こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と果物-ニワウメの実-

2024-07-15 23:00:01 | 果物・果実

今回は「ニワウメ(庭梅)の“実”」を取り上げる。庭梅は、花や果実を梅に例えて名づけられ、果実はサクランボのような甘酸っぱい味で、渋みや酸味が強いものがあるという。(パパは)梅やサクランボはお店で見かけるけど、庭梅の実は、お店では見たことないけど………。なんでかな? と言っている。

<2024年6月30日>若松・高塔山

花としての庭梅はこちらを参照

ニワウメはこちら リンク先 → 小次郎と春の草花-ニワウメ(庭梅)-

全景から見ていこう

◇ボク(小次郎)の後に有るんだけど………。

◇この角度が一番なんだけど………。矢印を付けようね。

◇庭梅は樹高が1~1.5mの低木。ここは60㎝位の高さだね。実に着目していいよ!

◇こんな実なんだ。梅というよりはサクランボに似ているような気がするけどね。ちょっと勉強しておこう

ニワウメの実】

ニワウメの実は見た目がきれいなのはもちろん、収穫して食べられる点も魅力といえます。さくらんぼのような甘酸っぱい味ですが、渋みや酸味が強いものもある。

生のまま食べるのはもちろん、酢やお酒に漬け込んで果実酢や果実酒にもできます。砂糖やレモン果汁と合わせて煮込み、ジャムにしても食べられる実。

実の中の種子が生薬の郁李仁(イクリニン)という漢方薬。日本では希用生薬で、便秘や排尿減少、浮腫などに応用される。

【サクランボと比較】

サクランボ狩り(2022/5/5)の写真を見てみる。

サクランボ狩りはこちら リンク先 → 小次郎とサクランボ狩り

◇サクランボの木は結構高い。

◇ これ、サクランボなんだけど、ニワウメに似ているよね。並べて見ないと分かんないねえ。

と言うことで並べて見よう。※ ウメはネットより

◇ うーん、梅とは違うけど、サクランボとはとても似ている気がする。

改めてニワウメを見てみよう

お終い

 

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小次郎と果実-ドングリ(団栗)-

2023-12-17 21:31:30 | 果物・果実

今回はドングリ(団栗)の実を取り上げる。ドングリは広義にはブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)“ドングリに含まれる。狭義には、ブナ科の内、カシ・ナラ・カシワの果実の総称。パパは、子供の頃は,コマを作って指で回して遊んでいたことを思い出すという。因みにニュースで熊の好物と言っているが、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

<2023年10月23日>美咲が丘3丁目

◇ 散歩中にドングリが落ちていたので、見上げるとこ「ドングリの木」があった。

全景からみてみよう。

◇このお家のシンボルツリーで、品種としては、多分、アラカシ(粗樫)と思う。アラカシは、シラカシと共に古くから庭木や生垣として植栽されているという。

落ちている実を見てみよう。

木を見上げてみた。

◇結構大きいね。樹齢は何年だろう?

◇ ドングリは、お椀状(わんじょう)のものが特徴だよね。「ぼうし」「はかま」などと呼ばれるが、正式には、殻斗(かくと)で、包葉が集り,癒合して形成する椀状あるいはまり状の器官のことで、総苞(そうほう)の変形したものという。栗のイガも同じらしい。ドングリの勉強をしておこう。

【ドングリ(団栗)】

◇ ドングリ(団栗)は、ブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)ドングリ。なので、ドングリの実から木の種類を判別するのは難しい。

◇ ドングリは、殻斗(かくと)に覆われる堅果で、内部の種子はデンプン質に富み、人間を含む動物の食料になる。また、日本の古典的な玩具(コマ)の材料になった。

※多くのドングリはアクがあり、アク抜きが必要。シイの実はアクが少ない。

◇ 花は、栗やシイの実とおなじだな。※ネットより引用

 【由来】

◇「ドングリ」は、この実をコマ(独楽)にして遊んだことから、コマの古名「ツムグリ」から「ドングリ」に転じた。朝鮮語で「丸い」を意味する「トングルダ」、蒙古語で「丸いを意味する「トグリク」、日本語で「丸い輪」を意味する「トグロ」等を語源とする、等、諸説あり。

