わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/07/11(金) 今日の現場

2008-07-11 23:28:01 |  Ⅳ.木軸工事

窓が付いてきました。

本当に、工事が進むのが早いです。

外壁の構造用合板が、だいたい貼り終わったようです。
窓が付くところが分かります。

現場に立ち寄ります。

天気が良くて気持ちいい朝です。

今日は、Mさんは居ません。他の現場の残工事に行っているとのこと。

こちら側も、ほぼ、外壁の合板は貼り終えているようです。

サッシの取り付けをしています。

不安定な足場の上での作業、器用なもんです。
これは、サッシの外側に付く、防犯用のシャッターの枠です。

「おはようございま~す!」と、中に入ります。

1階の床下地の作業中です。

水平な床を作るための、地味ながら、手間のかかる作業です。

丁寧な仕事です。

105mm角の大引きに90mm角の大引きを架け渡し、910ピッチの碁盤の目状に組んだ剛床仕様です。
根太は架けずに、この上に、直接、構造用合板の24mm厚を釘で止めて、床下地とします。
根太が無いので、「根太レス」工法などと呼ぶこともあります。

最近は、この工法が多いそうです。
根太を組んで床を貼るより、剛性の高い床になります。

材料も少なくて済みます。
ただ、床面の水平をだすのに、「逃げ」がありません。
根太があれば、多少の不陸を、大引きと、床下地の間の、根太で微調節することができるのですが、その調節のための根太がありません。
土台を敷く段階で、シビアに水平を出しておく必要があります。
レーザー測定器が復旧してきたので可能な工法なのかも知れません。

「お疲れさまです!」と、2階へハシゴを登ってあがります。

2階の方が、明るくて気持ちいいですね。

1階担当よりも、2階で作業するほうが、気分が良さそうです。
彼は、アルミサッシを取り付けるための、下地枠を切り出しています。

整頓されて、綺麗な現場です。

わたしの経験では、仕事が丁寧かどうか、現場がうまく動いているかどうかは、現場が綺麗かどうかで、ある程度分かります。
とっちらかっている現場は、たいてい、仕事もとっちらかったり、時間に迫られて混乱していたりします。

化粧梁(仕上げ後も露出する梁)と束は、日焼け、汚れのないように、きちんと養生されています。

居間と食堂は、斜めの天井になります。

台所から南側を見ると窓。

この窓の向こうは、テラスになります。

居間、食堂の窓です。

想定通り、気持ちのいい窓になりそうです。
隣のキャベツ畑が、未来永劫、キャベツ畑ならいいののに、と思います。

「今日も一日、よろしくおねがいします!」と言って、現場をあとに、会社へ向かいます。

 

明日は、久々、朝から現場で定例です。

 


08/07/09(水) 今日の現場

2008-07-10 01:27:35 |  Ⅳ.木軸工事

サッシ搬入

今朝の現場。

今朝は、現場に立ち寄る時間もなく、ただ前を一瞬通り、写真を一枚だけ撮り、Mさんと挨拶だけして、会社へ。

・・・仕事・・・

帰宅し、荷物を玄関に置き、靴は脱がずに、そのまま現場へ。

暗いです。

アルミ色に光る四角い物体を発見。

アルミサッシが搬入されています。これは、2階のはき出し窓です。

サッシ図を承認したのが、上棟の日、6/30だから、承認後、土日含んで9日目には搬入されたことになります。
普段、設計しているビル用のサッシでは考えられないスピードです。
さすが、住宅用既製品のサッシは製作が早いです。

1階の子供部屋の窓枠も加工されています。

1階床の木軸も組まれてきています。

105mm角の大引きを910mmピッチの格子に組み、直接構造用合板を打ち付ける剛床です。
格子の交点を支える「束」は、ネジで高さを微調整できる鋼製束です。

2階床下です。白く見えるのが、断熱材のポリスチレンフォームです。

この上の食堂と居間には床暖房を計画しているので、床下に熱が逃げないように断熱材を敷設します。隙間なくはめ込んであります。
丁寧な仕事が見て取れます。

他にも、いろいろ、作業が進んでいることでしょう。
2階はどうなっているのか?
ロフトは?

明るい時にゆっくりと現場を眺めたいです。

 


08/07/08(火) 今日の現場

2008-07-09 00:09:56 |  Ⅳ.木軸工事

雨降りですが現場は進みます。

今日も出勤前の朝定例のために現場に立ち寄ります。

雨が降っていますが、屋根の防水シートも施工され、現場は順調に進みます。
トップライトも付いています。
現場から金槌の音がトンテンカンと聞こえてきます。

8:45現場到着。傘をさしながら写真を撮っていると、Mさんが作業を中断して上から降りてきました。

おはようございます、と挨拶を済ませ、本日の出勤前定例。

今日の打ち合わせ内容は・・・
・1階玄関脇の筋交いの修正方法の再確認
・母屋下がりになっている部分の柱頭と桁の接合金物の選定(文章だけだと、何のことやら分からないですね)
・母屋下がり部の耐力壁仕様
・1階床下の断熱材仕様

