わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/06/07-3 午後の現場

2008-06-07 22:39:48 |  Ⅱ.地業・基礎工事

しつこく、現場監理 午後の部

現場が近いってのは、いいです。 こんなに足しげく、現場に通ったのは、正直初めて。本業でもここまで熱心ではありません・・・あ、言っちゃった(^^ゞ
ファミレス定例を終えて、そのまま、また現場に戻ります。

転圧作業を終了し、レベル確認も終っているので、捨てコンを打設する前に、防湿フィルムを敷きこんでいます。

完全なる手作業です。ローテクです。
幅2mほどのロール状のフィルムを重ねながら敷きこみ、隙間や、合わせ目を防湿テープで貼っていきます。
このフィルムで、地盤から上がってくる湿気を防止し、基礎や土台を守ります。

フィルムから、朝一番でレベルを確認した棒がニョッキリ頭を出している部分も、防湿テープでカバーされています。

この棒の高さまで捨てコンを打設して、均します。
写真を撮りながらウロウロしていると、作業をしているおっちゃんが、これ見よがしに、「よし!完璧だ!」と言うのが聞こえてきます。
完璧な作業、ありがとう。

一旦帰宅。昼食。午後は、子供と近所のプールへ。

プールに行く前に、また、また、現場に寄ります。
ミキサー車が来て、捨てコンを打設していました。

コンクリートを流し込み、こてで均しています。

プールで遊びつかれたあとに、現場に寄ります。

本日、これが4回目の現場。
捨てコンクリート工事が終了していました。

おこちゃま現場監理員1号と2号。

本日の作業は無事、終了。
古代遺跡のできあがり。
このまま放置し、明日は作業なし。
月曜日に晴れれば、このコンクリートの上に、実寸大の設計図を墨で書いていきます。

目に見える進捗のある工程が、週末に重なってラッキーでした。

楽しめました。

 


08/06/07-2 今日のファミレス定例

2008-06-07 22:38:23 |  Ⅱ.地業・基礎工事

ファミレス定例 ドリンク飲み放題

私はママチャリ、Nさんと、サッシ屋さんは車で移動
小回りの効くママチャリの方が早くファミレスに到着。
ドリンクバー注文して、定例再開。

□工程確認
今週の工程の進捗状況と、来週の予定を確認します。梅雨の雨で遅れてます。これはいたしかたなし。
・今日中に捨てコン打設
・来週初めの晴れた日、月か火に墨出し。その翌日に現地で墨位置の確認の予定。
・墨出しが終っていれば、木・金で型枠組み、配筋(基礎の鉄筋組み)の予定。
順調なら、来週末は配筋検査ができる。ただし、雨が全く降らなければの話・・・無理やな・・・。

□外部アルミサッシリスト、色見本受領
建具屋さんがNさんと同伴で来てました。
・アルミサッシはTOSTEMのものを使うことになりました。ただし、訳あって、玄関だけは、YKKのものにします。

・リストと、サッシの色見本を受領。来週中にチェックして、次回定例でチェックバックする予定。
・アルミサッシは今月中の承認を目標とする。

□軸組み図(スケッチ)受領
先週の定例でもらった軸組み図を、当方でチェック、かなり書き換えて送付しておいた案を、反映した修正案を受領。来週半ばには、CAD図で受領予定。

□外壁ガルバリウム鋼板色見本受領
カラーガルバリウム鋼板の色見本帳を受領。見本帳には小さなチップサンプルが貼られています。
これではナカナカ大きな外壁の色は想像できません。
このチップから色を数種に限定して、もう少し大きなサンプルを提出してもらい、その上で色の最終決定をします。
来週の定例までに色の候補を絞り込みます。

□外壁吹きつけ塗装色見本帳受領
我が家は、一部、コストダウンのために、吹きつけ塗装にしています。
これも、色を絞り込んで、大き目のサンプルを作ってもらい、最終決定します。
これは、しばらく時間がありますが、ただ、ガルバリウム鋼板の色は決まるので、それにあわせてめぼしは付けておくべきです。

