こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎の行楽-糸島 つつみいし(包石)-

2023-08-28 22:36:15 | 行楽

今回は、糸島市最西端の「つつみいし(包石)」を取り上げる。包石のある場所は糸島市と唐津市の市境。そして福岡県と佐賀県の県境でもある。昔は、筑前国と肥前国、福岡藩と唐津藩などの国境になってきたと記録に残されている。包石の由来は、昔はこの石の上にさらに丸い石が重なり、鼓(つづみ)の形をしていたので「鼓石」といわれ、後に「包石」となったといわれている。

<2016年5月2日> 糸島市二丈鹿家

◇ 大きな岩を乗せた奇岩だね。場所を見ておこう

◇(海沿いの)国道202号沿いを唐津に向かって走ると、海岸に立つ頭に丸い大きな岩をのせた奇岩が見えてくる。うむ、“包み石”だ。因みに、石の他は、何もない! 因みに、糸島-唐津間は、バイパスの「二丈浜玉道路」があるが、行楽としては海沿いをドライブするのも楽しいよ。

因みに、この年は、志摩半島の二見ヶ浦・夫婦岩にも行っている。

二見ヶ浦・夫婦岩はこちら Link先 → 小次郎の行楽-二見ヶ浦・夫婦岩-

 

◇包石は“境”の目印。

◇ 国交省の管理区間も分かれている。

包石の所へ行ってみよう

◇階段をおりて、浜辺に出ると包石があるよ。

◇ これが包石。傍に碑がある。

◇ ボク達と比較すると大きさが分かる。デカいねえ!

傍に碑がある。勉強しておく

【包石の碑】

碑には『名にし逢う響の灘の白波は 鼓の石におとづるるなり』と書かれている。この歌は伊能忠敬

の一行が、1812年にこの場所を訪れて測量した時の日記の中に古歌として記されている。

【伊能忠敬(いのうただたか)】

江戸時代の商人・天文学者・地理学者・測量家……。 寛政12年から文化13年まで、17年をかけて日本全国を測量し、『大日本沿海輿地全図』を完成させ、国土の正確な姿を明らかにした。(Wikipediaより)

【包み石の由来】

昔はこの石の上にさらに丸い石が重なり、鼓(つづみ)の形をしていたので「鼓石」といわれ、のちに「包石」となったといわれております。

 天正16年(1588年)の肥前国と筑前国の境界線協定の締結記録にもこの場所が記されている。

※ 平成14年9月の台風で倒壊。2年後の平成16年8月に復元。

景観を見ておこう

◇ 浜辺の散策も楽しいよ

◇ ボクは岩場でまったり。

筑肥線の電車も走っている。車窓からの景観もいいモンだよ。ん? 車で行ったんだろう? そうなんだが………。

【筑肥線】

「JR筑肥線」は、令制国の筑前国の“築”と肥前国の“肥”を取って命名されたもの。鉄道の路線で同じパターンで命名されているもの多い。調べてみた。

◇ 日豊線(にっぽうせん): 日向・豊前間  ※ 小倉駅 - 鹿児島駅

◇ 筑豊線(ちくほうせん) :筑前・豊前間  ※ 若松駅 - 原田駅

◇ 肥薩線(ひさつせん): 肥後・薩摩間  ※ 八代駅 - 隼人駅

うーん、久大線(きゅうだいせん): 久留米・大分間なので、令制国ではない。ま、細かいことは言わないようにしよう。

【九州の令制(りょうせい)国】

令制国上の「九州」 一般に「九州」とは、令制国の西海道のうち筑前国・筑後国・肥前国・肥後国・豊前国・豊後国・日向国・大隅国・薩摩国の9国の総称とされている。(出展:Wikipedia)

