こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-イチハツ(一初)-

2021-05-30 15:05:23 | 春の草花

今回は、イチハツ(一初)だ。一八、鳶尾とも書く。アヤメ類の中で一番最初に咲くので「一初(いちはつ)」の名があるという。美咲が丘のお宅でみかけて、家の方と「アヤメですか?」、「いや、アヤメではなく、えーと、確か、イチハツという名前」との会話。うーん、関東にいた頃は「水郷潮来あやめまつり」「葛飾菖蒲まつり」だったので、つい、「あやめ」「ハナショウブ」「カキツバタ」となってしまう。

<2021年4月11日>

◇ ここは、美咲が丘3丁目。フウセントウワタ(風船唐綿)があったところだよ。

フウセントウワタはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花ーフウセントウワタ(風船唐綿)-

全景からズームインしてみていこう。

◇ ここは、いろんな花が植えられている。

◇上から眺めてみた。

◇ 4月11日でこの状況。アヤメやハナショウブは6月頃だから、ずいぶん早い。一初(一番最初に咲く)由来通りだね。

◇ つい、アヤメでしょ! と思ってしまう。 違いについても調べてみた。後で記そう。

◇ 花の根元がトサカ状になっているのがポイントだって! ちょっと勉強しておこう

【イチハツ(一初)】

◇ アヤメ科アヤメ属の 中国に分布する多年草

◇ 原産地:中国 渡来時期は室町時代。(本州、四国、九州、沖縄)

◇ 開花時期:4月~5月。アヤメ類の中では比較的早く、最初に咲くと言う意味からイチハツ(一初)と呼ばれる。

   ※ アヤメ属の中では、シャガ(著莪)が最も早く開花する。

◇ 花は、外花被片3枚と内花被片3枚があり、外花被片は倒卵形で下垂し内花被片は斜めに開く。

※ 外花被片にトサカ状の突起物が付いておりイチハツの大きな特徴となっている。

【名前の由来】

◇「一八」「一初」は、アヤメ類の中では比較的早く、最初に咲くと言う意味から。

◇「鳶尾」は、漢名から。

   ※ 葉が剣形のため、火災を防ぐと云う俗信から、わらぶき屋根に植えた。

 【菖蒲と花菖蒲】

◇ 「花菖蒲」は、端午の節句で馴染みの「菖蒲(しょうぶ)」に葉が似ていることと美しい花が咲くことから“花菖蒲(ハナショウブ)”と呼ばれる。

※ ショウブ化のショウブ(菖蒲)とは全く別の植物である。

◇ 漢字の「菖蒲」は、ショウブやハナショウブは“菖蒲”で構わない。が、アヤメの漢字表記は“文目”が正しく“菖蒲”は誤用という。

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「アヤメ」、「カキツバタ」、「ハナショウブ」、「アイリス」、「イチハツ」の違いを調べてみた。ま、ネット情報の抜粋だ。

※ 他にも葉などの違いもあるようだけど………

◇ うーん、“外来種”と書いたけど、室町時代に渡来だから、日本古来と外来と分ける必要はないかもね。でも「ジャーマン(ドイツ)」「ダッチ(オランダ)」の名前が付いているし………。

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ちょっと、昔を懐かしんでみよう。ん? 年を取った証拠だって?

【水郷潮来あやめまつり】

◇ 潮来あやめまつりの様子(※ネットより)

◇ アヤメ園近くにて-1989年(平成元年)5月5日ー    太郎(初代):1983年~1998年

  ボク(太郎)はアヤメ園よりは、原っぱのほうがいいんだよ。

【水郷潮来:茨城県潮来市】

◇ 霞ヶ浦、利根川などに面した水郷で有名な都市
◇ 江戸時代に利根川水運の港町として栄え、現在は水郷筑波国定公園の一角。
◇ 水郷潮来あやめ園を中心としたあやめ(花菖蒲)の名所や川を巡る十二橋めぐりといった水郷特有の観光名所を有する。

 

【葛飾菖蒲まつり】

◇ 堀切菖蒲園。(※ネットより)

◇ 自宅にてー2003年(平成15年)7月21日ー  小太郎(2代目):1994年~2006年 次郎(3代目):2000年~2013年

小太郎と次郎:ねえねえ、パパ。どこかへ遊びに行こうよ!

