こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と果実-ドングリ(団栗)-

2023-12-17 21:31:30 | 果物・果実

今回はドングリ(団栗)の実を取り上げる。ドングリは広義にはブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)“ドングリに含まれる。狭義には、ブナ科の内、カシ・ナラ・カシワの果実の総称。パパは、子供の頃は,コマを作って指で回して遊んでいたことを思い出すという。因みにニュースで熊の好物と言っているが、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

<2023年10月23日>美咲が丘3丁目

◇ 散歩中にドングリが落ちていたので、見上げるとこ「ドングリの木」があった。

全景からみてみよう。

◇このお家のシンボルツリーで、品種としては、多分、アラカシ(粗樫)と思う。アラカシは、シラカシと共に古くから庭木や生垣として植栽されているという。

落ちている実を見てみよう。

木を見上げてみた。

◇結構大きいね。樹齢は何年だろう?

◇ ドングリは、お椀状(わんじょう)のものが特徴だよね。「ぼうし」「はかま」などと呼ばれるが、正式には、殻斗(かくと)で、包葉が集り,癒合して形成する椀状あるいはまり状の器官のことで、総苞(そうほう)の変形したものという。栗のイガも同じらしい。ドングリの勉強をしておこう。

【ドングリ(団栗)】

◇ ドングリ(団栗)は、ブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)ドングリ。なので、ドングリの実から木の種類を判別するのは難しい。

◇ ドングリは、殻斗(かくと)に覆われる堅果で、内部の種子はデンプン質に富み、人間を含む動物の食料になる。また、日本の古典的な玩具(コマ)の材料になった。

※多くのドングリはアクがあり、アク抜きが必要。シイの実はアクが少ない。

◇ 花は、栗やシイの実とおなじだな。※ネットより引用

 【由来】

◇「ドングリ」は、この実をコマ(独楽)にして遊んだことから、コマの古名「ツムグリ」から「ドングリ」に転じた。朝鮮語で「丸い」を意味する「トングルダ」、蒙古語で「丸いを意味する「トグリク」、日本語で「丸い輪」を意味する「トグロ」等を語源とする、等、諸説あり。

◇「団栗」は当て字。「団」は「丸い」という意味で、団扇(うちわ)や炭団(たどん)と同類。要するに「丸い栗」ということになる。

改めて見てみよう

家に持ち帰り、以前のシイの実を比較してみた。

◇ 殻斗(かくと)の形状が異なる。うーん、ドングリのお椀状の殻斗とシイの実の皮状の殻斗がないと、区別が難しいね。

熊はドングリが好きとのこと、調べてみた。

◇ドングリを食べる熊。※出展:「のぼりべつクマ牧場」

因みに、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

お終い

 

 

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