こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と冬の草花 2 - ロウバイ(素心蝋梅) 高塔山 -

2019-01-29 21:35:59 | 冬の草花

冬の花といえば? 山茶花、椿は取り上げたし………。他には、シクラメン、パンジー、水仙、クロッカスなどが思い浮かぶ。が、ロウバイ(蝋梅)も代表的な花と言えよう。で、見かけたロウバイ(蝋梅)を、順次、取り上げる。まずは、若松区高塔山のロウバイだ。

◇ 北九州市若松区高塔山でのロウバイ。2018年1月3日撮影。まだ、黄葉した葉が残っているので花が目立たない。うーん、ボクも疲れた顔をしているなあ!

◇ 花には興味がないので、うろつくことにした。 ボクを無視して花を楽しんでくれたまえ!

◇ 花にズームイン。花の形がよく分からないな。

◇ うつむき加減にさいている。 ここで、ロウバイの勉強をしておこう。

【ロウバイ(蝋梅)】
◇ ロウバイ科・ロウバイ属の広葉の落葉低木。「梅」がついているため、バラ科サクラ属のいわゆる“ウメ(梅)”と誤解されやすいが別属である。
◇ 中国から来たので唐梅(カラウメ)とも呼ばれ、中国名も蝋梅。

◇ 半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた。
◇ 早生種は12月頃に、晩生種では2月にかけて黄色の香り高い花がやや下向きに咲く。


  

◇ これ、厳密には「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」らしい。普通、見かけるのはこのソシンロウバイがほとんどだが、これをロウバイと呼ぶこともある。基本種の“ロウバイ”は、花の中央部が暗紫色。福岡では「油山市民の森」で見ることができるという。実物をみてみたいものだ。

◇ 花を通して空を見上げてみた。確かに、半透明の「蝋細工」のような感じがする。

◇ ボクを目立つように写真を撮って! そうそう、この感じだ。

【写真一覧】

◇ソシンロウバイ(素心蝋梅) 北九州市若松区高塔山 2018年1月3日撮影
◇ツバキ(椿) 糸島市美咲が丘 2018年12月26日、2019年1月13日撮影
◇サザンカ(山茶花) 糸島市美咲が丘 2017年12月29日、2018年12月26日撮影
◇サザンカ(山茶花) 北九州市若松区高塔山 2017年12月21日撮影

小次郎と冬の草花 2 - ソシンロウバイ(素心蝋梅) 高塔山 -

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小次郎と冬の草花 2 - ツバキ(椿) 美咲が丘 -

2019-01-25 20:48:41 | 冬の草花

今回は、美咲が丘のツバキ(椿)だ。ん? 判断ポイントは? 咲く時期は『サザンカは秋~冬、ツバキは初春』なので12月26日撮影だとサザンカでは? とも思う。が、ツバキにも早咲き(11~12月)の品種もあるという。 

◇ 美咲が丘の「ゆめ咲公園」に咲くツバキだ。撮影は2018年12月26日。 うーん、サザンカではないの? キミ(小次郎)は横を向いているし………。ボクの向きは関係ない!

◇ 落ちている花に着目して欲しい。 よく分からないって? 

◇ 落ちている花を拡大してみた。わかった? そう、花首が落ちているだろう? 花の散り方は『サザンカは花びらがパラパラ散る。ツバキは花首からポトリと落ちる』なので、ツバキと判断した次第。 一つだけだと、誰かがちぎった可能性もあるので、他も見てみる。

◇ ボクの足元も花首から落ちている。

◇ 花をよく見てみよう。うーん、花での区別は難しい! ツバキについて勉強しておこう

【ツバキ(椿)】
◇ ツバキ科ツバキ属の常緑高木。光沢のある濃い緑の葉が特徴。藪椿、山椿とも。
◇ 原産地:日本、中国
◇ 開花期:11~12月(早咲き)、2~4月(遅咲き)。色は赤、ピンク、白、複色。

【名前の由来】
◇ 葉が丈夫なので「強葉木(つばき)」から椿(ツバキ)になった。
◇ 艶のある葉から「艶葉木(つばき)」から椿(ツバキ)になった。
◇ 葉が厚いので「厚葉木(あつばき)」から椿(ツバキ)になった。等の諸説。