パパ:先月(6月)に堀切菖蒲園に行ったじゃん! 行った証拠写真はないけど………。お家でのんびりしようよ。

【堀切菖蒲園:東京都葛飾区堀切】

◇ 綾瀬川沿いに位置し、江戸系花菖蒲を中心に200種6000株の花菖蒲が植えられている。
◇ 江戸時代には「江戸百景」に数えられ、名所案内や紀行文、鈴木春信・歌川広重の浮世絵に登場する。
◇ 見頃は6月の中旬。例年6月初旬~20日後に葛飾菖蒲まつりが開催される

もとにもどって、イチハツを観賞しよう。

お終い。

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小次郎と春の草花-ヤマブキ(山吹)ー

2021-05-25 22:50:35 | 春の草花

今回は、ヤマブキ(山吹)だ。北海道から九州の低山や丘陵地に普通に生える落葉の低木。美しい“山吹色”の花が咲くので『万葉集』にも詠まれるなど、古くから観賞されている。

<2021年4月10日>

◇ ここは美咲が丘のとあるお宅。「なんの花ですか?」「ヤマブキ(山吹)ですよ」「エッ、これがヤマブキですか? “山吹色”のもとになったといわれる?」のやり取り。

【山吹色(やまぶきいろ)】

山吹の花のような鮮やかな赤みを帯びた黄色のこと。 色名は黄色の花を咲かせる植物の山吹に由来し、平安時代より用いられている。

全景からズームインしてみよう

◇ 花壇は、草花の配置も素晴らしい。また、手入れもしっかり行き届いている。樹木の間のクリスマスローズ(この時点では終了)も、見事だった。ん? クリスマスローズって?

クリスマスローズはこちら Link先 → 小次郎と春の草花ークリスマスローズ-

◇ うーん、小次郎とのコラボはこれが限度。以降は、花をズームインしていこう

◇ うーむ、これが “山吹色”なんだ! ん? 山吹色といえば「小判」「悪代官」が思い浮かぶ。うーん、パパは時代劇の見過ぎかもしれないね、小次郎クン?

【山吹色のお菓子】(ネット情報)

山吹色と言えば小判。時代劇で、悪徳商人が「お代官様がお好きな山吹色のお菓子をお持ちしました!」と袖の下として差し出し、お代官は「〇〇屋、お主も悪よのう!」と言って受け取るのが定番。

 ところで、この“山吹色のお菓子”を実際に売り出した人がいる。有限会社「セントラル・スコープ」の代表の野原さん。

◇ 「山吹色のお菓子」といえば、時代劇でワイロ。

◇ 時代劇を見ていて「自分達で売ってみようか!?」と思い立った。

◇ ジョーク商品として徐々に浸透。企業や個人、銀座のホステスからの引き合いもある。

◇ 高級感あふれる箱には9つの小判。樹脂製の小判風ケースを開けると、焼き菓子のダックワーズが姿を現す。クリームに使われているのは黒ゴマという。

【宣伝文句】

『勘の良いお客様ならもう言わずもがな…ゴマスリ用の腹黒いお菓子でございます。「山吹色のお菓子」の意味通り、袖の下としてお客様のお役にたてれば幸甚に存じます』

 ※ 値段は税抜き3千円と決して安くはない。

話しがそれた、植物のヤマブキに戻ろう。

◇ これ、八重咲きの花だね。一重咲きもみてみた。ネットから引用する。また、勉強をしておく。

◇ 一重の「ヤマブキ」。出典:tenki.jp

【ヤマブキ(山吹)】

低山の明るい林の木陰などに群生する。樹木ではあるが茎は細く柔らかい。花は一重と八重がある。日本で古くから栽培されているのは八重咲き。八重咲き種では、雌しべが退化して花弁に変化しており実をつけることがない。なお、一重の基本種では実がつく

-太田道灌のヤマブキ伝説―

◇ 太田道灌は。ある日、鷹狩りにでかけて俄雨(にわかあめ)にあって農家に駆け込む。

◇ 道灌は「急な雨にあってしまった。蓑(みの)を貸してもらえぬか。」と声をかける。

◇ 対応した年端もいかぬ少女が黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪でした。

◇ 花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない!」と怒り雨の中を帰って行く。

※イラスト:yjkobm.co

◇ その夜、近臣が、

『後拾遺集に「七重八重 花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき」という歌があります。

その娘は「実の=簑は一つもありません」と蓑が一つもない貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。』