屋根ができているので、雨でも快適に打ち合わせができます。

2階は、作業場にもなっています。
屋根の断熱材を、垂木の間にピッタリと挟みこめるように、カットしています。

断熱材です。厚みが50mmのポリスチレンフォームです。

密度の高い発泡スチロールみたいなものです。
建物の気密性、建物が建つ場所、断熱する建物の部位、使用する断熱材の種類、の4つの要素で、断熱材の厚さが決まります。
寒い地方ほど断熱材は厚くなりますし、逆に、断熱材の性能が良ければ薄くなります。

厚みが50mmあれば、気密性のある住宅で、東京で、屋根に、ポリスチレンフォームを使う場合は充分です。

今日は棟梁のMさんの他、若者大工が2人、ベテラン大工さんが3人の、計6人が現場入りしていました。
若者大工2人は、土台設置の初日から、毎日来ています。
ベテランに色々指示されながら、作業しています。

2階床は構造用合板を使った根太レス剛床です。

JAS2級の刻印が押された厚さ24mmの構造用合板です。
F☆☆☆☆(エフ・フォースター)は、ホルムアルデヒド発散量が少ないことを示すマークです。
構造用のN50釘(釘の種類が分かりやすいように黒い色をしてます)が、指定どおり、ピッチ100mm以下で打たれています。
OKです。

色々見て周り、一階に下ります。

1階でも大工さんが作業中。

間柱の加工中です。

1階柱のホールダウン金物です。

引き抜き強度25kNの金物がシッカリと付けられています。OKです。
この金物で、地震で建物が揺れた時に柱が土台から引き抜けないように、下方向に固定します。
ナットで締めこんでいる棒は、コンクリートの基礎に埋めこまれています。
とても大事な金物です。

外壁耐力壁の構造用合板です。

製品の性能を示す刻印が見えます。
釘のピッチも100mm以下に打たれてます。
OKです。

もっと現場に居たかったですが、出勤です。

駅へと向かう途中、敷地横の畑を見ると、キャベツが無くなっていました。

ずっと見てきたので、自分のものでもないのに、なんだか「盗られた」感じがして悔しいです。

 

会社で仕事。

 

帰宅時に、また現場に立ち寄り。

朝、打ち合わせしたとおりに、筋交いが修正されていました。

こちらの指定した筋交いが不足していたので、追加して入れてもらいました。

すでに、間違って施工されていた筋交いは、もったいないのでそのまま残してあります。
筋交いは入れれば入れるほど建物が丈夫にはなるのですが、計画的に入れないと逆効果になります。
筋交いで強くなった壁に対応して、柱と土台の接合部も強くないといけません。
地震で建物に力がかかったときに、踏ん張った筋交いの力に柱の付け根が耐えられずに、柱が土台から引き抜けてしまうことがあるからです。
この部分については、柱と土台の接合部に、筋交いの増設に耐えられるだけの充分な余力があったのでこのような修正としました。
結果的には、予定よりも強い壁になりました。

柱と筋交いの交差部の加工です。

筋交いを15mm、柱を30mm切り欠く、相じゃくりにして納めてもらいました。
現場加工で、隙間なくピッタリと納まっています。
大工さんの技ですね。

毎日、どんどん、作業が進みます。明日の朝にまた来ます。

 


08/07/06(日) 珪藻土塗り

2008-07-06 21:50:00 |  Ⅳ.木軸工事

珪藻土塗りするのだ。

早くも仕上げ工事。珪藻土の左官塗りを、自前で行います。

ウソです。

これは、わたしの家ではなく、友人宅です。

東京を離れ、友人宅新築工事現場に招かれて、泊りがけで左官塗りをさせてもらいました。
人手が要るとのことで、ほんとに、人手にしかなりませんが、参加させてもらいました。

コテで珪藻土を塗りこめていきます。
結構難しいです。でも、楽しいです。
皆、ほとんど無口、黙々と作業を続けます。
集中しているので、1時間なんてあっという間に過ぎます。

多少のムラは、味のある仕上げという事で、OKとしてください。
プロと同じような出来栄えでは、自分達でやった意味ないもんね(^^ゞ。

土日2日に渡っての作業でした。
1日目に、粗い粒子の下塗り。
本日2日目に細かい粒子の中塗りをしました。
最後の仕上げ塗りは、来週末参加の、次の助っ人にゆだねます。

最後に、ご好意に甘えて、記念の手形を皆で押させてもらいました。

いい経験をさせてもらいました。
現場監督さんい言わせると、私はスジのいいほう、とのことです。
コツさえつかめば、なんとかなります。妙な自信がついてしまいました。
自宅でもやってみようかな。どこの壁がいいかなぁ?

