わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/10/18(土)ひとりで、現場監理

2008-10-18 23:31:13 |  Ⅴ.内外装仕上工事

寸前で、定例中止。

朝8:45に、現場監督のNさんから電話があり、カクカクシカジカの理由で、どうしても他の現場に行かなくては行けない急用ができた、とのことで、現場定例は中止です。
まぁ、今日現場で打ち合わせたかったことは特になく、別途、必要な書類や図面を出してもらうということで、了解しました。

定例はありませんが、現場に向かいます。

秋晴れです。

キャベツ畑のむこう側に、いえが黒光りしています。
現場に人の気配はありません。

キャベツは順調に成長中です。

みどりの葉っぱが広がって、でかいです。

中心部の玉も、こぶし大になりました。

現場に到着、ママチャリを駐車スペースに停めて外周りから見ていきます。
現場には、やはり、誰もいません。
内部は、一部の残工事もあるものの、ほぼ終了しています。
次は外構工事を始めるはずなのですが、ちょっと工事が止まっています。

排水配管の埋設工事は終了したようです。

排水の種類は、汚水(便所)、雑排水(ざっぱいすい:台所や洗面所)、雨水(うすい:雨の水)の3種類あります。
住宅の場合は、この3種類を建物の外で合流して、全部一緒に宅外の下水道に流します。
写真で、突出しているパイプは、配管の屈曲部や、合流部に設置した掃除用の縦管です。
外構の仕上げが終ってから、地面の高さを合わせてカットします。

写真手前に新しく舗装したアスファルトが黒く見えます。
水道管を接続する工事が行われた形跡です。

ガスの引き込みもされていました。

ガス管が埋まっている位置を示す杭が立っていました。

先週の外構工事としては、水道、ガス、排水、そんな地味な工事が行われていた模様です。

いえの中に入ります。

誰もいません。
玄関の土間の仕上げは、外構工事が終ってからすると、Nさんが言っていました。
なるほど、たしかに、外構工事が終っていないうちは、泥汚れを呼び込んで、玄関が汚れてしまいます。
外構の仕上げが終ってから、玄関を仕上げる意味が分かります。
というわけで、最後の仕上げ厚さ分、床が浮いたように見える現状の玄関です。

玄関脇に、工事業者が近所に配ったと思われる、ガス管工事の案内状が置いてありました。

「工事予定日:10月13日~18日の半日」・・・なんともアバウトな案内状です。

玄関前の廊下です。

引き戸をフルオープンにすると、奥の主寝室までつながって、こんな感じに広く見えます。

引き戸を全て閉じるとこんな感じです。

全部引き戸を閉じると、初めて見る人は何の部屋の扉なのか、全然区別が付かないことに、この写真を見て、気づきました。

1階の多目的室は、天井はペンキ、床は塩ビタイル仕上げになっていますが、壁は石膏ボード素地です。

壁は、自分で珪藻土を左官するつもりです。今週末には、まず、ホームセンターに行って材料を買ってくる予定です。

コンセント類は、まだこんな状態です。

珪藻土を塗ったあとに、プレートを付けるので、まだ施工していません。

2階に上がります。

2階からロフトへ上がる階段の脇に、わたしのパソコンスペースがあります。

書斎というか、個室の計画も、当初は考えたのですが、最終的に止めました。
いえのスペースに限りがあるということもあったのですが、今の自分のライフスタイルを考えた時、パソコン作業をする時は、たいてい、周りの家族と話をしながらだったり、テレビを見ながらだったり、と言う具合に、ナガラ作業していることが多いので、オープンなスペースの片隅にパソコンスペースを確保しました。