◇「団栗」は当て字。「団」は「丸い」という意味で、団扇(うちわ)や炭団(たどん)と同類。要するに「丸い栗」ということになる。

改めて見てみよう

家に持ち帰り、以前のシイの実を比較してみた。

◇ 殻斗(かくと)の形状が異なる。うーん、ドングリのお椀状の殻斗とシイの実の皮状の殻斗がないと、区別が難しいね。

熊はドングリが好きとのこと、調べてみた。

◇ドングリを食べる熊。※出展:「のぼりべつクマ牧場」

因みに、熊にとってドングリは秋に実り、越冬前の栄養価の高いエサではあるが、他の時季は、沢沿いの草木や新芽、様々な果実類も時期に合わせて食べる。また、ハチミツも大好物という。

お終い

 

 

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小次郎と果実-椎の実-

2023-12-10 23:13:15 | 果物・果実

今回は、椎の実。シイ(椎)はシイ属の樹木の総称。日本には2種(ツブラジイ、スダジイ)が自生している。ブナ科に属し、果実は“ドングリ”に含まれるが、食用に適しているため、個別に『椎の実』と俗称される。(Wikipedia)

小次郎の散歩コースに大きな椎の木があり、秋には実が沢山落ちている。パパは、子ども頃は、兄さんと山に行って、アケビ、「椎の実」、野いちご、やまいも、ニッキ(ニッケと呼んだいた)を採取して食べていた。椎の実を採ってくると、母さんがフライパンで炒ってくれて、とても美味しかった! と懐かしんでいる。ボク(小次郎)は、食べないけどね。

<2023年10月11日>美咲が丘3丁目

◇ 椎の実が沢山落ちている。

◇こんな感じで道路に落ちている。

全景から見てみよう。

◇ ん? どれが椎の木?

◇矢印が椎の木。結構デカい。

木にズームイン

椎の木について勉強しておこう

【シイ(椎)】※Wikipedia、他

◇ シイ(椎)は、ブナ科クリ亜科 シイ属の樹木の総称。シイ属は主にアジアに約100種類が分布、日本はこの属の分布北限となり2種(ツブラジイとスダジイ)が自生する。

◇ 雌雄同株。葉は2列配列で基部は歪型で星状毛または鱗片があり、多くの種に鋸歯がある。(ネットより)

 【シイ(椎)の花】

◇ 花は雌雄別花序で、雄花は尾状花序で、雌花は穂状花序で花序の軸に1個ずつ、または3~7個ずつつく。

◇ シイは雄花と雌花がつく枝が分かれ、上部の枝に雄花、下部の枝に雌花だけがつく。

◇ シイの雄花は枝先に密生し全体が黄色に明るく色づく虫媒花。近縁のクリ属の雄花に似た生臭い香りが強い。カシ類の多くが風媒花で花びら等を持たないのと同じ構造である。※(ネットより)

 ん? クリ(栗)の花に似ているなあ? 栗は以前取り上げた。思い出して見よう。

栗の花はこちら Link先 → 小次郎とクリ(栗)-梅雨と栗の花-

【シイ(椎)の実】

◇ 果実の椎の実は、縄文時代にはクリに次いで重要な食料であったといわれている。

◇ 近年では子供のおやつに用いられた。現在でも博多の放生会や八幡(北九州市)の起業祭といったお祭りでは炒った椎の実が夜店で売られている。

◇ 生でも食べられるが、軽く煎って食べることが多い。紙袋に入れて電子レンジで加熱するのもよい。食べるにあたってはまず水で洗い、浮いてきた虫食いの実を捨ててから用いる。

落ちている椎の実を、改めて見てみよう。

上から見ると

◇小次郎は匂いを嗅いだいるだけ。

いくつか拾って、持ち帰ってみた。

皿に入れてみた。

皿の絵柄はリラックマ。うむ、椎には関係ない。

 

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小次郎と果物-ブルーベリー-

2023-08-05 23:58:30 | 果物・果実

今回は、ブルーベリー。ブラックベリーと「どう違う?」。ブラックベリーはバラ科キイチゴ属だが、ブルーベリーはツツジ科スノキ属なので、違う種なんだね。でも、「ストロベリー」「ブラックベリー」「ブルーベリー」は、“ベリー”と付くし、ごっちゃになるね! と、パパは独り言を言っている。

<2023年7月30日> 美咲が丘3丁目

◇ 庭にブルーベリーの木があり、今年は沢山なったので、おすそ分けで沢山頂いた。で、小次郎と記念撮影すべく訪問させていただいた。

まずは、小次郎クンとのツーショットだ。

◇ 樹高は1.5~3m程度とのこと。そんなに大きくないんだ!

◇ そっちの花は違うよ!

◇ 10年位前に植えたそうだ。幹もそんなに太くならないのかな?

実に着目

◇赤い実が“ブルー”になったら食べ頃みたい。ブルー(青)というよりは紫色に近いような気がするけどねえ。

ちょっと勉強しておこう

【ブルーベリー】※ Wikipedia、他

◇ ツツジ科スノキ属の低木果樹およびその果実(ベリー)の総称。果実は生食・加工いずれにも用いられる。栽培種の成木は1.5~3m程。

◇ 野生種(近縁種)はヨーロッパ、東アジア。日本でも(近縁種の)クロマメノキ(黒豆の木)などの野生種を食用としていた。

◇ 開花期は4月~5月頃に白またはピンク色のドウダンツツジに似た釣鐘状の花を咲かせ、花後に1.5㎝程の青紫色の果実が実る

◇ 古くから食用とされてきた。20世紀に果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ハーフハイブッシュ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出された。生食の他、ジャム等の加工食品と使われる。アントシアニンが豊富で「目の網膜に良い」と謳われるが、学術的には確認されていない。なお、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールを沢山含んでおり、健康食品として人気。

 【由来】

「Blue(ブルー)」は青色で、「berry(ベリー)」は核のない果肉の柔らかな食用小果実という意味で、青い食用の果実をつけることからその名前がつけられた。

因みに、

◇「ブラックベリー(黒のベリー)」は『熟すと黒くなる実がなる』ことが由来。

◇(イチゴの)「ストロベリー(strawberry)」は、ストロー(麦わら)+ベリー(小果実)の意。ストローは、地を這い広がった姿からと言われる。

【ベリーとは】

ベリー(Berry)とは、小さく多肉質・多汁質で、しばしば食用になる果実の総称。代表的にはイチゴ、キイチゴ、クワ、セイヨウスグリ、ブルーベリーなどがある。

ブルーベリーに戻ろう

◇ お家の方が、パパとのツーショットの撮影をしてくれた。

◇ こうやって見ると、ボクもまだ若く見えるかな?

実を改めて見てみよう

◇沢山頂いた。食べる前に小次郎クンと遊んでみた。

◇ ん? なに、これ! 食べられるの? 

◇ 足の上に一個置いてみた。

◇ 何やってんの?

◇ 顔の前にも、クンクン嗅いでいたけど………。食べなかった。

◇切ってみた。 うーん、種はどれなんだろう? ネットで調べると「果実を潰してみると極小のツブツブがみえます。それが種」という。

断面を見ただけでは分からない。で、我々は「種も丸ごとたべる」事になるらしい。

お終い

 

 

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小次郎と果物-ブラックベリー-

2023-07-29 23:05:56 | 果物・果実

今回は、ブラックベリー、バラ科キイチゴ属の果実だよ。果樹では人気のブラックベリーだが、日本では果物としての出回りがないので、自分で育てないと食べる事が出来ない果物だそうだ。和名はセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)という。

<2023年7月17日> 美咲が丘3丁目

◇散歩中に、収獲しているお家の方とのやり取り

パパ:これは、何の実ですか?

家人:ブラックベリーですよ。ほっとくと落ちちゃうので時折収獲しています。このままでも食べられますが、ジャムにすると良いですよ。少し差し上げましょう。

その場で、二つばかり頂いて食べてみた。甘酸っぱいが、結構美味しかった。

全景からズームインしてみよう。

◇ここは、ボクのお友達のココちゃんというワンちゃんがいるんだよ。挨拶しようかと思ったけど、今は、お家の中に居るみたい。

ボクは、もういいから、ブラックベリーをよく見てみなよ!