 

夕方に、友人宅を後にし、高速をすっ飛ばして、東京へ戻ります。

 

東京に戻り、帰宅前に、自分の家の現場に向かいます。

眠っている、おこちゃま現場監理員1号を車内に残し、お施主様と、おこちゃま現場監理員2号と一緒に、現場に向かいます。

外見はほとんど変わりなしに見えます。
一部、外壁下地になる構造用合板が貼られていました。

もう、暗くなりかけていますが、中に潜入します。

はしご発見。慎重に2階へ登ります。

2階の居間です。北側の畑への景色は、なかなかのもの。
壁が無いので、風通しも良くて、気持ちいいです。

屋根面の断熱工事が進行中。
垂木と、登り梁の間に、断熱材を隙間なく嵌めこんでいきます。

さらに、ロフトへ架かるハシゴを発見。当然、登ります。

ロフトは思った以上の高さです。
壁の無い今は、ちょっと怖いくらい。

景色は最高。

振り向いて見下ろすと食堂です。

トップライトがついていました。

法律上、仕方がないのですが、残念ながら、網入りガラスです。

どんどん暗くなってきたので、ハシゴを安全に下りれるうちに、急いで下まで下りて、本日はおいとまです。

こうなると、もう一度、明るいところで、思う存分時間をかけて、見てみたいです。

が、明日は月曜日。
たっぷり時間をかけた現場監理には、また、一週間待たなくてはいけません。

来週末が待ち遠しいです。

 


08/07/04(金) 今日のキャベツ畑

2008-07-04 22:15:42 |  Ⅳ.木軸工事

収穫真っ最中

北側の畑ではキャベツの収穫真っ最中です。

屋根では合板下地の仕上げ。畑ではキャベツの収穫。

お、今日は大工さんの人数が多いです。

木軸工事進行中。

釘の入った箱です。

釘にも種類があります。
大きく分けると2種類。
ひとつは、造作用の普通の釘。NC50釘といいます。
もうひとつは、構造用の太い釘。これには、N50釘、または、CN50釘の2種類あります。
構造用合板など、構造にかかわる部位の施工には、かならず構造用の釘を、決まった間隔で打ち付けるのが決まりです。
見た目で太さと釘頭の大きさと、色が違うので間違えることはないとは思いますが、こと、名前だけでは、NC50とCN50は、紛らわしいです。
なんで、こんな名前を付けたのやら。

今日は大工さんがたくさん集まったので、作業が予想以上に進むということで、棟梁のMさんとの打ち合わせも長引きました。
出勤前、9:00ごろから打ち合わせの内容は・・・・
・今日、明日で、柱脚の補強金物を付けるということで、金物の種類の確認。
・耐力壁の構造用合板の貼り方の確認。どうしても継ぎ手が出るところには、100mm×45mm以上の間柱を追加する。
・断熱材の施工方法。
・母屋下がり部の構造用合板の貼り方。
などなど。

すっかり9:30を過ぎてしまい、フレックス出勤の限度を越えた遅刻決定

 

帰宅途中、また現場に立ち寄り。

チェック。

お?間違い発見。
写真を撮って、修正のお願いをメールしました。

空では雷がゴロゴロ。
稲光が数秒ごとに光るので、デジカメでやたらめったら、空を撮影。
50枚くらい撮影したうちの、会心の一枚。

フィルムカメラでは絶対にできないですね。

明日は、通常なら、土曜日の現場定例だが、ちょっと遠出することになったので、中止。

日曜日の夕方にでも、現場を見る予定。

 


08/07/03(木) 今日の現場

2008-07-03 23:30:36 |  Ⅳ.木軸工事

08/07/03(木) 木軸工事進行中

現場では、木軸工事が、チャクチャクと進行中です。

実質、着工後1ヶ月でここまで進みました。木造は工事が早いです。

これは、一昨日7/1の様子。

まだ、前日飾り立てた幣串が残っています。
屋根垂木(屋根の下地になる細い材木)を登り梁の間に架けています。

まず、雨対策も兼ねて、屋根の野地板を張っていきます。
足場工事と同時進行です。

 

そして、これが、本日朝の様子。

屋根は、垂木、野地板、通気垂木、屋根下地合板まで、完了です。
足場と、養生シートも完了。

今日から、2階床に構造用合板を張り、剛床を作ります。
床下地の
構造用合板を張ることによって、建物を徐々に、固めていきます。
同時に、作業用の床ができるので、工事が効率よく進むことにもなります。

毎朝、監理員2号を幼稚園に送ったあとに、短い時間ですが、現場に立ち寄ります。
15分ほど、簡単な打ち合わせを、棟梁のMさんとするのが日課です。

毎朝の簡単な打ち合わせで、お互いの疑問点をその場で解消できるのは、とてもいい具合です。

棟梁のMさん(今では、下の名前で呼んでいます)は、話してみると、なんとも穏やかで、優しい感じの好青年です。
頑固で、無口で、無愛想な大工という、第一印象とだいぶ違いました。
無愛想ではありませんでした。単に、無口なだけでした。
棟梁という感じでもありません。
誠実で、朴訥とした青年、というのが、何度か打ち合わせしてみのての、今の印象です。

今朝は、床合板の張り方と、下地の追加について打ち合わせ。

現場をあとにします。

隣の畑のキャベツは、いよいよ、収穫です。

ダンボール箱にキャベツを詰め込んでいました。

マルマル、大きく育ちました。