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童謡・「赤い靴」の故郷

2016年06月21日 23時43分32秒 | NHKTV うたコン
21日(火)の歌コンは、「港・ヨコハマ」特集だった。

その中で、童謡の赤い靴が唄われた。






◆1922年(大正11年)、
◆作詞:野口雨情  作曲:本居長世

1. 赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった

2. 横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった

3. 今では 青い目に なっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう

4. 赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢うたび 考える


以前、愚妻の故郷 旧・清水市(現・静岡市)の景勝地、日本平に行ったときの事。
野口雨情作詞の「赤い靴」の像が建てられていた。

♪~横浜の 埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って ♫~
行ったはずなのになんで清水に像があるのか?

それは、4歳で青い目をした異人さんに連れられて行った女の子の母親が
清水市出身だったのです。
そして、物語は複雑な要素を含んでくる・・・・。

米国に行ったはずの4歳の女の子・・・岩崎きみは、結核に罹り 渡米出来ずに
東京のクリスチャン系の孤児院へ預けられ、
そこで薬石の効なく独り淋しく幸せ薄い九才の生涯を閉じていたのでした。

そしてまた母親かよも、娘・きみが日本にいることも知らず米国で
幸せにしていると思いこんで、一生を過ぎました。

こうしたことを背景に、「赤い靴の女の子きみちゃんと母かよの母子(おやこ)を、
故郷の清水へ里帰り再会させ、
母子(おやこ)の永遠のやすらぎを母子像に託そうと、官民一体となって、建設された。

           



※(以上が、通説になっていますが、異議を唱える人もいて複雑さも垣間見えます・・・。)




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