◇こんな感じで実がなっている。つる状でフェンスに沿って広がっている。

◇ こんな感じで実がなっている。枝に実が付いた状態のもを切って分けていただいた。有り難い! ブラックベリーについて勉強しておこう

【ブラックベリー(西洋藪苺)】

◇ バラ科キイチゴ属の低木及びその果実の総称として使われる。落葉半つるである。狭義には栽培種のセイオウヤブイチゴ(西洋藪苺)を指す。

◇ 原産地は米国中部。日本への渡来時期は不明。なお、和名のセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)は、ヨーロッパ原産の栽培種の複合体と言われる。

◇ 開花期は5月下旬から6月で、 結実期は7月から8月上旬である

【由来】

◇「ブラックベリー(黒のベリー)」は『熟すと黒くなる実がなる』ことが由来。

◇「ベリー」は、小さく多肉質・多汁質の食用の“小果実”のこと。

◇「イチゴ(苺)」の英名の「strawberry(ストロベリー)」は、ストロー(麦わら)+ベリー(小果実)の意。地を這い広がった姿からと言われる。

つる状の枝に実が付いたままで頂いたものを、自宅て記念撮影。

◇ 玄関で犬の置物に絡ませて撮影。ん? この構図、見たことあるよなあ? そう、サクランボの紹介だ。

おー、これだ。

サクランボはこちら Link先 → 小次郎とサクランボ狩り

元に戻ろう

上から

家の中でも

◇ グラスに活けてみた

実をもう少し観察見てみよう。

◇ 大きさを考えなければ、ブドウ に見えるよね。

カットしてみた

◇ 内側はこんな感じ。いむ、“ベリー(Berry)” の意味を改めて確認しておく

【ベリー(Berry)】

小さく多肉質・多汁質の食用の“小果実”の 総称

ブラックベリーは、「バラ科キイチゴ属」だから、野いちご(キイチゴ、クサイチゴ、ヘビイチゴ、ナワシロイチゴ、等)と同じなんだね。

◇ 確かによく似ているね。

野いちごはこちら リンク先 → 小次郎と野いちご-クサイチゴ(草苺)-

お終い

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小次郎と果物-キンカン(金柑)-

2023-03-11 09:24:17 | 果物・果実

今回は、キンカン(金柑)。これも果実で知られるが、花も当然、咲く。名前の由来は、黄金色のミカン(蜜柑)の意味から「金橘」「金柑」の中国名が生まれ、日本ではそれを音読みして「キンカン」呼ばれるようになった。

<2022年5月8日> 若松 高塔山

◇ ボク(小次郎)とキンカン(実)のコラボ  

【花】開花期は夏(7月~8月)

なお、四季咲き性があるので9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもある。

<2021年7月23日>

◇ キミの左手がキンカンなんだけどね。分かんない? 花は目立たないね。花に着目しよう

◇ 白いのが花だよ。

◇ 花はこんな感じ。

◇ これは、つぼみ。

改めて 全体から見てみよう

◇ 花は葉の腋に咲く。花数は1つの葉腋から2~3個の花を咲かせる。

◇花びらは5枚で楕円形をしている。咢筒の形が丸い壺形なのが特徴という。

【実】収穫期は2月~5月

実は甘酸っぱい。 開花時期は主に7月~8月だが、9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもあるので、品質が良い食用の実を育てたい場合は、秋に開花した花は摘み取り、夏の花からできた実を収穫するのがおすすめという。

<2022年5月8日>

品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという。

◇ 木は2本ある。

◇ 大きい実だね。

◇ 二本ある。樹高は1~2mなので庭にも植えやすいという。また、盆栽向けの小型の品種もあるんだって。

◇ ボクはいいから、実をよく見たら?

◇ よく熟れているようだ。

品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという。

◇結構大きい。一瞬、ミカンか? とおもってしまった。うむ、3Lサイズかもね。

 ここで、キンカン(金柑)の勉強をしておこう

【キンカン(金柑)】※ Wikipedia、他

◇ ミカン科ミカン属の常緑低木 またはキンカン属の総称。キンキツ(金橘)とも言う。果実は直径約2~3㎝ で、甘みと酸味がある。生で皮ごと食べられる。

◇ 原産地:中国長江流域。

  日本への渡来は江戸時代の文政9年(1826年)のこと。現在の中国浙江省・寧波(ニンポウ)の商船が遠州灘沖で遭難し清水港に寄港した。その際に船員が礼として清水の人に砂糖漬けのキンカンの実を贈った。

その中に入っていた種を植えたところ、やがて実がなり、その実からとった種が日本全国へ広まった。

 ◇ 開花時期は主に7月~8月だが、四季咲き性があるため、9月~10月など、年間を通して花を咲かせることもある。

 ◇ 果期は、品種によるが2月~5月にかけて甘酸っぱい実を収穫できる。 開花は主に7月~8月だが年間を通して花を咲かせることもあるので、品質が良い食用の実は、秋に開花した花は摘み取り、夏の花からできた実を収穫するのがおすすめという。