と言いました。

◇ 道灌は己の不明を恥じ、この日を境に歌道に精進するようになったといいます。

-太田道灌のヤマブキ伝説(End)―

※ 「実の=簑(みの)」。そもそも、“簑”って? うむ、雨具のことだ。ネットから画像を引用する。

これ、「エリカ」でも取り上げている。

エリカはこちら Link先 → 小次郎と冬の草花3ーエリカ-

うむ、また、話しがそれた。花の勉強中だ! 元に戻ろう

◇ バラ科ヤマブキ属

◇ 原産地:日本。国外では中国にも産する。

※ 古歌にも好んで詠まれ、平安時代には蛙(かわず)とともに読み合わせれることが多くなった。

◇ 花期:4月~5月。花色は黄金色に近い黄色。

◇ 現在残っている品種は「八重」「斑入り」「白花」「菊咲き」の4つ。なお、シロヤマブキはヤマブキとは関係のない種であり、花弁は4枚。

【名前の由来】

山の中に生え、花の色がフキ(蕗)に似て金色で美しいことからと、枝が細く弱々しく風になびいて揺れやすく、山を振り動かしているような風情から。古くは山振(やまぶき)の字で、後に「ヤマブキ(山吹)」に訛り変わった。

花をもう一度見ておこう。

お終い。

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小次郎と春の草花-チューリップ-

2021-05-19 22:42:25 | 春の草花

今回は、チューリップだ。春の花として人気が高い。オランダの風車とチューリップ畑が思い浮かぶが原産国はオランダではないという。

<2021年4月3日>

◇ 美咲が丘3丁目。見頃だね!

◇ うむ、小次郎は、花に対抗して負けじ魂を見せつけている? 

◇ 真上から見てみた。右下は小次郎クンの頭から背中にかけてだよ。

◇ 真ん中が雌しべで、周りの茶色のところが雄しべかな?

この時期、あちこちで見ることができる。

◇ ここは、駐車場の一角が花壇になっている。円形がいいねえ!

◇ この時は、白と黄色のチューリップだったが、しばらく後では、他の色も咲いていた。

他にもあちこちにあったが、その前に、チューリップの勉強をしておこう。

【チューリップ】

花も葉もシンプルで美しい世界中で人気のある植物。品種は5000種以上ある。

◇ ユリ科チューリップ属の球根植物。和名は鬱金香(うっこんこう)。

◇ 原産地:トルコ。生産地ではオランダが有名。トルコからオランダに伝わったのは16世紀。日本へは江戸末期に幕府の遣欧使節が持ち帰ったのが最初。

◇ 花期:3月下旬~5月上旬。

◇ 草丈は10~70㎝で、代表的な単項花序である。花色は、白,赤,ピンク,オレンジ,黄,緑,紫,黒,複色、など多彩。

  ※ 単項花序:茎の先端に単独で花をつける形態。

 【名前の由来】

◇ 語源は「チュルバン」でターバンのこと。トルコ駐在のオーストリア大使が現地で「何の花か?」と尋ねた時、通訳が誤って「花の形はターバンに似ている」と答えた。そして、この花の名前は「チュルバン」と伝わり、「チューリップ」になったそうな。

  ※ ターバンに似ているかな? (イラストはネットより)

◇ 鬱金香はこの花の香りが“ウコン”のような、埃臭い(ほこりくさい)ことに由来

※ チューリップの花の香りは概してあまり良くない。

それでは、ふれあい通り(バス通り)のを見てみよう。

これ、近くの方が植えて世話をしているのだろう。

◇ 小次郎くん! どこを見ているの? 花はどうでも良い! と言う感じ。

 

◇ チューリップ以外もあるけど………、なんの花かな?

【オランダとチューリップとバブル】

「チューリップといえばオランダ!」となるのは、オランダがチューリップの生産量が世界一で、国花となっていることもあるが、チューリップバブルも関係していると、個人的には思っている。因みに、小次郎は、ん? バブル? なにそれ! と言う感じ。

◇ 1630年代のオランダは「チューリップ狂時代」と言われるチューリップ価格バブルが発生。

◇ 当時、トルコのオスマン帝国からもたらされたチューリップの球根が異常に高騰した。

◇ バブルのピーク時は「無窮の皇帝」と名づけられた球根1個に5ヘクタールの土地との交換取引が行われた。

◇ 1637年の球根のカタログ(Wikipediaより)では価格は「3,000~4,200ギルダー」と書かれている。

◇ 当時の熟練の職人の年収は300ギルダーだから、年収の10数倍。すごい!

