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【人相をよくするには】

2015-11-22 08:34:36 | 徳育



鍵山秀三郎氏の心に響く言葉より…


《自分のことばかり考える人は、顔が貧相になる》


人を表現するとき、「あの人の容貌(ようぼう)は端正だ」とか「あの人は人相がよい」などと言います。

しかし、「容貌」と「人相」は似て非なるもの。

その意味は、まったく違います。


「容貌」とはもともと、自分の両親から受け継いだかおかたちのこと。

したがって、生まれ持った遺伝子としてのかおかたちを、自分の努力で変えることはできません。


一方、「人相」は違います。

人相は、自分の生き方でいくらでも変わるし、また変えることができます。

このように人間には、自分の努力で「変えられること」と「変えられないこと」があります。


願わくは、自分の努力で変えられる「人相をよくする」ことに、多くの時間と心を遣う生き方をすることです。

では、この「人相をよくする」生き方をするにはどうしたらいいか。


ひと言でいうと、「人が喜ぶこと」を、つねに考え実行したくなるような自分になることです。

「人が喜ぶこと」に生きがいを感じられる人は、目が輝いています。

顔の表情が明るくなります。

結果において、人相がよくなります。


「自分さえよければ」というような自己中心主義の人は、よい人相になるはずがありません。


『困ったことばかりでも、何かひとつはよいことがある』PHP





自分のことばかり考える自己中心的な人は、「狡猾(こうかつ)」、「こずるい」、「下卑た」、「卑(いや)しい」、「あさましい」、「えげつない」、「せこい」、「わがまま」などと言われる。

自分のことを棚にあげて、人を非難したり、批判したり、怒り出したりする。

つまり、卑怯(ひきょう)な振る舞いの多い人。


「40歳をすぎたら、自分の顔に責任を持たなければならない」

とは、第16代のアメリカ大統領、リンカーンの言葉。


人の人相は、その人の歩んできた生き方で変わってくる。

狡猾に生きてくれば、狡猾な顔になり、愚直に生きてくれば、愚直な顔になる。


「人の喜ぶことを常に考えていれば、人相はよくなる」

人相をよくする生き方を目ざしたい。




【朝起きてまっ先に言う言葉】

2015-11-22 08:32:14 | 徳育
【朝起きてまっ先に言う言葉】


小林正観さんの心に響く言葉より…


朝起きて、ベッドから降りる前に

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう…」

と100回言ったとします。


すると脳は、「不安定な状態」になります。

「ありがとう」を言いたくなるような現象が起きているわけではないのに、「どうして『ありがとう』なのか」がわからないからです。

そして、合理的な理由や説明がないと不安定になって、「ありがとう」の理由を探そうとします。


「天気がよくて、嬉しい」

「朝ご飯がおいしそうで、嬉しい」

「お味噌汁に豆腐が入っていて、嬉しい」と、目にするものに対して、「ありがとう探し」をはじめます。

どうやら、先に「ありがとう」を100個言っておくと、「ありがとう」の現象がないのに、現象を一所懸命探そうとするようです。


脳は、先に口にした言葉に対して、不条理・不合理を認めず、合理的な事実に当てはめて解釈しようとする働きがあります。

先に「ありがとう」と言ってしまうと、その瞬間から、脳は「ありがとう」を探しはじめるようにできているそうです。


起きてから1時間たって、100個「ありがとう」を見つけたら、もう一度、「ありがとう」を100個言ってみる。

すると脳はまた不安定になって、「100個の現象」を探しはじめます。


反対に、朝起きたときに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」と20回言ったとします。

すると脳は、今度も合理的な理由を探しはじめます。


「どうして今日は雲ひとつないんだ。暑くてしかたないじゃないか」

「頼んでもいないのに、朝ご飯が用意されている」

「お味噌汁の具はどうして豆腐なんだ。ワカメのほうがいい」

と、あらゆるものに、「つらい」「悲しい」「苦しい」「つまらない」「嫌だ」の原因探しがはじまります。


「ありがとう」と言いたくなるような現象が起きていなくても、まず、「ありがとう」を言う。

すると、「ありがとう」を言った数だけ、「ありがとう」の原因を探し出すことになります。

ということは、一日中「ありがとう」と言っていれば、脳はずっと「ありがとう探し」をするわけですから、「ありがとう」に満ちあふれながら一日を終えることができるでしょう。


『ありがとうの神様』ダイヤモンド社





『先に「ありがとう」を100個言っておくと、「ありがとう」の現象がないのに、現象を一所懸命探そうとするようです』(小林正観)

そうであるなら…

「嬉しい」、「楽しい」「しあわせ」、「ついてる」と先に言えば、そういう現象がないのに、「嬉しい」、「楽しい」「しあわせ」、「ついてる」ような現象を探し出す、ということになる。


小林正観さんは、「喫茶店で、心の中でどんなに強く『コーヒーが飲みたい』と思っていても、『紅茶ください』と言ったら紅茶が出てくる」という。

また、心の中で、「この人はとっても嫌いだ」と思っていても、出てくる言葉が「ありがとう」だったら、相手も感謝されていると思う。

だから、心で考えるより、言葉の方が何十倍もすごい力を持っているということ。


宇宙の原理として、「投げかけたものは必ず返ってくる」。

先に「ありがとう」を言う人でありたい。