こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花-ムラサキゴテン(紫御殿)ー

2021-10-30 20:02:26 | 秋の草花

今回は、ムラサキゴテン(紫御殿)だ。メキシコが原産地の常緑性多年草でツユクサの仲間。葉をはじめ茎や萼(がく)を含む全てが「紫色」の姿が神秘的で、名前の由来にもなっている。一日花で、朝咲いた花は昼にはしぼんでしまうという。ここ、よく散歩で通るが、朝は別ルートなので、花に気づかなかったね、小次郎クン!

<2021年10月5日> 美咲が丘 ふれあい通り

◇ 「紫づくし」だね。紫御殿の由来という。花は薄い紫色で小さいね。全景から見ていこう。

◇ ここバス通りだよ。「ふれあい通り」の名前がついている。下っていくとJR美咲が丘駅なんだな。

◇ 丈夫でよく育つので、街角や住宅街の片隅で放任状態で半野生化したものも見かけるという。ここは近くの方が植えたのかもしれないね?

◇ 舗道に触れそうに咲いているのもある

◇花は小さい。ちょっと勉強をしておく

【ムラサキゴテン(紫御殿)】

◇ ツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑性多年草。

  葉の表面に細かい毛が生えていて、光の加減で色が変化する美しい植物で、観葉植物として、またハンギングバスケットなどに人気が高い。

◇ 原産地はメキシコ。日本には戦後の1980年代に入ってきた。ツユクサの仲間には葉の裏が紫色のものもあるが、ムササキゴテンは「花も葉も茎も紫なのが大きな特色」。

 確かに、ムラサキゴテンは、全て紫色

間違えやすいムラサキツユクサ(紫露草)は、花が青紫で、葉や茎は緑色。北米原産で明治時代に渡来している。

※ ネットから引用(ムラサキツユクサ)

 うーん、花を見る限り間違えないような気もするけどね

◇ 開花時期は7月~11月。花はピンク色がかった2㎝ほどの3弁花。雄しべの葯は黄色。1つ1つの花は短命な一日花だが、初夏から晩秋にかけて次々と花を付ける。

◇ 由来は、雄しべの葯をのぞいて全て紫色であることから。

お終い

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小次郎と赤い実の草木-ジュズサンゴ(数珠珊瑚)-

2021-10-26 20:43:22 | 赤い実の草木

今回は、ジュズサンゴ(数珠珊瑚)だ。赤いサンゴのようなかわいい実がなる。由来はサンゴ玉を数珠状に連ねた実がなることから。初夏から秋にかけて長い間、花と赤い実を楽しめるが人気という。

<2021年9月19日>  自宅

◇ これ、昨年、知人から頂いた鉢植え。今年、花が咲いて赤い実がなった。嬉しいね。

◇ うーん、花も実も小さいので、キミ(小次郎)ばかりが目立つね! うーん、ボクを外していいよ!

◇ キミが入るのはここまでだね。

◇ 「白い花」「赤い実」と「(途中の?)緑の実」が見られるね。じっくり見ていこう

◇ ふーん、こんな実なんだ! ちょっと勉強をしておこう

【ジュズサンゴ(数珠珊瑚)】

◇ ヤマゴボウ科数珠珊瑚属の常緑の多年草。半つるの低木状になり、茎は緑色で、上部でよく枝分かれする。初夏~秋にかけて、次々と花を咲かせて実を付けながら成長する。

◇ 原産地は北米南部から南米。日本には明治時代に小笠原の父島に入ったのが最初といわれ、野生化している。

 ◇ 開花時期は、6月~9月にかけて、葉腋から総状花序を出し、直径4mmほどの花を多数咲かせる。花弁はなく、花弁状の萼が十字に開き、白色で先端がピンク色を帯びます。

