で、花を鑑賞しなよ。 因みに、もう少ししたら剪定されるので、花が消えちゃうんだね。

◇ 後ろの山は宮地岳。山頂には宮地嶽神社もあるよ。「みやじたけ」は、山(宮地岳)と神社(宮地嶽)で字が違うんだ。面白いね。

◇うーむ釣り鐘状の小さな花だ。 花の勉強をしておこう。

アベリア(Abelia)】
◇ スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木の総称。別名は「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」。
※ 総称と言えば「スイセン」や「アザミ」も総称。
◇ 中国原産の「タイワンツクバネウツギ」を母種とする交配種。
◇ 鐘形の小さい花を多数咲かせる。花は甘い香りで、非常に強い。
◇ 開花時期は6月中旬 ~11月末頃。とても長い!
◇ 真夏の酷暑に花をつける植物が少ないので、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まる。

【名前の由来】
◇ アベリア(Abelia)は、本来のツクバネウツギ属のラテン名。
◇ イギリスの植物学者の「Abel(エイブル)」にちなんだ名前とも。
◇ ツクバネウツギは、枝の中が中空になって「空木(ウツギ)」になり、種がプロペラ状の萼片を付け、羽根突きの「衝羽根(ツクバネ)」に似ているから。

以前も紹介

<2018年8月1日>

真夏もしっかり咲いている

ガードレール沿いのアベリア。すごく生い茂っているね。 花の形が分からないのでズームインしてみよう。

◇ 8月1日の真夏の青い空ともマッチするね。 

◇ 伸び放題だが………。9月末には、再び剪定されてキレイになったよ。徒長がすごいので、キレイに維持管理するのがちょっと大変。

◇ ボクがしっかり入ると、花が目立たないんだな。これ、二律背反orトレードオフと言うそうだ。

<2018年9月11日>

9月に入ってキレイに選定されてしまった。生け垣としてはキレイだ………。花がカットされたのはちと寂しい。

<2017年8月19日>

街区内にも植えられているんだ。

お終い

【写真一覧】

◇ アベリア 糸島市美咲が丘 2023年6月20日、2018年8月1日~9月17日撮影
◇ タマスダレ(玉簾)糸島市南風台 2018年9月15日撮影
◇ クズ(葛)糸島市 2018年9月11日撮影
◇ ツユクサ(露草)糸島市 2018年9月14日~24日撮影

小次郎と秋の草花 - アベリア -

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小次郎と夏の草花-アガパンサス(紫君子蘭)-

2023-07-03 23:21:56 | 夏の草花

今回は、アガパンサス。梅雨の頃に青紫の爽やかな清涼感のある花を多数咲かせる。語源はギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」の組み合わせという。また、葉がクンシラン(君子蘭)に似ていて紫色なので、別名、紫君子蘭とも言う。

<2023年6月18日> 自宅 

◇ 自宅の玄関前。これ、頂きものだ。

◇ 茎が長いので、小次郎とのコラボが難しい。

◇ コラボだと、花が遠くになってしまう。

◇ 6月18日時点では、まだ、蕾が多い。

◇清楚な感じの花だね。 ちょっと勉強をしておこう

【アガパンサス】

◇ヒガンバナ科アガパンサス属の半耐寒性の多年草。ユリ科やネギ科に分類されることもあり、植物分類体系により異なるらしい。日本では園芸用に球根が販売されるという。

◇ 原産地は南アフリカ。明治時代中期に渡来。

◇開花は、 5月下旬~8月上旬。梅雨の頃、紫色の小花をたくさん咲かせる。白花の品種もある。葉は君子蘭に似ており、別名を「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」

 【語源】

ギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」

クンシラン(君子蘭)はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-クンシラン(君子蘭)-

3日後の(6/21)の様子を見てみよう

◇ まずは、ボク(小次郎)とのコラボをしっかり見てちょ!

花をしっかり鑑賞していいよ! 全景からズームしていこう

以前を取り上げる。散歩をしているとあちこちで見かける

<2018年6月17日~7月12日(南風台)>

◇ 沢山さいている。うーん「群生」しているが、「野生」ではない。

◇ 宅地の盛り土があるし、縦に撮影しないと、ボクが入らない。

◇ 花にズームしてみた。

逆の方向から見てみよう。

 

◇ 立派なアガパンサスだね。花よりも葉が目立つ。ボクは、さらに目立たない。

◇ 6月24日。つぼみの方が多い。

◇ ボクと花が目立つ角度で撮ってもらった。花の位置が高い(1m以上ある)ので、ボクが………。

<2018年6月24日(師吉(もろよし))>

◇ 師吉では道路沿いに沢山咲いていた。うーむ、見応えがある。

◇ 反対に眺めてみよう。因みに、地名の「師吉」は「もろよし」と読む。

白色もある。

<2014年6月27日(美咲が丘)>

◇白色もめっけ。紫も一緒にある。

◇ 紫も一緒に見てみよう

◇ 紫色もいいねえ。

【写真一覧】

◇アガパンサス(紫君子蘭) 福岡県糸島市 2018年6月17日~7月12日、2014年6月27日

◇フウリンソウ(風鈴草) 福岡県糸島市 2019年5月29日

◇ホタルブクロ(蛍袋) 福岡県糸島市 2019年5月13日、2018年6月4日

 

小次郎と夏の草花1-アガパンサス(紫君子蘭)-

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