ママとパパが玄界灘へとつづく海岸線を見ながら釣り談義をしていた。うむ、包石とは関係ない。

ママ:あんな岩場にはアラカブがいるんだよ。アラカブは美味しいよね。

パパ:そうだね。昔、子供の頃は、この様な岩場では(兄さんと)メバルを釣っていたよ。

ん? アラカブとメバルってどう違うんだっけ? ネットで調べてみた。

※ アラカブ(カサゴ(笠子))は頭がでかく笠をかぶっているように見える。一方、メバル(目張)は目が張ってでかいのが特徴。

お終い

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小次郎と夏の草花-ハマナデシコ(浜撫子)-

2023-08-21 22:47:34 | 夏の草花

今回は、ハマナデシコ(浜撫子)だ。フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれるナデシコ属の多年草で、切り花や花壇用に“ベニナデシコ”の名称で栽培されるという。由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているから。因みにナデシコ(撫子)は「撫でて育てるかわいい子のような花」の意味が込められているという。

<2023年7月30日> 美咲が丘

◇ ここは、ブルーベリーがあったお家。ウッドデッキの横に植えられている。うむ、この場所もいい!

上から見てみた

花をよく見てみよう

◇ こんな花なんだ。勉強しておこう

【ハマナデシコ(浜撫子)】※ Wikipedia、他

◇ ナデシコ科ナデシコ属の多年草。フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれる。切り花あるいは花壇用にベニナデシコの名称で栽培もされる。

◇ 自生は海岸の砂地とのこと、調べてみると「松江の花図鑑」に “島根の海岸で撮影”の画像があった。うむ、これは自生なんだろう。※ 栽培種とは雰囲気が少し違うね。

◇ 原産地は日本、中国。本州~四国、九州、沖縄の海岸の砂地に自生します

◇ 開花時期は6月~11月。茎の頂上に密に着き「集散花序」となる。花色は船名な紅色と白色がある。

 【由来】

ハマナデシコ(浜撫子)の由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているから。因みにナデシコ(撫子)は「撫でて育てるかわいい子のような花」の意味が込められているという。語源由来辞典によれば「ナデシコは花が小さく、色も愛すべきところから、愛児に擬した「撫でし子」が有力である」とある

改めて見てみよう

◇ つぼみ!

お終い

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小次郎と夏の草花-フェイジョア-

2023-08-12 22:17:05 | 夏の草花

今回はフェイジョアだ。フトモモか科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣としても評価が高いという。散歩中、木に咲く赤い花を見つけた。遠目に、木の緑の葉の間に赤い点々が見え、最初は“赤い実?”とも思った。近づいてみると、エキゾチックな赤い花だった。

<2018年6月4日>美咲が丘

全体像から見てみよう。

◇ 遠くからは、木の緑の葉の間に“赤い点々”が見えるんだな。近づいて見上げてみる

◇ 花びらはピンク色で、長い赤色の雄しべが見える。うーん、花の形状はイマイチ。

逆方向から見てみよう。

◇ 木は大きく、花も沢山咲いているんだけどね。

◇ 見上げると首が痛くなるね。お家の方とのやり取りを示す。

パパ:この木は何ですか? 赤いのは花ですか?

家人:フェイジョアですよ。家を建てた時、庭木の選択に迷っていると、植木屋さんに「フェイジョアは如何ですか? 赤い花を楽しめ、実は果物として美味しいので、今、人気ですよ!」とのことで庭木に選んだのです。

パパ:ほー、食べられる実ができるのですか、いいですね!

家人:実ったら差し上げましょう。熟した実は美味しいのですが、熟すとすぐ落ちちゃうので収獲のタイミングが難しいのですよね。

「背が高くない木もありますよ」と教えてくれた。

◇ 確かに、近くで花を観察出来る。

◇ こっちは50㎝位。幼木かな?