◇ ツバキの花も綺麗だね。落ちている花を持ち帰って、グラスに活けてみた。

◇ グラス水を入れて浮かべてみた。しばらく楽しめる。 

 ちょっと、「×椿」のように“椿”を冠する花を調べてみた。
◇「雪椿」、「寒椿」:東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応した椿の亜種、変種。
◇「姫椿」:  サザンカ(山茶花)の別名。

◇「川椿」、「浜椿」、「海椿」:ハマボウ(黄槿)の別名
◇「夏椿」:シャラソウジュ(娑羅双樹)の別名。 

散歩しながら、他にも椿がないか? 探してみた。

◇ ここは、美咲が丘3丁目のガードレール沿い。よく見ないと花が分からない。これ、遅咲き品種(2~4月)かも知れない。ちょっとズームイン。

◇ 確かに、ツバキのようだ。まだ、地面に落ちている花がないので正確な判断はできない。

◇ 花より「濃い葉」が目立つ。

【写真一覧】

◇ツバキ(椿) 糸島市美咲が丘 2018年12月26日、2019年1月13日撮影
◇サザンカ(山茶花) 糸島市美咲が丘 2017年12月29日、2018年12月26日撮影
◇サザンカ(山茶花) 北九州市若松区高塔山 2017年12月21日撮影

小次郎と冬の草花 2 - ツバキ(椿) 美咲が丘 -

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小次郎と冬の草花 2 - サザンカ(山茶花) 美咲が丘 -

2019-01-22 21:22:30 | 冬の草花

今回は、美咲が丘のサザンカだ。ここでは、街路樹の間の生け垣にも沢山、植えられている。まずは、2017年12月29日の写真。

◇ うむ、見事なサザンカだ。最初は、ツバキ? とも思ったが、銘板が設置してある。銘板にズームインしてみる。

◇ 確かに、「サザンカ」と書いてある。これ、糸島市が植樹したもの。ズームアウトして場所を確認する。

◇ 「焼き肉 ヌルボン ガーデン」の看板。そう、この通りは「レストラン通り」とも呼ばれているう。ここ、正確には南風台8丁目だよ。ボクは、美咲が丘に住んでいるけど………。

◇ うーん、キミはすました顔をしているねえ。

◇ 逆方向から見てみよう。手前にの岩の間にあるのは「ハマユウ(浜木綿)」だよ。夏に紹介しているから、そちらもみてね。また、ニッコウキスゲもね!

もう少し、近よって花を見てみよう。

次に、2018年12月26日の写真を見てみよう。

◇ 2018年12月26日時点で、だいぶ散り始めている。うーん、前年は1月中旬だったような気がする。ところでツバキとの区別は?

【ツバキとサザンカの区別】

違いは「花の時期」と「散り方」で区別する。 なお、花の時期については、早咲き/遅咲きの品種があるし個体差もあるので、散り方が一番分かり易い。

◇サザンカは、秋~冬に咲く。一方、ツバキは、初春に咲く。

◇ サザンはの花は、花びらがパラパラとちる。一方、ツバキは、花の頭ごとボトッと落ちる。

◇ 花びらが“じゅうたん”のように散っている。うむ、花の散り方でも「サザンカ」と分かる。

 

◇ それにしてもかなり散っている。前年は12月29日時点で、殆ど散ってなかったぞ! うむ、同じ個体でも咲く時期がずれるようだ。暖冬も影響するのかな?

◇ 花の開き具合も………。もう、ボチボチ、お終い?

【写真一覧】

◇サザンカ(山茶花) 糸島市美咲が丘 2017年12月29日、2018年12月26日撮影
◇サザンカ(山茶花) 北九州市若松区高塔山 2017年12月21日撮影

小次郎と冬の草花 2 - サザンカ(山茶花) 美咲が丘 -

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小次郎と冬の草花 2 - サザンカ(山茶花) 仏舎利塔 -

2019-01-18 20:51:53 | 冬の草花

今回は、サザンカ(山茶花)だ。そう、童謡『たきび』の歌詞に登場する。えーと、どんな歌だっけ? 確か、『♪ さざんか さざんか さいたみち♪ たきびだ たきびだ おちばたき~♪』だった。今では見られない冬の風物詩だな。

