こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花-オカワカメ(アカザカズラ)-

2023-09-25 22:47:39 | 秋の草花

今回は、オカワカメだ。由来はわかめに似た見た目と食感から。和名はアカザカズラ。由来は蔓性植物でアカザににた葉を持つ事からともいう。 多肉質の葉とムカゴを持ち、非常に重い蔓となる。日本へは中国から長寿の薬草として伝わり、雲南百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれる。

<2022年9月23日> 若松 高塔山

◇ こんな感じの植物 花を愛でる雰囲気ではないねえ? 全景から見ていこう

◇ つる状に伸びているね。白っぽいのは花のようだ。

◇花はとても小さいねえ。 ちょっと勉強しておこう。

【オカワカメ】※ Wikipedia、趣味の園芸、他

◇ ツルムラサキ科アカザカズラ蔓性の多年草。野菜であるが鑑賞用にも栽培される。 多肉質の葉とムカゴを持ち、非常に重い蔓となる。アカザカズラは、一般的には「オカワカメ」の名でしられるが「雲南百薬」「琉球百薬」とも呼ばれる。

◇ 原産地は南アメリカ。江戸時代に中国から薬草として渡来したらしい。

◇ 開花時期は9月中旬~10月上旬。収穫期は7月~9月。花芳香があり、クリム色の房状(総状花序)。長さは30㎝にもなる。花は、径5㎜ほどと小さい。

◇ 茎葉(けいよう)植物で、葉は明るい緑色のハート型。肉質で光沢があり4~13㎝の長さ。葉腋にむかごがつく。

※茎葉(けいよう):茎、根、葉などの栄養器官が分化している植物のこと

◇ 葉は食用となるが、野菜としての知名度は高くはない。茹でると粘りがでてワカメに似た食感となり、酢の物、お浸し、味噌汁の具に用いられる。栄養価は豊富。地下茎から葉、茎まで全て食用になるが、生では苦いので生食には適さない。

 【由来】出典:GKZ植物辞典

◇「オカワカメ」は、ワカメににた食感から

◇「アカザカズラ」は、蔓性植物でアカザに似た葉を持つことから。アカザはヒユ科アカザ属の一年草。畑の縁や空地などに多い雑草

◇「雲南百薬」は、南アメリカから薬膳で有名な中国の雲南省に渡った時に、その栄養・効能が認められ、雲南百薬の名前がついたといわれる。

改めて、ボク(小次郎)とのコラボから眺めてみよう

◇ おーい、小次郎、もうちょっと待って!!

◇ 今度は、お尻かよ! ま、いいか!

◇ うむ、初めの方の写真の再掲だが、このポーズで〆としよう。

お終い

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小次郎と秋の草花 - ヤブラン(藪蘭) -

2023-09-18 23:08:42 | 秋の草花

今回はヤブラン(藪蘭)だ。由来は、ヤブ(藪)に生え、葉の形がラン(蘭)に似ていることからと言われる。多数の葉が重なり大きな株となる。庭園の日当たりの良くないところの下草や縁取りなどに植えられるという。美咲が丘では、街路樹の根元にあるのが存在感がある。

<2017年10月1日>美咲が丘駅前

◇ 株の葉の間から多数花茎が立ち上がり、8~12㎝の穂状花序(すいじょうかじょ)をつける。 全体から見ていこう

◇穂状花序。一つ一つの花は紫色の小さな花。

<20218年10月14日>美咲が丘 ふれあい通り

◇ ふれあい通りのけやきの街路樹の根元だ。花より葉の方が目立つね。それよりボクの方が存在感がある。

◇ ちょっと引いてみる。 

◇ 近よって花をよく見てみよう。紫色の蕾が沢山見える。開いている花も! 

◇ 開いた花にズーム。うーん、開いている時間は短いのかな? 花の勉強をしておこう。 ピンクと白もあるらしいがお目にかかってない。

【ヤブラン(藪蘭)】(出展:Wikipedia、他)
◇ キジカクシ科ヤブラン属の常緑性多年草。山野の林内で樹木の下草として自生する。地方により、テッポウダマ(福島県)、ネコノメ(新潟県)ジャガヒゲ(岐阜県)、インノシポ(鹿児島県)などの地方名でも呼ばれている
◇ 原産地:日本、東アジア
◇ 開花時期:8~10月 色は藤色/青紫、ピンク、白。

【由来】
 葉が「蘭の葉」に似て、「藪」生育することから江戸時代に命名されたという。

改めて見てみよう

JR美咲が丘駅前

◇ 小次郎クンは分かるけど………。ヤブランはどこ? 

◇ ボクの横なんだけど………、まだ、分かんない?

◇分かったかな? ここでは「縁取り」として植えられているようだ。

◇ これで、だいぶ分かる。

◇ ヤブランに近づくと、小次郎クンも「ん? ボクじゃないの?」と振り向いてしまった。

再び、ふれあい通りけやきの根元

お終い

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小次郎と秋の草花 - ツユクサ(露草) -

2023-09-11 00:00:23 | 秋の草花

今回は、ツユクサ(露草)だ。日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かけることの多い雑草。鮮やかな青色の花は朝に咲き、にはしぼむ。日本では古くから知られ万葉集にも登場する。別名に、ホタルグサ(蛍草)、ボウシバナ(帽子花)、花の鮮やかな青色からアオバナ(青花)がある。(Wikipedia)

<7月23~9月17日> 美咲が丘、他 2016年~

◇道端に咲いているけど、地面に近いし小さいので、ボク(小次郎)が教えてあげるんだ!

