餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

お客様からの励ましに…涙が・・・

2022年12月31日 23時53分22秒 | 店のこと・・・

妻の体調不良から、今年のX’マスのケーキ作りも
暮れの餅つきも大幅に削減した。

X’マスのケーキは、お客様から今年も大丈夫ですか?との電話の際には
「はい、大丈夫です」と、答えてはいたが10日位経った頃に
妻の病気を説明し「40年以上にもわたって、長い間有難うございました」と、
私が号泣しながらの断りになった・・・。


ネットでの切り餅の販売も、15,6年にもなろうか・・・。
名古屋市のいつも硬いもちを特注するHさんにも
北海道の娘だと自認するKさんにも、私の方から「ゴメンナサイ」をした。

そして出店中のヤフオク!からも、アマゾンからも、当店のHPからも
切り餅が買えない様にした。
普通は、ネットだから買えないからと諦めることが多いが
熊本のお客様からも、山梨県河口湖町のお客様からも電話があった。

熊本の方は、「こん平さんの餅が一番美味しいんです!!」と言い、
河口湖の方は、ここ数年のお客様だがいつも5升の注文を戴いていた。
お二人には、「年内には送れませんが、正月になってからでもよければ送ります」と
そして「2升分くらいしか送れないから・・・」と、予めお断りを戴いていた。


大晦日のきょう発送させて頂き、熊本の方には留守電に入れて措いた。
数時間後に、折り返し電話があり「奥様具合はどうですか?」とご心配を戴いた。
私:「あまり芳しくないです」と言うと、何かを直感したように
お菓子屋さんを辞めないで下さい!!、毎年買いますからそれを励みに
頑張ってください!!
」との熱い、熱い、これ以上ない励ましを戴いた。

それを聞いた私は、当然号泣です。
泣きながらの電話になり、身体が元気ならあと4年は営業許可があるからやりますと、
その後は更新の許可を得るのが難しくなりそう・・・と。

そんなことがあったと、
妻にまた泣きながら報告する令和4年・大晦日の夜であった。

来年こそイイ年になりますように・・・・。

今年も拙い話を聞いて戴きまして有難うございました。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする