今回は、キンカン(金柑)。これも果実で知られるが、花も当然、咲く。名前の由来は、黄金色のミカン(蜜柑)の意味から「金橘」「金柑」の中国名が生まれ、日本ではそれを音読みして「キンカン」呼ばれるようになった。
<2022年5月8日> 若松 高塔山
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◇ ボク(小次郎)とキンカン(実)のコラボ
【花】開花期は夏(7月~8月)
なお、四季咲き性があるので9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもある。
<2021年7月23日>
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◇ キミの左手がキンカンなんだけどね。分かんない? 花は目立たないね。花に着目しよう
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◇ 白いのが花だよ。
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◇ 花はこんな感じ。
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◇ これは、つぼみ。
改めて 全体から見てみよう
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◇ 花は葉の腋に咲く。花数は1つの葉腋から2~3個の花を咲かせる。
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◇花びらは5枚で楕円形をしている。咢筒の形が丸い壺形なのが特徴という。
【実】収穫期は2月~5月
実は甘酸っぱい。 開花時期は主に7月~8月だが、9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもあるので、品質が良い食用の実を育てたい場合は、秋に開花した花は摘み取り、夏の花からできた実を収穫するのがおすすめという。
<2022年5月8日>
品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという。
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◇ 木は2本ある。
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◇ 大きい実だね。
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◇ 二本ある。樹高は1~2mなので庭にも植えやすいという。また、盆栽向けの小型の品種もあるんだって。
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◇ ボクはいいから、実をよく見たら?
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◇ よく熟れているようだ。
品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという。
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◇結構大きい。一瞬、ミカンか? とおもってしまった。うむ、3Lサイズかもね。
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ここで、キンカン(金柑)の勉強をしておこう
【キンカン(金柑)】※ Wikipedia、他
◇ ミカン科ミカン属の常緑低木 またはキンカン属の総称。キンキツ(金橘)とも言う。果実は直径約2~3㎝ で、甘みと酸味がある。生で皮ごと食べられる。
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◇ 原産地:中国長江流域。
日本への渡来は江戸時代の文政9年(1826年)のこと。現在の中国浙江省・寧波(ニンポウ)の商船が遠州灘沖で遭難し清水港に寄港した。その際に船員が礼として清水の人に砂糖漬けのキンカンの実を贈った。
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その中に入っていた種を植えたところ、やがて実がなり、その実からとった種が日本全国へ広まった。
◇ 開花時期は主に7月~8月だが、四季咲き性があるため、9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもある。
◇ 果期は、品種によるが2月~5月にかけて甘酸っぱい実を収穫できる。 開花は主に7月~8月だが年間を通して花を咲かせることもあるので、品質が良い食用の実は、秋に開花した花は摘み取り、夏の花からできた実を収穫するのがおすすめという。
品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという
【産地と価格】
◇ 1位:宮﨑県(70.7%)、2位:鹿児島県(24.3%)。3位:熊本県(1.9%)。この県で97%を生産している
◇ 価格は、宮崎県 完熟金柑「たまたま」 1kg(2Lサイズ約40粒)¥2,980円
※ キャッチフレーズは、「太陽が産み落とした まぶしいくらいの黄金色の完熟金柑。一口で頬張るには、少し大きい位」
【由来】
◇ 和名の「キンカン」は、漢名を「金橘(きんきつ)」と言い、「橘」と同様に柑橘類を表す「柑」を用いて「金柑(きんかん)」とした。「金」は熟すと黄金色になることに由来し、「金柑」は「黄金のみかん」を意味する。
◇ 英語の「Kumquat(カンクワット)」は「金橘」の広東語読みに由来する。
お終い