こんな花なんだ。 フェイジョアの勉強をしておこう

【フェイジョア】

◇ フトモモ科・アッカ属の常緑小低木。果物として食用に栽培されるほか、庭木や生け垣としても人気がある。別名パイナップルグアバと呼ばれる。

◇ 原産地:ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ。 渡来時期は昭和初期(米国経由)

◇ 開花期:7月~8月。

◇ 花は、分厚い花弁の外側は白い綿毛が生え、内側は薄紫色、鮮やかな赤いおしべが特徴 

  ※ 果実の写真 出展:DELISH KITCHEN

◇ 果実:パイナップルとバナナとリンゴを混ぜたような味で、甘い香りを漂わせる。ジャコウ(麝香)のような香りがあり、食味は西洋ナシやグアバのような甘味がある、との表現も。生食やジャムにして食べられるという。

◇ 由来:名前は植物学者“フェイホア”に因む。

お終い

【写真一覧】

小次郎とフェイジョア

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小次郎と果物-ブルーベリー-

2023-08-05 23:58:30 | 果物・果実

今回は、ブルーベリー。ブラックベリーと「どう違う?」。ブラックベリーはバラ科キイチゴ属だが、ブルーベリーはツツジ科スノキ属なので、違う種なんだね。でも、「ストロベリー」「ブラックベリー」「ブルーベリー」は、“ベリー”と付くし、ごっちゃになるね! と、パパは独り言を言っている。

<2023年7月30日> 美咲が丘3丁目

◇ 庭にブルーベリーの木があり、今年は沢山なったので、おすそ分けで沢山頂いた。で、小次郎と記念撮影すべく訪問させていただいた。

まずは、小次郎クンとのツーショットだ。

◇ 樹高は1.5~3m程度とのこと。そんなに大きくないんだ!

◇ そっちの花は違うよ!

◇ 10年位前に植えたそうだ。幹もそんなに太くならないのかな?

実に着目

◇赤い実が“ブルー”になったら食べ頃みたい。ブルー(青)というよりは紫色に近いような気がするけどねえ。

ちょっと勉強しておこう

【ブルーベリー】※ Wikipedia、他

◇ ツツジ科スノキ属の低木果樹およびその果実(ベリー)の総称。果実は生食・加工いずれにも用いられる。栽培種の成木は1.5~3m程。

◇ 野生種(近縁種)はヨーロッパ、東アジア。日本でも(近縁種の)クロマメノキ(黒豆の木)などの野生種を食用としていた。

◇ 開花期は4月~5月頃に白またはピンク色のドウダンツツジに似た釣鐘状の花を咲かせ、花後に1.5㎝程の青紫色の果実が実る

◇ 古くから食用とされてきた。20世紀に果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ハーフハイブッシュ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出された。生食の他、ジャム等の加工食品と使われる。アントシアニンが豊富で「目の網膜に良い」と謳われるが、学術的には確認されていない。なお、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールを沢山含んでおり、健康食品として人気。

 【由来】

「Blue(ブルー)」は青色で、「berry(ベリー)」は核のない果肉の柔らかな食用小果実という意味で、青い食用の果実をつけることからその名前がつけられた。

因みに、

◇「ブラックベリー(黒のベリー)」は『熟すと黒くなる実がなる』ことが由来。

◇(イチゴの)「ストロベリー(strawberry)」は、ストロー(麦わら)+ベリー(小果実)の意。ストローは、地を這い広がった姿からと言われる。

【ベリーとは】

ベリー(Berry)とは、小さく多肉質・多汁質で、しばしば食用になる果実の総称。代表的にはイチゴ、キイチゴ、クワ、セイヨウスグリ、ブルーベリーなどがある。

ブルーベリーに戻ろう

◇ お家の方が、パパとのツーショットの撮影をしてくれた。

◇ こうやって見ると、ボクもまだ若く見えるかな?

実を改めて見てみよう

◇沢山頂いた。食べる前に小次郎クンと遊んでみた。

◇ ん? なに、これ! 食べられるの? 

◇ 足の上に一個置いてみた。

◇ 何やってんの?

◇ 顔の前にも、クンクン嗅いでいたけど………。食べなかった。

◇切ってみた。 うーん、種はどれなんだろう? ネットで調べると「果実を潰してみると極小のツブツブがみえます。それが種」という。

断面を見ただけでは分からない。で、我々は「種も丸ごとたべる」事になるらしい。

お終い

 

 

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