 ◇ チューリプ価格は、1637年を境に急激に下落し多くが破産してオランダ経済は大打撃を受けた。

 それから300年後。1990年~2000年にかけて米国を中心にインターネット企業の株価が異常に高騰した「ITバブル」が発生。懲りないものだね。

【小太郎くんとチューリップ-1998年(利根町)-】

2代目小太郎くん(1994年~2005年)とチューリップ。うむ、23年前のことだ。

◇ 小太郎くんは4才。4月11日の日差しが強く、目を細めている。

◇ チューリップは、プランタンに植えたもの。

 

お終い

 

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小次郎と春の草花ーキンレンカ(金蓮花)-

2021-05-16 23:00:59 | 夏の草花

今回は、キンレンカ(金蓮花)だ。別名はノウゼンハレン(凌霄葉蓮)。うーん、“キンレンカ”は、キンセンカ(金盞花)やホウセンカ(鳳仙花)と名前がごっちゃになるなあ。

<2021年3月15日>

◇ おー、花が沢山・うう、どれがキンレンカ? ん? 以前聞いたフレーズだな。 

◇ 矢印がそうだよ。他のは、上の赤いのが「クンシラン(君子蘭)」、ピンクが「ベゴニア」だと思うよ。

キンレンカをじっくり見てみよう

◇別名をノウゼンハレン(凌霄葉蓮)ともいう。美しい花を観賞するためや茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。

◇花の中心部は金色だな。名前の由来になっているのかな? もう少し、ズーム。

◇ 花弁の基部にあるヒゲのような突起が特徴という。

◇ 丸い蓮のような葉が名前の由来という。  ちょっと勉強しておこう

【キンレンカ(金蓮花)】

◇ ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の一年草

◇ 原産地:ペルー、コロンビア 江戸時代に渡来

◇ 開花時期:4月~7月、9月~11月。

◇ 花は、5枚の花弁があり、花弁の基部にはヒゲのような突起がある。

【名前の由来】

◇「凌霄葉蓮」はノウゼンカズラに似た花を咲かせ、ハスに似た葉を持つことに由来。

◇「金蓮花」は金色の花を咲かせ、ハスのような葉を持つことに由来。

ノウゼンカズラ(凌霄花)も見ておこう

◇ ノウゼンカズラ(凌霄花)はこんな花だ。

再度、全体を眺めよう。

お終い。

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小次郎と春の草花-クンシラン(君子蘭)-

2021-05-15 14:55:30 | 春の草花

今回は、クンシラン(君子蘭)だ。春に咲く豪華な花だが、つやのある葉が一年中楽しめ、観葉植物としても楽しめるという。株の寿命が長いので長年育てて楽しめるとも言う。名前に“ラン”とついているがラン科ではなくヒガンバナ科の植物。

<2021年3月15日>

◇ おー、花が沢山。ん、どれがクンシラン?

◇ 矢印がそうだよ。 他のは、赤いのが「キンレンカ(金蓮花)」、ピンクが「ベゴニア」だと思うよ。

◇ ここは、ボク(小次郎)を可愛がってくれる方のお家。玄関前での撮影もOKしてくれたよ。

◇ ボクをクローズアップ! うーん、花に着目していいよ。

◇ この鉢植えは、ずいぶん前からのもの。毎年、キレイに咲いて楽しませてくれるという。

◇ まとまって咲いているのが見応えがあるね。 

ん? “クンシラン”って、以前取り上げていなかったっけ? そう、アガパンサスの別名だ。

 たしか、

『梅雨の頃、紫色の小花をたくさん咲かせる。葉が君子蘭に似ており、別名を「紫君子蘭(むらさきくんしらん)」ともいう』

と紹介した。

アガパンサスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花ーアガパンサス(紫君子蘭)-

◇ 君子蘭と紫君子蘭(アガパンサス)並べて見てみよう。

ここで、君子蘭を勉強しておこう

【クンシラン(君子蘭)】

 ヒガンバナ科で、原産地では、多くは森林の薄暗い場所に自生する。ヒガンバナ科は地中に鱗茎を作るがクンシランは太い根を張るのみ。

※ アガパンサスは遠縁にあたるらしい。

 ◇ ヒガンバナ科クンシラン属

◇ 原産地:南アフリカ・ナタール地方。明治時代に渡来。

◇ 花期:3月~5月。

◇ 花は集中花序で、花茎40~50㎝で、15~20個の花をつける。花色はオレンジが主流だが、黄色や緑色もある

◇ 葉は8~10枚ほど根性し、濃緑色で肉厚の光沢があり観葉植物としても人気がある。

 【名前の由来】

◇ 明治に渡来した時の品種が「クリビア・ノビリス」で、その“ノビリス(高貴という意味)”に因んで付けられた。

※ 君子:学識・人格ともに優れた人や高位の人を指す

◇ 何故“ラン?”