◇ 仏舎利塔のサザンカ。仏舎利塔の入り口を示すように咲いている。 若松区高塔山の「仏舎利塔」について勉強しておこう。

【仏舎利塔(ぶっしゃりとう)】

インドのネパール首相より贈られた仏舎利を祭る塔。昭和32年建立。因みに「仏舎利」とは、釈尊の遺骨。仏骨。遺形(ゆいぎょう)のこと。

◇ ずーむ。ん? 小次郎が目立ち過ぎ。敷地の入り口にも大きな木があるのでみてみよう。

 

◇ 見事に咲き誇っている。

◇ イヤー、見事だね。 小次郎はどこだ? ちょっとズームアウトしてみる

◇ お、小次郎がいた。 今度は、花をしっかり見てみよう。

◇ サザンカの勉強をしておこう。

【サザンカ(山茶花)】
◇ ツバキ科・ツバキ属の常緑広葉樹。別名ヒメツバキ(姫椿)、イワハナビ(岩花火)。

◇ ツバキ科の葉には日本を代表する毒蛾のチャドクガ(茶毒蛾)が発生する。葉を食べられる被害とともに、「刺されて」被害にあう人が後を絶たない。一度指された経験があるが、ひどいかゆみに悩まされたものだ。因みに、茶毒蛾の発生が庭木としてのツバキやサザンカの最大の欠点とも言われる
◇ 原産地:日本
◇ 開花期:10月中~2月
◇ 由来は、中国でツバキ科の植物の「山茶(さんさ)」が語源。この漢字の読み方が「サンサカ」と訛り、その後、音位転換してサザンカとなったといわれる。

◇ 高塔山の他の場所にも沢山咲いている。

◇ 花を通してみる山間もいいもんだ。

◇ 空を見上げてみた。

【写真一覧】

◇ サザンカ(山茶花) 北九州市若松区 高塔山 2017年12月21日撮影

小次郎と冬の草花 2 - サザンカ(山茶花) 仏舎利塔 -

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小次郎と赤い実の草木 - クロガネモチ(黒鉄黐)-

2019-01-15 20:05:02 | 赤い実の草木

今回は、クロガネモチ(黒鉄黐)だ。実の付き方から千両?とも思ったが、何せ、デカい! 二階建ての住宅より高いし、幹の径は30㎝を越えている。千両は、樹高が0.7m~1mなのでどう考えても違う。 うーん? と、悩んでいると、街路樹の赤い実に似ていることに気づいた。そこには「クロガネモチ(黒鉄黐)」のネームプレート。

◇ ほら、デカいだろう?

◇ 近寄って見た。 うーん、小次郎を入れようとすると………。赤い実がピンぼけになってしまった。ま、ボクが主人公としておく。

◇ 赤い実にズーム。

◇ もっとズーム。 クロガネモチの勉強をしておこう

【クロガネモチ(黒鉄黐)】
◇ モチノキ科・モチノキ属の常緑高木。高さは15mにもなる。「クロガネモチ」が「金持ち」に通じる縁起木として庭木として好まれる地域もある。
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国南部。
◇ 開花期は5月~6月、結実期は10月~1月
◇ 名前の由来
樹皮から「鳥もち」がとれ、葉が乾くと黒褐色になり、そして若い枝が紫色なのを黒金(くろがね)に例えたといわれる。

◇ ここはJR筑前前原駅の南口。道路が整備されたときに、黒鉄黐の街路樹が植えられた。ネームプレートも設置されていた。

◇ 植樹されたばかりだが、しっかり赤い実も!

◇ ここは、JR美咲が丘駅前のロータリー。ここにもあったよ。短めに剪定されている。

◇ 赤い実がたわわ。

◇ この角度の方が、赤い実が映える。 うーん、ボクは?

◇ ここは、はな咲公園。いままで気づかなかった! この木、10mは越えているような気がする。

◇ ズームしてみると………。確かに黒鉄黐だ。

【写真一覧】

◇クロガネモチ(黒鉄黐) 福岡県糸島市 2017年12月30日、2019年1月14日
◇キノミセンリョウ(黄実千両) 北九州市若松区 高塔山 2017年12月21日、2018年1月3日、2019年1月3日撮影
◇マンリョウ(万両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日、2017年12月21日、2019年1月3日撮影
◇センリョウ(千両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日~12月21日撮影