品種により、完全に黄色(オレンジ色)にならないこともあるので、黄色になりかけたら順次採果するとよいという。採果後は一両日中に食するのが良いという

 【産地と価格】

◇ 1位:宮﨑県(70.7%)、2位:鹿児島県(24.3%)。3位:熊本県(1.9%)。この県で97%を生産している

◇ 価格は、宮崎県 完熟金柑「たまたま」 1kg(2Lサイズ約40粒)¥2,980円

※ キャッチフレーズは、「太陽が産み落とした まぶしいくらいの黄金色の完熟金柑。一口で頬張るには、少し大きい位」

【由来】

◇ 和名の「キンカン」は、漢名を「金橘(きんきつ)」と言い、「橘」と同様に柑橘類を表す「柑」を用いて「金柑(きんかん)」とした。「金」は熟すと黄金色になることに由来し、「金柑」は「黄金のみかん」を意味する。

◇ 英語の「Kumquat(カンクワット)」は「金橘」の広東語読みに由来する。

お終い

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小次郎と果物-ムベ(郁子)-

2023-02-24 22:55:21 | 果物・果実

今回は、ムベ(郁子)。ん? アケビと違うの? うむ、同じアケビ科だけど……。アケビとムベの大きな違いは『アケビ落葉性で果実は熟すと裂開する』、一方『ムベ常緑性果実が裂開しない』点という。

主に盆栽や日陰棚にしたてることが多い。伝統的に果樹として重んじられ宮中に献上する習慣もある。 アケビと比較して果実がやや小さいが果肉は甘い。現在でも、皇室のほか、天智天皇を祭る近江神宮、靖国神社に献上しているという。茎や根は野木瓜(やもっか)という生薬で利尿剤となるらしい。

<2022年9月23日> 若松 高塔山

◇ 小次郎クン、どこに、ムベがあるかな? わかんない?

◇ ムベの実は楕円形。アケビは長楕円形で似ている。

【花】開花期は4月~5月

うーん、花の写真は撮り忘れたので、ネット(Wikipedia、他)から引用する。

【花】

花期は春(4~5月)、雌雄同株、雄花と雌花が付く。雄花と雌花は似ていて区別しづらいという。

改めて全体から見てみよう。「アケビだけでなく、ムベもあるよ!」とのことで、探しに行った。

【果実】果実期は9月~10月

9月23日だから、実があるよね。どこだ?

◇ 小次郎クン、そっちじゃなくて、アケビのあるところらしいよ。

◇ ちょっと行き過ぎ、そこは、アケビのところ。

うーん、以前の写真で場所を区別しておく

◇ 7月23日の状態。この時は、ムベ(常緑)もアケビ(落葉)も、まだ、青々としている。

と言うことで、

◇ その付近だよ。

◇ もうちょい先。

◇キミの頭の上の方だよ。

ん? 分かんなかった? ウベの実に着目しよう。

◇ オッ、これだ。

◇ こっちもある。アケビより小ぶりだね。 ムベの勉強をしておこう。

【ムベ(郁子)】※ 引用は、Wikipedia、他

◇ アケビ科ムベ属の蔓性常緑木本である。常緑なので、別名「トキワアケビ(常盤木通)」ともいう。漢字では「郁子」と書く。暖地の山地や山野、海岸近くに自生する。

◇ 原産地は、日本、中国、朝鮮半島などの東アジア

 ◇ 開花時期は4月~5月、雌雄同株で雄花と雌花が付くが、雄花の花序と雌花の花序がある。花弁のように見えるものは顎。

 ※雄花と雌花は似ていて区別しづらい!

 ◇ 果期は9~10月。果実は6㎝ほどの楕円形で暗紅紫色に熟す。同じ科ののアケビに似ているが果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、熟しても縦に裂ける事はない。

【産地と価格】

◇ 滋賀県、京都府、兵庫県位、などで生産されている

◇ 価格は「鹿児島県産 ムベ 5~6個入り ¥1,730円」があった。アケビ同様に、ちと高い!