◇ 実は直径5mmほどの球形の液果で光沢があり赤く熟す。食用にはならず、染料として利用される。

◇ 由来は、珊瑚玉を数珠状に連ねたような実がなることから。

◇ 花はこんな感じで咲いている。

◇白くて小さなかわいい花だね。

◇「半ツル状」もなっとくだね。

◇ 確かに「白い花」「赤い実「(途中の)緑の実」を同時に楽しめるね。

◇ 根に近い方ところからも、(新たな?)ツルが……。

◇ 全景を見直しておく。

ふり返ると、花が咲き始めたのは7月だった。

<2021年7月6日>

お終い

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小次郎と秋の七草-シロバナハギ(白花萩)-

2021-10-22 22:27:53 | 秋の七草

今回は、シロバナハギ(白花萩)だ。秋の七草の一つの「ハギ」といえば、一般的な “紅紫色のヤマハギ(山萩)”を指す。今回、見かけた“白色の萩”は、ミヤギノハギ(宮城野萩)の変種という。因みに、ハギ(萩)という名前の植物は存在せず、マメ科ハギ属の総称で、〇〇ハギというように多くある。ちょっと、ややこしいね。

<2021年9月16日> 美咲が丘4丁目

◇ こんな感じで咲いている。

◇ ここ、お友達のワンちゃんちだよ。「この木、急速に生い茂るので剪定が大変!」とは、お家の方の弁。

ズームインしていこう。

「秋の七草」「ハギ(萩)」「シロバナハギ(白花萩)」の勉強をしておく。

【秋の七草】

「① 萩(はぎ)」「② 尾花(おばな)」「③ 葛(くず)」「④ 撫子(なでしこ)」「⑤ 女郎花(おみなえし)」「⑥ 藤袴(ふじばかま)」「⑦桔梗(ききょう)」

春の七草は食べるが、秋の七草は見て楽しむ(鑑賞)。

【ハギ(萩) 】

◇ マメ科ハギ属の落葉低木。

  古くから日本人に親しまれてきた植物の一つ。別名として「庭見草(にわみぐさ)」、 「野守草(のもりぐさ)」、「初見草(はつみぐさ)」などがある。

◇ 原産地:日本。日本各地の山野でごく普通に見られる。多く見かけるのは「ヤマハギ(山萩)」と「ミヤギノハギ(宮城野萩)」である。

◇ 開花時期:7月~10月にかけて多数の赤紫色の花を咲かせる。花は豆のような蝶形花。

 【由来】

◇ 毎年古い株から芽を出すので「ハエキ(生芽)」の意味。

◇ 茎が這うように伸びることから「ハエクキ(延茎)」の意味。

◇ 葉が早く黄色になることから「ハキ(葉黄)」の意味。

等、諸説ある。

【シロバナハギ(白花萩)】

◇ 今回のシロバナハギは「ミヤギノハギの変種」で、花の白いものをいう。

◇ 7月~9月頃、枝垂れる枝の葉腋から長い総状花序をだして白い蝶形花をいっぱいに咲かせる。

【蝶形花】

◇ 蝶に似た形なので「蝶形花」という。

※ フジ(藤)の花も蝶形花。

◇ 花びらは5枚で各々「旗弁」「(黄色の)蜜標」「翼弁」「舟弁」の名前が付いている。

◇ 昆虫は蜜標を目印にしてもぐりこむとき脚で翼弁と舟弁を押し下げる。

◇ すると舟弁の中に隠されていた雌しべと雄しべが出てきて昆虫と花粉の授受を行う。昆虫が飛び去ると翼弁と舟弁は元の位置にもどる。

改めて見てみようy

紅紫色のヤマハギ(山萩)=一般的な、いわゆるハギ(萩)も紹介する。

<2021年9月22日> 美咲が丘2丁目

お終い。