小次郎と赤い実の草木 - クロガネモチ(黒鉄黐)-

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小次郎の生活 - 舌なめずり ー

2019-01-11 11:20:37 | 小次郎の生活

ワンちゃんの舌を見たことはあるかな? 結構、長いんだよ。ボク(小次郎)の舌を紹介する。

◇ よく見るのはこんな感じ。舌を出してハアハアしているが、これ、舌を出して呼吸することで より冷たい空気を体内に出し入れして体温を調節したいるんだよ。さらに、唾液を蒸発させて熱を放出しているんだよ。ま、考えながらやっているわけじゃないけど………。

◇ これは、舌なめずり。うん? どうして鼻を舐めているの? 実は、ヨーグルト。カップの底に残っているのを頂いたのだ。口を突っ込んで底を舐めていると鼻の頭にヨーグルトが付いてしまった。勿体ないので舐めている次第さ!

◇ これは暑いからではなく、退屈であくびをしたんだ。結構長いだろう? 水を飲むときにも役立つんだよ。水の飲み方? 意識してないので、ボク自身は、分かんない!

【犬の水の飲み方 出典:犬の「飲み方」:X線動画で定説が覆る(2011/5/26)、他】

水を飲むときは、鼻先を水の中に突っ込まんばかりにしてガブガブと飲む犬や、舐めるような飲み方をする犬など、犬により水の飲み方が異なって見えるが、実際は、飲み方は一つである。

 犬が水を飲む場合は、自らの舌を用いて水を掬い取り、口の中に入れる。この時、舌で、上に、すくい上げるのではなく、舌を後方に巻き込み、ちょうど柄杓(ひしゃく)のような形を作る。なので、下あごに舌で汲み入れていると思われていた。

 が、高速ビデオとX線ビデオ撮影によって、「柄杓で水をすくい上げるように飲んでいる」と思われていた定説が覆(くつがえ)されることとなった。

 それによれば、犬は舌を柄杓のようにして水をすくい上げてはいるものの、その水は口に入らずにこぼれてしまう。

 実際は、舌で水柱をつくり、水柱が立っているすきにそれを食べるように、上あごに入れて閉じこめる。そして、舌と上あご間の水を、まるでベルトコンベアで輸送するように、舌で、3回以上、移動させてのどの奥へと運び、最終的に飲み込んでいる。

【写真一覧】

◇ 犬の舌
◇ 犬の乳歯
◇ 犬歯の乳歯
◇ 犬歯の復活(永久歯)
◇ 歴代のワンちゃんの乳歯

小次郎の生活 - 舌なめずり ー

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小次郎と赤い実の草木 - キノミセンリョウ(黄実千両)-

2019-01-08 21:35:15 | 赤い実の草木

今回は、キノミセンリョウ(黄実千両)だ。これ、実が黄色で(赤い実の)センリョウ(千両)の変種という。うん? 赤い実の草木シリーズに“黄色の実”が登場するのか? うーん、ま、細かいことは云わない! 

◇ 2017年12月21日撮影分。 

◇ 2018年1月3日。 うん? ボク(小次郎)の位置づけ? 黄実千両の大きさの把握のためだよ。 黄実千両は高さ50㎝~100㎝だってさ

◇ ボクの流し目が怖いって?! 大丈夫だよ、噛んだりしないよ!

◇ この目だといいかな?

以下は2019年1月3日撮影分

◇ 2017年12月からそんなに大きくなっていない。うん、高さは100㎝止まり。横にも余り広がっていない。

◇ 実の大きさは、5~7㎜程度だ。

◇ 黄色の実と葉に着目しよう。葉は対生で長さ10cm、幅5cmの楕円形。先はとがり、縁は鋭い鋸歯の形状。

【写真一覧】

◇キノミセンリョウ(黄実千両) 北九州市若松区 高塔山 2017年12月21日、2018年1月3日、2019年1月3日撮影
◇マンリョウ(万両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日、2017年12月21日、2019年1月3日撮影
◇センリョウ(千両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日~12月21日撮影