【由来】

◇「ムベ」は、(伝説によれば)天智天皇が、蒲生野(滋賀県近江八幡)へ狩猟に訪れた際に、8人の男子をもつ長命な老夫婦に出会い、長寿の秘訣を尋ねた。 その老夫婦が「これを食べているからです。」と手渡したムべを食べ、「むべなるかな」=「もっともだ」とおっしゃったことが由来とされ。それ以来、朝廷に毎年献上されるようになった。

◇「郁子」は、「郁」は香気があるさま、かんばしいの意味、「子」は種子の実の意で、たたえて美称したもので、和語として「むべ」と読む。

◇「野木瓜」は、茎や根が「野木瓜(やもっか)」という生薬となる。

【アケビとムベ】

◇ 並べて比較すると、花は大きく違うが、実は(裂けること以外は)似ているね

おまけ(用語)

【むべなるかな(宜なるかな)】

 意味は「いかにもそのとおりだなあ」。デジタル大辞泉によれば、『「むべ」または「うべ」)は、肯定する気持ちを表し、「なる」は断定、「かな」は詠嘆を表すので「そのとおりだなあ」という意味の言い回しとなる』

お終い

 

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小次郎と果物-アケビ(木通)-

2023-02-17 23:01:51 | 果物・果実

今回は、アケビ(木通)。昔から日本人に親しまれてきた秋の果物。パパはボク(小次郎に)に『パパが小さい頃は、秋の野山に沢山あって食べていたんだよ。美味しいよ!』と言っている。なお、熟して割れて中の果肉が見えるとすぐに野鳥や猿などに食べられちゃうので、割れる前に採取して家に持ち帰り、お家で“おがくず”などを使って熟していたよ! と懐かしんでいる。

<2021年4月17日> 若松 高塔山

【花】開花期は4月~5月

◇ 花が咲いているけど、分かるかな? ボクの顔の前にもあるんだけど………。

◇ 分かんない?!

◇ これでどうだ! うーん、ネット(Wikipedia)から引用する。

アケビの花の勉強をしておこう(Wikipediaの抜粋)

【花】

花期は春(4~5月)、雌雄同株、雌雄異花。春先に新芽に長い花序が垂れ下がり柄の基部に1~3個の濃紫色の大きな雌花、柄の先端に多くの淡紫色で小さな雄花がつく。

雌花は、暗紫色の萼片が3枚つき花弁はなく、バナナの果実のような3 - 9本の雌しべが放射状につく。雄しべの柱頭に甘味を持った液体があり、花粉がここについて授粉する。

雄花は、中央部に雄しべがミカンの房状につく。

改めて、全体から見ておこう

◇ アケビは「蔓性の低木」なので高さは低い。また、蔓性なので、蔓を絡ませるのが必要になる。

◇ “紫色の花”が沢山見えるだろう? わかんない? ※ パイプは、蔓を絡ませるためのもの

◇ 〇印で示そう。

◇ うーん、花は鑑賞には向かないかもね。

【果実】果実期は9月~10月

◇ 小次郎クン! アケビの実は分かんない? ま、まだ青いしおいしそうなニオイはしないよね。

◇ 「実」も、まだ、緑色だから………。探してみてね。

◇ 分かったかな? 

熟すと鳥や猿などに食べられるので、熟した写真はネットから引用しよう。

◇ こんな感じになる(Wikipediaより)

アケビについて勉強しておく

【アケビ(木通)】

◇ アケビ科アケビ属の蔓性落葉低木である。ま、アケビ属の総称でもある。山野に生え、茎はつるになって他の樹木などに絡みついて生長する。果実は甘く秋の味覚を代表する。漢字は「木通」「通草」「山女」「𡚴」「丁翁」と書く

◇ 原産地は、日本、中国、朝鮮半島などの東アジア

◇ 開花時期は4月~月、雌雄異花なので、雌雄濃紫色の大きな雌花と淡紫色で小さな雄花が別々に咲く

◇ 果期は9~10月。果実は「液果」で6㎝ほどの長楕円形で淡灰紫色や黄褐色。果肉は甘くて美味しい。

【産地と価格】

◇ 1位:山形県(94.7%)、2位:秋田県(5.3%)。この2県でほぼ100%

◇ 価格は、山形県産 木通(あけび)5~7個入り 1,500円 

【由来】

◇「あけび」は、秋に楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、「 開( あ ) け 実( び )」の意味で名付けられた。