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小次郎の生活ー栗名月(十三夜)ー

2021-10-18 13:44:04 | 秋の風物

2021年10月18日(今日)は十三夜(じゅうさんや)だ。

◇ 十五夜の「中秋の名月」に対して「後の名月」と呼ばれる。栗や大豆とお供えするので「栗名月」「豆名月」とも言われる。

◇ 満月ではないが十五夜についで美しい月といわれ、十五夜だけを観賞することを『片月見』と呼び、縁起が良くないとされる。因みに日本固有の風習。

※ 月見は3つある。「① 十五夜(じゅうごや)」「② 十三夜(じゅうさんや)」「③ 十日夜(とおかんや)」

以下は、2018年の十三夜の紹介だ。

------

2018年の、栗名月(十三夜)の話し。2018年の10月21日は晴天。小次郎との散歩の帰り道に東の空に白い月が浮かぶのに気づいた。で、「小次郎! 写真を撮ろう」となった。因みに栗名月(十三夜)と気づいたのは、夜になってからだ。

※ 栗名月=十三夜=旧暦9月13日=(2018年は)10月21日。

<2018年10月21日>

◇ここは県道12号がJR筑肥線と立体交差している所。カメラだと月はイマイチだが………。

◇フェンスに近よって撮影。夕暮れの空に白い月は、とても幽玄だ。

◇ ズーム! ま、これが目一杯。当然、小次郎はフレームから外れるが仕方がない!

うむ、十三夜(栗名月)を再度勉強しておこう

【十三夜(栗名月)】

◇「十三夜」は「十五夜」の後なので『後の名月』といわれる。

◇ また、収穫した栗や枝豆を添えることから『栗名月』『豆名月』とも呼ばれる。

 ◇月見には、①十五夜、②十三夜、③十日夜(とおかんや)の3つがある。

それから30分程で家に帰着。 家のウッドデッキから撮影。

◇ 庭木の間から見える月も、また、いい!

◇ 庭木(ナンジャモンジャ)の枝とのコラボ

◇ うむ、秋の風情だな!

◇ ネムノキとのコラボだ。ネムノキの葉は夜になると閉じるが、この時間は閉じ始め!

次の名月は、十日夜(とおかんや)(11/17)だったが、残念ながら鑑賞出来なかった。

お終い

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小次郎と秋の草花-ハゼラン(爆蘭)-

2021-10-16 17:27:02 | 秋の草花

今回はハゼラン(爆蘭)だ。ハゼラン科の多年草で、明治時代に渡来し観賞用に栽培されるが、現在は多く野生化している。パパは子供の頃山で遊んでいて「ハゼにかぶれた」記憶があるといってる。うむかぶれる “ハゼ”は ハゼノキ(櫨の木)だ。後で勉強しておこう。

<2021年8月31日> 美咲が丘

花は小さい! この花は午後の2 ~ 3時間ほどしか開かないので “三時花” などども呼ばれる。円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけること

が多く線香花火を連想させる。ハゼランの名前はこのイメージから。

◇ ん? どこに花はあるの? 矢印で示そう。

◇ よ~く、見ると分かるだろう? 上から見ると、少し分かり易い。

◇ 左の方にある。

◇ 花は、直径数ミリととても小さいので気づきにくい!

歩道に伸びているけど、遠目だと分からない!