定かではないが「江戸時代や明治時代に日本に渡来したときに“珍しい洋物”に「〇〇蘭」と名付けたのでは?」との意見もある。

花にズームしたあとは、再び引いて、全体を眺めよう。

お終い

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小次郎の行楽ーはな咲公園・藤・荻浦古墳群-

2021-05-07 23:05:12 | 行楽

今年(2021年)も、コロナで「ゴールデンウイークもステイホーム」と言っている。昨年は「ホームステイウイーク」だったよね。確か「ボクと一緒に糸島の二見ヶ浦の海岸に行ってみよう」と取り上げたよね。今回は、はな咲公園へ行って、藤の花を観賞した後に(移築復元された古墳を見て)古の美咲が丘に思いを馳せてみよう。癒されるかもよ。

二見ヶ浦の行楽はこちら Link先 → 小次郎の行楽ー二見ヶ浦・夫婦岩-

【藤棚と移設復元の古墳】

◇ 「ボク(小次郎)」「藤(花)」と「移設復元の古墳」のコラボだ。ん? 分かんないって?

◇これで分かるかな?

【藤棚】<2021年4月22日>

◇今の時期(4月末)が見頃だが、今年は、花が少ない。

◇ 下から見上げると……。

◇ 椿の木には延びていない。ん? 剪定されたのかな?

【美咲が丘の古墳】

ん? 美咲が丘に古墳なんてあるの? うむ、あった! 名前は「荻浦古墳群」。ちょっと勉強をしておこう。

【荻浦古墳群】

美咲が丘の団地造成で17基の古墳が発見された。うむ、ボクんちも古墳だったかも? そのうちの二基の石室が「はな咲公園」に「移築復元」されている。古墳の主は「美咲が丘」一帯を治めた首長だそうだ。

※ 出土品は伊都歴史博物館で保管。

  移築復元されたのは以下の二基。

◇ 砂魚塚(はぜづか)1号古墳

紀元6世紀の中頃の全長24mの前方後円墳。石室から400点に及ぶメノウ、水晶、ガラスなどで作られた豊富な装身具が発見され、また、出雲地方との交流を示す碧玉の原石も見つかっている。

 ◇ 坂の下(さかのした)5号古墳群

 紀元6世紀末の古墳。円墳1基、方墳4基の計5基がある。5号墳は山の斜面を造成して築かれた一辺10mの四角型で、地下の石室には5トンもの巨石が使われ、当時の石造・土木技術を垣間見ることが出来る。

 それでは行ってみよう! 古(いにしえ)のロマンを感じることができるかもね。

◇ 住宅地を通ると、450m(5分)の行程。ん? 行楽には近すぎる? ま、コロナ禍だし………

はな咲公園の全景を見ておく。

◇ 後方のこんもりとしたところは、荻浦神社だよ。

◇ 移築復元された「古墳」。説明の碑もある。

◇  美咲が丘に眠る古人(いにしえびと)に幸あらん 

  砂魚塚(はぜづか)1号古墳(左)と坂の下5号古墳(右)

 砂魚塚古墳は当地の西南西200mにあった紀元6世紀の中頃に………(略)……… この二基の古墳の主は「美咲が丘」一帯を治めた首長である。「美咲が丘」の歴史を後世に伝えるために、石室をこの地に移し復元した。

【発掘】※ 出典:伊都國歴史博物館のFacebook

【出土品】

出土品は、伊都歴史博物館で保管されている。

【はな咲公園】

名前の通り、季節毎に花が楽しめる。

【サクラ(桜)】

◇ 可也山を望む。古の人もこの景色を見たのかもしれない。

【ツツジ(躑躅)】

【クロガネモチ(黒鉄黐)】

花じゃないけど………。

◇ 大きなクロガネモチの木! 上の方に赤い実が見えるだろう?