◇「木通」は、蔓(つる)を切って吹くと空気が通ることから。「道草」も同様の意味で、蔓を「草」と表現したもの。

◇「山女(やまめ)」は、山女の2字を縦に書いた「妛」という字で、「あけび」と読む国字だった。これは滋賀県の通称地名が由来。

お終い

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小次郎と野イチゴ-クサイチゴ(草苺)-

2019-08-31 13:48:55 | 果物・果実

野いちごを食べたことある? ボク(小次郎)が見つけてお父さんにおしえてあげたよ。「のいちご(野苺)」は山野に野生している苺の総称でバラ科の植物。ボクが見つけたのは、クサイチゴ(草苺)、ナワシロイチゴ(苗代苺)、ヘビイチゴ(蛇苺)だよ。

ボクの友達のララちゃんは野いちごが大好きで、散歩の時食べるのが楽しみだそうだ。ボクも食べるけど…。“あまおう”の方がいいなあ。

<2018年5月19日>

◇ 何処にあるかわかる? 矢印の先だよ!

◇ 近寄ってみる。うむ、「くさいちご」だ。これ、美味しいよ。

◇ 他にないか探してみよう! ボクは臭いでさがすんだ。 ※鼻の先だけでなく、矢印の赤い点がいちご。

◇ 寄ってみると……。 おー、結構ある。

◇ ここにもあるよ! うん? これ、ヘビイチゴで美味しくないんだって!

◇うむ、確かにヘビイチゴ。

※ ヘビイチゴは、ヘビが食べるイチゴ、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒

このエリアでは、くさいちご、なわしろいちご、へびいちご、があった。

◇ くさいちご

◇ へびいちご

◇ なわしろいちご

 

<2019年6月1日>

今年も、食べに行ったよ。

◇ 大きな木はイチョウ(銀杏)だ。因みに、その横に大きなクリ(栗)の木もある。イチゴは〇の部分だが、ちょっと分かんない。

 

◇ これくらい近づくと分かるかな? 

◇ これだと分かるけど、ボク(小次郎)が入らなくなる。ま、しょうがない。

 

◇野いちごは、直径が15㎜程度と小さいがとても美味しいよ。でも、あまおうと比較するのは酷というものだ。

 

小次郎と野いちご

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小次郎と果物ーザクロ(若榴)-

2019-08-28 16:37:07 | 果物・果実

今回はザクロ(若榴)。スーパーフード(栄養価が高く低カロリーの食品)らしい。お友達のワンちゃんに「木の実」が好きなワンちゃんいる。うーん、ボク(小次郎)も食べてみるかな? 

 

まずは、花を見てみよう

<2019年6月10日>

◇ 散歩コースのお家にザクロの花が咲いていた。小次郎くんとのツーショットだと、花がよく分からない。近寄って見よう。

◇ 星状に見えるのは、花から実になるところかな? 

◇ 花は、ツバキのようにも見えるね。

◇ 色は「鮮紅色」だ。ここで、ザクロの勉強をしておこう

【ザクロ(若榴)】

◇ ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。 ※ 「石榴」、「柘榴」とも書く榴

◇ 原産地:「西南アジア説」「南ヨーロッパ説」「北アフリカ説」など、諸説あり。

◇ 開花時期:6~7月。色は赤(鮮紅色) ◇ 収穫時期:9~10月。

◇ 健康効果:ザクロは「スーパーフード(一般食品より栄養価が高い)」とも呼ばれ美容と健康に嬉しい成分が多い。

【名前の由来】※ギリシャ神話にも登場

 ◇ 英名「Protopunica」は中世ラテン語「種の多いリンゴ」の意味。

◇ 中国語名「石榴」は古代イランの言葉の音訳。「実が榴(こぶ)」の意味。

 ◇ 日本名は「石榴」の字音。“ジャク・ル”と発音。→“ざくろ”

 

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こんどは、“実”を見てみよう

<2019年7月24日>

◇遠目には赤い花が、まだ? と思ったが、果実だ。おーい、小次郎くん、なんで向こう向いているの? ザクロの実に興味ないの?

◇ 沢山なっているね。

 ◇結構、大きい!

◇ ホー、実はこんな感じなんだ? ん? 尖った出っ張りは? これ、花の萼(がく)が残ったもので『宿存した萼片』というらしい。

実の中はどうなっている? 調べてみた。ま、ネット情報の転載だが………。

◇ ホー、種だらけだ。皮と種を除くと、果肉は1~2割らしい。が、実も食べられるらしい。

 

【写真一覧】

◇ ザクロ(若榴)

小次郎と果物ーザクロ(若榴)-

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