小次郎と赤い実の草木 - キノミセンリョウ(黄実千両)-

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小次郎と赤い実の草木 - マンリョウ(万両)-

2019-01-04 22:24:11 | 赤い実の草木

今回は、マンリョウ(万両)だ。センリョウ(千両)と並び正月の縁起物と重宝される。他に、一両、十両、百両、億両もあるという。実物を一度見てみたいものだ。

◇ 2017年11月6日。 まだ、実は、赤みが少なく目立たない。傍のツワブキの黄色の方がが目立つ。

◇ 角度を変えてみると、これから色づいていく様子が分かる。

年末が迫る12月21日の状況を見てみる。

◇ おー、かなり赤くなっている。正月飾りとしても映える。

◇ 小次郎が参上! ツワブキは終わっている。

◇ ズームイン。うむ、小次郎が目立つ。、

◇ 別な角度から。

◇ 実がたわわに成っている。 

ここで万両について勉強しておく。また、千両との違いも再確認しよう。

【マンリョウ(万両)】
 大きな赤い果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物
◇ サクラソウ科・ヤブコウジ属
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国、台湾、インドなど
◇ 開花時期:7月。果実時期:11月中~1月
◇ 由来は、「千両」のように赤い実をつけ千両よりも果実が大きく数も多いことから。

【千両との違い】

◇ 万両:実は葉の下にサクランボ状に垂れ下がってつく。

◇ 千両:葉の上に穂状につく。

次に、2019年1月3日の写真を示す。

< 一両、十両、百両 ……… >

他に、「一両」、「十両」、「百両」、さらに「億両」もあるという。実物を見たことはないが、ネット情報で整理してみた

【一両】
◇ アリドオシ(蟻通し)のこと。由来はトゲが蟻を刺し通すほど鋭いことから。
◇ 「一両」は、語呂合せで「蟻通し」→「有通し」で、「年中お金がある」の意で、お金持ちは『千両、万両、(お金が常に)有通し』と呼ばれた。その時、「蟻通し」は実の数が少ないことから“一両”の別名でも呼ばれた。

【十両と百両】
◇ 十両は、ヤブコウジ(藪柑子)のこと。百両は、カラタチバナ(唐橘)のこと。
◇ 由来は、千両に比較して、背が低く実の数が少ないことから。

【億両】
◇ ミヤマシキミ(深山樒)のこと。実が直径1㎝近くで、万両よりも大きいため億両の呼び名もある。が、あまり定着していないという。

 赤い実が重宝されるが当然花もある。小さいが、可愛く可憐な花だ。ネット情報をまとめてみた。

【写真一覧】

◇マンリョウ(万両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日、2017年12月21日、2019年1月3日撮影
◇センリョウ(千両) 北九州市若松区 高塔山 2017年11月6日~12月21日撮影

小次郎と赤い実の草木 - マンリョウ(万両)-

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小次郎と赤い実の草木 - センリョウ(千両)-

2019-01-01 22:09:05 | 赤い実の草木

正月だ! めでたい! と、いうことでセンリョウ(千両)をとりあげる。正月飾りによく使われる。万両と共に「千両、万両」と称され、商売繁盛の縁起木としても人気があるという。

◇ ここは、北九州市若松の高塔山。センリョウの赤い実があちこちに見られる。

◇ 小次郎は「うむ、これがセンリョウカ!」とばかり、見ながら歩いている。さながら、観閲式みたい。

◇ 近づいてみる!

◇ 葉の上に実が付いている。この付近が、万両との違いらしい。

【万両との区別は?】

◇ 千両:葉の上に穂状につく。

◇ 万両:実は葉の下にサクランボ状に垂れ下がってつく。


◇ センリョウの実は食べられるのか? 毒はないようだが、美味しくもない? 勉強をしておこう。

【センリョウ(千両)】
◇ センリョウ科・センリョウ属
◇ 原産地:日本、朝鮮半島、中国、マレーシアなど
◇ 開花期:6月。果実時期:11月中~1月

【名前の由来】

古くは「仙廖(センリョウ)」の漢字だが、江戸時代に縁起物として「千両」の漢字が当てられたという。「赤い実の美しさが百金にも勝る」の意味から千両になったと言われる

※明治の国語学者・大槻文彦の「大言海」に、『実(み)百両金に勝れば名とすという』と書かれている。この“百両金”は「カラタチバナ(百両)」の事だそうだ。 

◇ 11月の中旬だと、千両(小次郎の頭の上の方)、万両(小次郎の左)、さらに石蕗(ツワブキ)のコラボも見られる。うむ、ボク(小次郎)がかすむ!

◇ 小次郎は、見上げて何を思う?

【写真一覧】

◇センリョウ(千両) 北九州市若松区高塔山 2017年11月6日~12月21日撮影 

小次郎と赤い実の草木 - センリョウ(千両)-

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