◇赤い実もキレイだよ。 ※ クロガネモチは赤い実のシリーズでも取り上げている。

お終い

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小次郎と春の草花-フジ(藤) はな咲公園 椿と藤のコラボ -

2021-05-04 22:48:49 | 春の草花

藤と言えば「藤棚」が定番。で、はな咲公園の藤棚を取り上げたが、ここでは、椿とのコラボも見ることができる。もっとも、藤の花の見頃は4月下旬。椿の花は終わりの時期なので微妙ではある。

◇ うむ、こんな感じだ。まずは、藤棚から見ていこう。

<2018年4月19日>

◇藤棚と椿。藤は見頃だが、椿は終わりの時期。椿の上の方の紫色は藤の花なので、一見、椿とは分からない。うーん、地面近くを見る限り、藤と椿が繋がっているようには見えないが……。

反対側から眺めて見ると状況が分かる

◇ 椿の木に延びているのがわかるかな? 分かんない!? マークを付けてみる

◇ 「棚の上からの藤のツル」が椿の枝に絡まって繋がっている。藤棚との距離はそれなりにあるんだが………。

棚の高さだと、椿の枝と近くなっている。

◇ 椿の木のてっぺんに藤の花が咲いている。

◇ ん? どこに椿の花が? 目視だと、赤い椿の花が点々と見えるのだが、写真にすると………、分かんない? マークしてみる

◇ 椿の花は、チラホラだが、結構ある。ズームしてみる。

◇ うむ、先頭の椿の花と藤の花のコラボ。 もういっちょう。

◇ もう少し沢山の椿の花があるといいのだが………。ま、今の時期、椿は終わりなので仕方がない。

◇ 椿の花にズーム。

お終い

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小次郎と春の草花-フジ(藤) はな咲公園-

2021-05-03 14:03:27 | 春の草花

今回は、フジ(藤)だ。ボク(小次郎)の朝の散歩中の写真だ。早朝(7時36分)でフジを見に来るはまだ少ない!

※ はな咲公園の藤棚。左の柵の内側は、移設復元された砂魚塚・坂の下古墳(紀元6世紀)。

<2018年4月19日ー美咲が丘 はな咲公園> 

◇藤棚がキレイだね。

◇ ボク(小次郎)はどう?

◇花序は枝の先端にでて100㎝にも達することがあるという。ここは、30㎝くらいだ。

◇ すごく沢山咲いている。

花の形は、蝶に似た形なので「蝶形花(ちょうけいか)」という。ちょっと調べてみた。

◇ 花びらは5枚で各々「旗弁」、「(黄色い)蜜標」、「翼弁」、「竜骨弁または舟弁」という名前が付いている。

◇ 蝶形花冠をしたマメ科の花は、昆虫が蜜標を目印にしてもぐりこむとき脚で翼弁と舟弁を押し下げます。 すると舟弁の中に隠されていた雌しべと雄しべは押し下げられないので外に出てきて昆虫に花粉をつけたり、昆虫から花粉を受け取ったりします。 昆虫が飛び去ると翼弁と舟弁は元の位置にもどり再び雄しべ雌しべは隠れてしまうのです。(出典:マメ科の蝶形花冠)

ほー、面白いね。フジの勉強しておこう。

【フジ(藤)】

つる性落葉木本で長い穂のような花序を垂れ下げて咲く。日本の固有種で、花が咲く頃には「藤棚」が観賞・観光の対象となる。古事記の時代から観賞されている。現在では世界各地で植えられている。

◇ マメ科フジ属の落葉木本。

◇ 原産地:日本(本州、四国、九州、沖縄)

◇ 花期:4月下旬~5月中旬。花序は枝の先端に出て下に垂れるように伸び、時に100cmにも達し、多数の花を付ける。

◇ 花色は、紫,ピンク,白

 【名前の由来(Wikipediaより)】

◇ 歴史的仮名遣いでは「フヂ」と書かれ、風が吹く度に花が散るので「吹き散る」の意との一説がある。

◇ 漢字の「藤」は中国産の種のシナフジを中国で紫藤と表記しており日本でこれを省略して当てた。

◇ 「藤」の字は「藤本(とうほん)」、即ちちつる性で木本性の植物を指す言葉。

以前を見てみよう。

<2016年4月24日>

◇ ここの藤棚は、毎年、4月25日頃が見頃!

◇ 小次郎を抱きかかえて、フジの花に近づけてみた。彼は、迷惑そう!

<2014年4月26日>

◇ キレイだね、小次郎くん。ん? よそ見しちゃって………。早く、歩こうよ! の雰囲気。

お終い。

 

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