◇ こんな感じ。小次郎クンがクンクンしてくれたのだ分かった次第。

◇ 枝も細いので、分かんないよね。 ちょっと勉強をしておこう

【ハゼラン(爆蘭)】

◇ ハゼラン科ハゼラン属の多年草。

  別名にサンジソウ(三時草)、サンジカ(三時花)、ハナビグサ(花火草)がある。漢字では「爆蘭」「米花蘭」とも書く。

◇ 原産地:南米。渡来時期は明治時代。

◇ 葉は長さ数cmで多肉、互生する。夏に高さ30cmほどの茎の先に円錐花序を出す。

◇ 花は、直径3mmほどの赤い5弁の花をまばらにつける。

◇ この花は午後の2 - 3時間ほどしか開かないので、サンジカ(三時花)などとも呼ばれる。

◇ 円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる

 ※ うむ、線香花火のイメージにあうね

◇ 開花時期:8月末~10月

 【由来】諸説あり。

◇ 花がはじける(はぜる)ように次々と咲く様子からという説。

◇ 種子がはじけ飛ぶからという説

◇ 赤い丸い果実を、はじける線香花火に例えたという説、等も

  ※ 宣一クンは「はじける線香花火」説に一票。

◇ 茶色はボク(小次郎)のおしりだよ。はじけるようにさいているね。これが名前の由来らしい。

近くを見ると

◇一本がまっすぐ伸びている。

◇ よく見て、初めて、花が分かる。

側溝の横にもあったよ。

◇葉は分かるけど、花はよく見ないと分からない。

(かぶれる)ハゼ勉強をしておこう。ネット情報だけど………。

 パパは,小学生の頃、裏山で遊んで“かぶれた”記憶があるそうだ。お父さんが「うん、ハゼにかぶれたな!」といって、ハゼの木を教えて貰った。当時はハゼの木を区別できたが………。今は、すっかり忘れている。

【ハゼノキ(櫨の木) 】

◇ ハゼの木ははウルシ科漆属の落葉小高木。単にハゼとも言う東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。別名は、リュウキュウハゼ、ロウノキ、トウハゼなど。

◇ 江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。

  ※ ウルシほどではないが、かぶれる。

◇ 果実は薩摩の実とも呼ばれる。果実から木蝋(もくろう)を採取する。

◇ 原産地:東南アジア、東アジア。江戸時代に琉球から持ち込まれた。

※ 日本で古くから(現在の)「ヤマウルシ、ヤマハゼ」をハゼと称していたが、これらはウルシ科の樹木である

【由来】

◇ 種子の色(埴輪色)からの説が知られる「。

◇ 和名抄(932年)には、古代のハゼ(現在のヤマウルシ)に「黄木盧」の漢名をあげ、和名を「ハニシ」とした、旨の記述。

◇ ハニシは埴輪を作る職人、埴師(はにし)のことで、転じて埴土(埴輪を作る粘土)の色からきた説。

◇ ヤマウルシは秋の紅葉が美しく、これが埴輪の色に似ているのでハニシになり、ハジ、さらにハゼと変化した、と言われる。

お終い

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小次郎と秋の草花 -ニラ(韮)-

2021-10-13 10:18:22 | 秋の草花

今回は、ニラ(韮)だ。ん? ニラッて、野菜だろう? そうなんだが………。白くてかわいい花も咲くみたい。田んぼ道を散歩中にみつけたんだよ。ミョウガ(茗荷)もとりあげたしアーカイブとして,ふり返ってみよう。

ミョウガはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-ミョウガ(茗荷)-

<2016年9月22日> 田んぼコース(多久公園の近く)

◇ ボクの向こうに白い花が咲いているだろう? これ、ニラだって! 野生化したものだよね。

◇ 後ろに瀟洒(しょうしゃ)な建物が見えるよね。なんだと思う? 

◇ そう、南風小学校の校舎なんだね。 因みに、正門の方は「小次郎と桜 ー南風小学校ー」に出てくるよ。

南風小学校はこちら Link先 → 小次郎と桜-南風小学校-

しっかりおすわしてニラとコラボを撮って貰おうかな!

【経緯】

◇ ここは、(亡き)次郎クンがお気に入りだった散歩道の“(旧)田んぼコース”。農家の方しか通らない田んぼ道だが軽トラックがすれ違える巾はあるし舗装もしている。また、子ども達の通学路にもなっている。

◇ 矢印の場所がニラがある場所。

◇ この時期、田んぼ道では草花は殆ど見かけないが、散歩をしていると、あぜ道で米粒のようなかわいい花の群生を見つけた。うむ、雑草の“野花”と思った次第。で、調べると、「ニラ(韮)の花」と判明した次第。

うーん、キミとのコラボは分かったから、ニラをもうちょっとよく見せて!

◇ この一角のみに、まとまって咲いている。田んぼの中ではなく、あぜ道に!

