わたしのいえの外観
竣工は08年11月22日(土)ですが、遅まきながら、ウェブにて竣工したいえを、ご紹介をします。
今回は外観。
北側から、キャベツ畑越しの、わたしのいえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/b5/f996025dd8c4951f2f8c123af0a8aff3.jpg)
北側からの外観は、竣工前に何度も紹介したので、今更なんですが、一応載せてみます。
外装壁と屋根は、ガルバリウム鋼板立てハゼ仕上げです。
一口にガルバリウム鋼板といっても、いろんな種類があります。
種類は、色などの意匠性によるものというよりは、耐候性による分類になります。
ガルバリウム鋼板そのものも、亜鉛とアルミニウムの合金でメッキされた鋼板なので、かなりの耐候性を持っています。
しかし、さらに、その上にコーティング=塗装を施すことによって、更に耐候性がUPします。
その塗装のグレードによって、いくつかに分類されるのです。
高価=耐候性が高い、と考えて差し支えありません。
主に住宅に使われるガルバリウム鋼板を、耐候性とお値段が高い順に、あげますと・・・
フッ素樹脂塗装鋼板(かなりの高額商品です)
ガラス繊維強化ポリエステル樹脂塗装鋼板(製品名では、耐摩カラーGLや、JFEカラーGLきわみ、など)
ポリステル樹脂塗装鋼板(カラーGLなどと呼ばれます)
ガルバリウム鋼板 (銀色のガルバリウム鋼板です)
となります。
フッ素樹脂塗装鋼板にすれば万全ですが、ちょっとお高くなります。
わたしのいえでは、コストパフォーマンスを考えて、ガラス繊維強化ポリステル樹脂塗装鋼板(JFEのカラーGLきわみ)のギングロ色を採用しました。
北側ちょっとななめからの外観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/bb/77c9e4c43a84e2850e3b865e500ee624.jpg)
側面は、コストダウンのために、ラスモルタルにジョリパット吹付け塗装仕上げにしました。
外観にちょっとした変化がついてそれなりに面白いと思います。
色はグレーですが、ガルバリウム鋼板より、すこし明るめの色にしました。
できるだけシンプルな片流れ屋根のいえにしたかったので、樋には気を使いました。
樋も、雪止めも、無い方がスッキリしていいのですが、無しというわけにはいかないので、シンプルに目立たないようにします。
軒樋は外壁と同じガルバリウム鋼板で作り、縦樋は普通の塩ビ管ですが、チャコールグレー色にして、これも目立たないようにしました。
雪止めは、L字鋼を一本ながしました。
建物の正面、南側、玄関側の外観です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/6e/d1086ba75508ef61c87851fccab1784e.jpg)
南側正面ファサードは、H型鋼(125mmx125mm)の鉄骨柱、梁と、木のルーバーで構成しています。
1階中央の木製の箱状のモノは、ポストとインターホンです。
ポストは、木の箱の中に、安価なステンレス製の既製品を組み込んでいます。
まだ、表札ができてません。
さて、入り口はどこでしょう?
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入り口は、ここです。
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引き戸を一枚だけ開けると、人のための入り口になります。
3枚引き戸を全部開けると、ガレージの出入り口になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d0/cbc153e8fa342cf5490249557638c5b1.jpg)
玄関は写真左側のルーバーの奥にあります。
写真に写っている中央の階段を左に上がると玄関です。
ルーバーは、カナダ杉(レッドシダー)のツーバイフォー材(38mmx89mm)をキシラデコール塗装したものを使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/df/0994be5b12e148936e00171cbf8574ba.jpg)
縦使い(幅の狭い面を見せる方向)で取り付けたので、結構隙間が大きいです。
お施主様からは、「隙間が大きすぎる。外から丸見え。」と、早くもクレームが出ました。
DIYで何とかしましょう。
シンプルなカタチにしたかったので、軒や、けらば(屋根の側面のこと)は、庇状に外壁から突き出しませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ca/ad0ec8f8c4532510331c64ef13b624c5.jpg)
屋根庇がないので、窓には、アルミの板を曲げ加工した小さな庇をつけました。
先に進みましょう。
玄関アプローチです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/08/4ea35676c791eff984f20aeb7c4c8505.jpg)
玄関のアプローチは、コンクリートかなコテ仕上げです。
コンクリートのまんまの灰色もいいもんです。
正面のベンチ越し、奥にはシンボルツリー用の花壇がありますが、まだ何も植えてません。
樹種の選定に迷ってます。
常緑樹の株立ちにするつもりです。
玄関アプローチの上部はバルコニーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/55/a52d4cb5e1cac22f8fbb332e16478bbb.jpg)
玄関上部のバルコニーの床は、半透明のポリカーボネイト板にして明かりを採りつつ、庇の役目をはたします。
ポリカーボネイトの厚板は、結構値が張ります。
当初、厚さ10mmで設計していましたが、コストダウンのために8mmにしました。
結果、たわみが大きくなったので、追加で中央に梁を追加する必要がでました(写真中央、奥から手前に走る細い部材)。
ケチらなければよかったです。
植え込みの前には、ルーバー材と同じ材料でベンチを造りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/cb/e1c3ca00586309fa125f4f136013b825.jpg)
座るためというよりは、植え込みに面している浴室の窓への視線をさえぎるために置いてあります。
ベンチには、門番役のガーゴイルが一匹鎮座しています。
早く花壇にシンボルツリーを植えたいものです。
ということで、今日は玄関前まで。
ではまた。
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