書斎はありません、その代わり、趣味の自転車をいじるスペースは別に確保します。

パソコン机というか、カウンターというか。
右横の窓からは、キャベツ畑が見えます。

可動棚は、スチールのレールとブラケット、棚板は、タモの集成材です。

壁は、OSBサンダー仕上げにオイルステン白塗装です。
画鋲や、釘を直接打てます。

宅内LANと、電話、コンセント。

プレートは気取ってみたものの、中身の口の色が、クリーム色で合いません。
要白色塗装です。

見上げればロフトです。

ロフトの天井・壁の塗装工事も終りました。

手摺の左脇の箱は、居間食堂用エアコンの設置スペースです。

トップライトがあるので、明るいです。

トップライトの網戸は、メーカー標準品ですが、設置方法を工夫しました。
本来は、天井の下に、レール枠ごと、ポン付けするものです。

それでは、カッコ悪いので、開けた時にできるだけ目立たないようにと、天井の中に埋め込んでしまいました。

こうすると、網戸の枠が目立ちません。
カッコはいいですが、天井を壊さないと網戸の交換ができなくなりました。

網戸は、必需品ですが、閉めた時は、お世辞にもスタイリッシュとは言えません。

そういうわけで、建築雑誌に掲載されるスタイリッシュな住宅で、網戸が写っていることは滅多にありません。

網戸が付いてないわけではないのです。

建築雑誌用の写真を撮るときだけ、網戸を外すことがまま、あるのです。

建築家というのは、そんな姑息なことをしても、建物をカッコよく見せたいと思ったりする人種です。

わたしのいえも、網戸を付けるのは、竣工写真を撮ってからにしてくれと、工務店には頼んであります。
ただ、時々、開閉できる窓なのに、網戸が写っていないというだけではなく、付いてない(=付けられない)ようなケースも、まま見受けられます。
わたしは、網戸が無い住宅では、生活できないと思います。

ロフトの壁も、OSBサンダー仕上げに、白のオイルステン仕上げです。

ロフトは、子供部屋になるので、それこそ、好きなように画鋲をさしたり、フックをねじ込んだり、釘打ったりしてもらっていいです。

床は安価なシナベニアです。

床シナベニアの塗装はまだです。オイルステン塗装のカラーサンプルを作ってもらいました。
どちらかと言うと、右側の薄い色の方がいいですが、もっと薄くてもいいかもです。

色については、お施主様に了解をとらなくてはいけないので、明日、彼女に現場で確認してもらいましょう。

床といえば、フローリングの床材が少々、余りました。

捨てるには勿体ないですが、余った量が、なんとも中途半端です。
何かに使えそうですが、何に使いましょうか?

そして、もうひとつ、床。
ウッドデッキのサンプルです。

3本とも、「セランガンバツ」という材です。
セランガンバツは、外部のデッキに良く使われる、腐朽に強い南洋材です。
サンプルは、左から、巾120mm厚30mmリブ加工、巾90mm厚25mmリブ加工、巾90mm厚25mmフラット、の3種類。
滑り止め加工は無い方がスッキリ見えて綺麗ですが、幅広厚30mmの材は、耐久性を考えると魅力的です。

さて、どれを使おうか・・・。

 

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08/10/12(日) おこちゃま現場監理員検査

2008-10-12 20:41:58 |  Ⅴ.内外装仕上工事

おこちゃま現場監理員1号ひさびさ登場

本日は、ひさびさ、現場監理員1号(長女)、2号(次女)揃い踏み、わたしと3人で現場へ向かいます。

秋晴れ、快晴、気持ちのいい天気です。
今日は現場は休みなので、誰もいません。

「はやくあけて~!」

せかされて、コンストラクションキーで開錠、中に入ります。

1階から見て回ります。

まずは、風呂場をみんなで見学。

「ひろーい!」というのが、現場監理員1号2号の感想。

そりゃ、今と比べれば広いでしょう。

白いタイルがオシャレとか、ホーロー浴槽の手触りが柔らかくて素敵、とか、他に感想は無いんですか?