◇ うーん、接写がぼやけてしまった。で、ネットの写真を借用する。

◇ ホー、こんな花なんだ! ちょっと勉強をしておこう。

【ニラ(韮)】

◇ ヒガンバナ科ネギ属の多年草。緑黄色野菜。

◇ 山間の道路脇や草むらに生える。

◇ 原種は東南アジアであるが、3000年以上前に渡来。

◇ 白色の花を散形状に20~40個の多数をつけ、花被片は5㎜~6㎜の狭長楕円形で先は尖る。

【由来】

◇ 独特の臭気があることから、においきらう(香嫌)がニラに変化したという説、

◇ 食べると美味しいことを美辣(みら)といい、それが後に転訛形の“にら(韮)”になったという説、などがあるという

――古くて新しい野菜、でもある。

◇寒い地方では、体が温まり精力がつく野菜として重宝がられていた。 

◇昔は家庭菜園での栽培だったが、現在は全国的に栽培されている。

◇カロチンとビタミンEが豊富。

 お終い。

 

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小次郎と秋の草花 -ノコンギク(野紺菊)-

2021-10-09 09:14:53 | 秋の草花

今回は、ノコンギク(野紺菊)だ。いわゆる野菊を代表する植物の一つ。因みに、“野菊”は総称という。「なんの花? “なんとか菊”というのかな?」の質問に、「多分、ノコンギク(野紺菊)。ヨメナ(嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)かもしれないけど……」とのこと。後で調べて「野紺菊」と判明。

<2017年11月6日> 北九州 若松 高塔山

◇ こんな感じ。花は、直径2.5㎝ほどと余り大きくない。 近寄って見る。

◇ うむ、いわゆる “菊” のイメージだよね。

◇ 可憐だよね。 ところで“野菊”って? 調べてみた。

【ノギク(野菊)】出典:Wikipedia(抜粋)

◇ 野菊(のぎく)とは野生の菊のこと。よく似た多くの種があり、地域によっても様々な種がある。

◇ 一般に栽培されている菊は、和名をキク(キク科キク属)と言い、野生のものは存在せず、中国で作出されたものが伝来したと考えられている。
◇ しかし、日本にはキクに似た花を咲かせるものは多数あり、野菊というのはそのような植物の総称として使われている。
◇ 辞典などにはヨメナの別称と記している場合もあるが、植物図鑑等ではノギクをヨメナの別名とは見なしていない。
◇ 一般には複数種が混同されている。………。

うーむ、ややこしい。ノコンギク(野紺菊)についても勉強しておこう。また、ヨメナとユウガギクとの違いも。

【ノコンギク(野紺菊)】

◇キク科・シオン属。

◇原産地:日本。各地で普通に見られる高さ50㎝~1m程の多年草。

※ いわゆる野菊を代表する植物の一つ。“野菊”は総称。

◇花期は8月~11月。

◇花は直径2.5㎝ほどで、花びらの色は淡い青紫色。

◇名前は、野に咲く紺色の菊から。

 【ヨメナ(嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)との違い】

◇花でヨメナと区別するのは難しい。違いは、

  ○葉の表面:ノコンギクはざらつくが、ヨメナはつるつる

  ○冠毛:ノコンギクは6㎜、ヨメナは0.5㎜。

   ※ 冠毛:花の後にできる白い綿毛 タンポポを思い浮かべるとわかりやすい。

 ◇ユウガギク(柚香菊)との区別は、名前由来の「柚子の香り」の有無だが、その香りは、微か(かすか)。

 

<2019年11月11日> 若松 高塔山

◇ 小次郎は、野紺菊には興味がなさそう。「パパ、勝手に観賞して楽しんでね」

◇ こじんまりと咲いているのもいいね!