全体像からみてみよう

◇ みず咲公園へ向かってのガードレール沿い。正面は宮地岳。午前7時の東の方角なので太陽でハレーション気味。

◇ ボクの後ろに青色のツユクサが沢山

◇ ちょっと進んで、ふり返る(逆光を避けてみる)足元にもつる状に伸びたツユクサが沢山。

◇小次郎クンは何をしているのかな?

◇ あ、ツユクサを嗅いでいる? 食べようとしている?

◇ こんな花なんだ。ちょっと勉強しておこう

ツユクサ(露草)】Wikipedia、他
◇ ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。 畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。高さは15~50cmで直立せずに、茎は地面を這う。その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある

◇ 原産地は、日本を含む東アジア。日本では古くから知られ、万葉集にも登場する。 
◇ 開花時期は6月~9月。花は1.5~2cmほどの蝶形の青い花。花弁は3枚で、下部の1枚は白色で小さく目立たない。早朝に咲いた花は午後には萎む半日花である。

【由来】

◇ 朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。古くは「つきくさ」と呼ばれ、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。「つきくさ」は月草とも着草とも表される。(Wikipedia)

◇ 露を帯びた草の意味やよく露を保つところから。 朝露に濡れている間は美しいが、昼には花がしおれるため、朝露が似合う草の意味など、「露」に由来する説が多い。 朝に咲いて昼にはしぼむ儚い花なので「露」にたとえたとする説もあるが、儚さの比喩に「露」が用いられる以前から「ツユクサ」の名はあるため考え難い(語源由来辞典)

改めて見てみよう

【みず咲公園】

◇ ここはみず咲公園 生垣の間から伸びている。

【夕方 17:40】夕方は? 朝開いて昼には閉じる半日花なので、どうなっているんだろう? 

◇ 小次郎クン、ツユクサの花は分かる?

◇ちょっと見では分かんないね

◇ お! あった。青色が殆ど分かんない。

◇ 17:40分頃はこんな感じ。明朝もう一回開く? それともお終いなのかな?

【JR美咲が丘駅】

JR美咲が丘駅前にもあったよ。

 

◇ ここは、美咲が丘駅前のロータリー。 それは、分かるが………。露草はどこ? ズームインしていこう

◇ ズームイン。まだ分かんない? 生け垣のあちこちに、パラパラ咲いているよ。

◇ 左上に飛び出るように咲いているのもあるが、わかるかな? 茎は地面を這うが直立することもあるんだって!

◇ 地面の傍にも! ま、これが普通だね

◇ 直立したのもいいねえ!  

彼岸花が咲いているところ(三坂)でも見つけたよ。9月24日のことだ。ここは、ヒガンバナ(彼岸花)が見事な所

ヒガンバナはこちら Link先 → 小次郎とヒガンバナ(彼岸花) -糸島三坂編- 

◇ 9月24日の糸島三坂の彼岸花。赤の彼岸花が目立つが………。青の露草がパラパラ咲いてのだが、わかるなかあ?

◇ 彼岸花の間に咲く露草の拡大も示しておく。

 

小次郎と秋の草花 - ツユクサ(露草) -

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小次郎と夏の草花-マルバストラム-

2023-09-04 11:05:45 | 夏の草花

今回は、マルバストラムだ。名前は属名をとったものだそうな。なお、和名はシダレアオイ(枝垂葵)で、茎が長く伸び花姿はアオイを思わせることからという。アオイ科でハイビスカスやムクゲなども仲間だが、繁殖力が強く、茎がほふくして広がる性質があるという。

<2023年6月2日、他>美咲が丘

◇ 地面では “ほふく” の様子も見られる

全景から、見てみよう

◇ 遊歩道の生垣の間から伸びているようにも見えるし、家のフェンスの辺りでも咲いている。お家の方が植えたのかな?

ここは街区の間をつなぐ遊歩道の入り口。秋の紅葉がとてもキレイだよ。ちょっとそれも見ておこう

◇ ほら、紅葉もきれいだろう? 

話しがそれた、元に戻ろう

◇ 地面すれすれにも咲いている

◇中心部の模様が特徴らしい。 マルバストラムの勉強をしておこう

【マルバストラム】出展:みんなの趣味の園芸、他(抜粋)

◇ アオイ科マルバストラム属の宿根草。茎はほふくして広がり各節から根を出して広がる。和名にシダレアオイ(枝垂葵)がある。

◇ 原産地は南米(アルゼンチン、ウルグアイ)。渡来時期は不明。

◇ 開花時期は5月~7月。ピンク色の花を、茎を伸ばしながら次々と咲かせる。花茎は4㎝ほど。中心部のカップ状の所は黄色、その周りに赤色がかった模様がある。花びらは淡いピンク色。朝に開き、夜には閉じる特徴がある。

 【由来】出典:GKZ植物辞典

◇「マルバストラム」は、属名をとったもの。因みに属名はギリシャ語のmalva(=アオイ属)とstruma(こぶ状の突起)との合成語。

◇「シダレアオイ(枝垂葵)」は、茎あ長く伸び、花姿がアオイを思わせることから。ん? 「アオイ(葵)」ってどんな花だっけ? 

 ネットを探してみた。写真は「写真AC」より引用(抜粋)。うーん、確かに花姿は似ているかな?

改めて見てみよう 小次郎クンも一緒にね。

◇ 中央の木が紅葉(カエデ)、右の支柱は防犯灯、常緑の生垣。そして、その間から一輪、マルバストラムが咲いている。

お終い

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