□コンセント・スイッチ図追加訂正
一部、目立つところに付く、スイッチプレート(コンセントや照明のスイッチのカバー)を、角ばった、ちょっとデザインにこだわったものに変更したかったので、その位置を指定した図面を交付。

□次回定例
時間変更で9:00~現地にて
宿題
先方:
・2週間短期工程表
・軸組みCAD図
・玄関扉品番確認
当方:
・基礎伏せ図にホールダウンアンカー、アンカー位置指定
・サッシリストチェックバック・外壁色見本選定

いじょぉ~!
午後の現場監理へとつづく。

 


08/06/07-1 今週の現場定例

2008-06-07 22:34:32 |  Ⅱ.地業・基礎工事

現場定例・ファミレス定例

梅雨の晴れ間。
久々、良い天気。現場で気持ちよくいろいろ確認できました。

現場に約束の時間よりちょっと早く到着すると、ランマーで最後の転圧作業をしていました。

しばらくすると、Nさん到着。現場での確認作業を開始。

□レベル確認
基礎の底のレベルが正しく掘れているか確認。確認の目安は、砕石から頭を出した木の棒。この天端の高さが、捨てコンのレベルになります。
一般部、周辺部、風呂場の基礎底盤のレベルをそれぞれ確認します。

計測には、レーザー光線を使います。
中央に三脚で立っている計測器から、水平にレーザー光線が360度放射状に発信されています。このレーザー光線が高さの基準になります。

高さを確認する手順は・・・

1)まず、高さの基準になる、ベンチマーク(BM:設計図に示してある高さの基準点)に棒を立てて、棒に取り付けた受信機を上下させ、水平に放射されているレーザー光線を受信できる高さに調節して、固定する。うまく受信できると、ピーっと音がするので分かる。これが、棒に固定した受信機の基準の位置になる

こいつがレーザーレベラー。敷地全体、360度全方位、水平方向にレーザー光線を放射しています。

ベンチマークで、角材に取り付けた受信機の高さ合わせ。

2)ベンチマーク(BM)に対する、高低の差を、そのまま、受信機の高さに置き換えて、受信機を棒の上で再セットします。たとえば、BMより100mm低い位置(BM-100)になっているか確認するには、棒に取り付けた受信機の位置を、初めの基準位置から、100mmに移動します。つまり、受信機の下側の棒の長さが、基準よりも、100mm長く=深くなるわけです。

3)確認したい位置に棒を立てて、レーザーをうまく受信、ピーっと音がすれば、確認完了、レベルOK。

4)同じく、BM+100の高さの確認であれば、基準位置よりも100mmに移動=下側の棒の長さが100mm短く=浅くして、同じ手順で確認します。
以下、この繰り返し。単純だけど、正確です。

昔は、バケツの水とホースと棒を使ってレベルを出してました。やり方は想像してみて下さい。

ローテクとハイテクが混じった世界、それが建築現場なのです。・・・いや、基本的には、ローテクベースです(^^ゞ。

□排水管変更
原則、基礎の下側に配管を通すのは、禁止です。建物の荷重が配管にかかるからです。で、基礎を貫通させて配管を通します。そのために、基礎にあらかじめ穴を開けておきます。穴の周りには補強用の鉄筋が必要です。 でも、これの原則を守ると、ベタ基礎の場合は、どうしてもコンクリートの立ち上がりから、配管がニョキッっと出てくるのが地上部に見えてしまいます。人が通るところや、表に面するところでは、これはこれで、よろしくありません。

現場で確認すると、排水配管が基礎の下にくるように埋設されていました。

Nさんと相談して、家の側面で人が普段は入らないところは、基礎を貫通させる位置に変更し、駐車場に面する配管は、そのまま基礎の底にすることにしました。

現地での確認事項は以上。
暑いので、Nさんと、一緒に来ていたサッシ屋さんと、近所のファミレスへ移動。

つづく。