◇ ズーム

 

お終い

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小次郎とヨルガオ(夜顔)-パッと開花するヨルガオ-

2021-10-04 20:40:37 | 秋の草花

以前取りあげたこともあるヨルガオ(夜顔)。今回は、夕方にパッと咲く様子と共に紹介する。因みに、夕方に開花し、夜明け前にはしぼむので半日しか咲いていない。※ 開花の動画(YouTube)のLinkも最後の方にあるよ

<2021年9月10日~25日> 自宅

◇ まずは、小次郎とヨルガオのコラボだ。時間は夕方の5時30分。うむ、バッチリだね。

これ、以前紹介したお家から種を頂いて、育てたものだ。

以前のヨルガオはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花3 -ヨルガオ(夜顔)-

初めて一輪咲いた!(9月10日)

◇ 大きな花

◇ 15㎝はあるねえ。

◇ 小次郎クンは観賞しているのかな? いや、外が気になっているようだ。

2輪咲いた(9月17日)

◇ 角度と変えて観賞しよう。

◇ 正面から

◇ 上から

◇ 側面から

◇ズームイン。

改めて、ヨルガオについて、ユウガオとの違いも含めて勉強しておこう

【クイズ 出典:ウエザーニュース(2017/2/06)】

4つとも名前も花も似ているが、一つだけ“仲間外れ”があるという。わかりますか?「花びら」がポイントらしい。色は関係ない

【答え:夕顔】

◇ ユウガオだけが “ウリ科”で、他の三つは “ヒルガオ科”。

◇ ポイントは花の形。花びらはいずれも5枚だが

  ヒルガオ科:繋がった花びら(合弁花)

  ウリ科  :別れた花びら(離弁花)

今回取りあげているのは、花びらが繋がっている → ヨルガオ(夜顔)

【ヨルガオ(夜顔)】

◇ ヒルガオ科サツマイモ属(ヨルガオ属とも)の つる性一年草。本来は「多年草」だが、寒さに弱いため園芸的には1年草として扱われる。

 ※ ヨルガオを「ユウガオ」という人も多いが、ユウガオはウリ科の野菜(かんぴょうの原料)で花が似ているが別の種である。

◇ 原産地は、熱帯アメリカ。明治初期。観賞用に栽培されている。 

◇ 花は、ロート形で夕方から咲き始め翌朝にはしぼむ。

白色と赤色があり、各々「シロバナヨルガオ」「アカバナヨルガオ」と呼ばれる。

シロバナは直径15㎝ほどの大輪咲き。アカバナは別名ハリアサガオ(針朝顔)とも呼ばれ、5㎝ほどの極小輪である。いずれも芳香がある。

◇ 開花時期:7月~10月頃。

 【由来】

明治初期に入ってきた新しい植物だが、夕方から白色の大きめのアサガオに似た花が咲く特徴から、博物学者の田中芳男が『ヨルガオ(夜顔)』と命名したといわれる。

 開花はあっという間!?

5時ちょっと前のパパとママの会話

パパ:このつぼみ、いつ開花するんだろう? ねじれが広がっている気がする。カメラでも持ってこよう

(部屋に戻ってスマホを探す)

ママ:「お父さん! 花が咲いたよ! すごい!」

(急いで庭へ)

パパ:すごい! さっきまでつぼみだったよね。あっという間に開花するんだ。

別な日にじっくり観察。

◇ まもなく開花するつぼみを見ていると、小次郎が「なに見てんの?」とやって来る。

◇ 16:50(開花1時間前) ねじれの内側の白色が見えるようになる。

◇ 17:36(開花5分前)

◇ 17:36(5分前)の拡大 この程度にねじれが広がると数分程度で開花する。

開花は、ちょっとした風がトリガーになる。

◇ 17:41(開花10秒後) 一気にこの程度まで開く

17:41(開花20秒後)

◇ 17:41(開花30秒後) みるみる開いていく。

17:42(開花90秒後) 落ち着いてくる。

17:50(開花8分後) 満開。

21:35(夜中) 妖艶な美しさがある。

◇ 夜中の小次郎とヨルガオ

◇ (翌朝)5:34 夜明け前にはしぼみ始めている。 うむ、開花時間は、12時間と短命!

【動画】

開花の様子はこちら Link先 → 小次郎とヨルガオ(夜顔)ーパッと開花するヨルガオー

お終い

 

 

 

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