まぁ、いいです。

次ぎは、階段を検査しましょう。

2階の窓の下に位置しているので、明るいです。

階段の踏面(ふみづら)は、当初はナラか、タモの集成材を使う設計でしたが、ちょうど工務店がナラの無垢板厚さ25mmを持ち合わせていたので・・・

1号:「つぎは2階にいくわよぉ~」

2号:「いくわよぉ~!」

「キャッキャッキャ」

ドンドンドン。

「まてぇ~!」

バタバタバタ。

・・・2階に上がりましょう。

2階の居間、食堂は、昨日も見たとおり、床の養生が外され、フローリング仕上げになっています。

窓も大きく、天井も高い、気持ちのいい空間になっています。

どれくらい気持ちいいかと言うと・・・

・・・これくらい気持ちがいいようです。

「ラララァ~」とか言いながら、グルグル回って、踊ってます。

2号はちょくちょく来てましたが、1号はこのところ現場監理に来てませんでした。

ひさびさに来て見て、ほぼ完成状態のいえに、かなり舞い上がっているようです。

では、現場監理に戻ります。

2階からロフトに行く階段は、タモの厚板40mmの集成材を使った片持ち構造の階段で・・・

「キャッキャッキャ!!!」

1号と、2号は、床振動の検査に忙しいようです。

居間と食堂には家具が何も置かれていないので、広々しています。

なにやら、検査結果を打ち合わせ中の現場監理員1号、2号です。

次の検査項目が決まったようです。

打ち合わせが終って、また走り出しました。

走ってきて、ドーン、と滑り込んで、横に寝そべってます。

まだ、床剛性のチェック中のようです。

そして、また、起き上がって走り出します。

走る走る。

意味なく走り、意味なく飛び跳ねます。

熱心に現場監理にいそしんでます。

もう、こちらは、何も言うことありません。

2人の姿をずっと眺めています。

まだ、引渡し前だから、壊す、汚すはなしね。

ひと通り検査が終って、少々疲れたようです。

熱くなって汗をかいたので、窓を開けて涼んでます。

下のキャベツ畑に落ちるなよ。

次ぎは、フローリング床の検査。

どうですか。

巾広長物の3層フローリングだとか、床暖対応だとか、そんなスペックは関係ないですね。

木の肌触りが気持ちよければ、それでいいです。

最後は、今日の検査の記念写真撮影です。

たぶん、2人とも満足してくれた思います。

 

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08/10/11(土) ひさびさの現場定例

2008-10-11 23:19:58 |  Ⅴ.内外装仕上工事

イベントづくしの秋なのです。

3週連続、土曜日にイベントです。

今週末は、上の娘の七五三です。
朝から写真館に行って、着飾って、写真撮って、近所の神社にお宮参りしました。

おばあちゃんに、傘をさしてもらって、姫様気取りの娘です。

あいにくの天気でしたが、土砂降りではなかったので、なんとかなりました。
家に帰ってから、着物を脱がせたら、何枚も重ね着してました。
汗をかいたと言って、昼間から、自主的に風呂に入ってしまいました。
もし天気が良かったら、暑くてダウンしていたかもしれません。
そう考えると、小雨の方が良かったのでしょう。結果、オーライです。

午後4時から、ひさびさの現場定例です。

現場定例開始まで時間があったので、今週末も、お施主様と、現場監理員2号で、現場に行きます。
現場監理員1号は、着物で疲れたのか、またもや、家で留守番です。

午後3時で夕方の日差しです。
すっかり日が短くなりました。
キャベツは、順調に育っています。
こちらから見た、いえは、変化なしです。
排水配管の工事は進んでいるのでしょうか。

現場では、水道屋さんが一人作業中、ガス給湯器を設置していました。

排水配管工事は、終っていました。
次は、ガス管、水道管の接続工事です。

早速、3人でいえの中に入ります。

現場監督のNさんから、清掃が入ったと聞いていました。

実際、木曜日の朝に、現場の横を通った時に、全ての窓が開け放たれて、掃除機の音が聞こえてました。

はたして、中に入ると、大工道具の類はまったくなく、床の養生が取り外され、綺麗に掃除されていました。

もう、工事現場の趣はありません。

木屑のひとつも落ちていません。

スリッパを履く必要もありません。

素足でOKです。

心浮き立たせて、2階に直行します。

ひさびさに見る、フローリングです。

フローリングは、施工された翌日に、すぐにみっちゃんの手によって、養生(保護)されて見えなくなっていました。

それ以来、先日まで、ずーっと、養生で敷いたMDFボードの下に隠されていたのです。

素足で踏んでみます。

なんとも気持ちのいい足ざわりです。

フローリングは、ナラの三層フローリング、幅広タイプです。

見た目と、足ざわりは、無垢フローリングとなんら変わりません。

居間、完成です。

AVラックはランバーコア合板で造っていますが、見える部分にはナラの突き板を貼ってあるので、色合いも調和しています。

突き板とは、天然の木を、大型のカンナのような機械で、0.5mmほどの厚さにスライスした板、とういか、シートです。
合板で造った家具や、扉の表面に接着すれば、天然木の風合いをローコストで出すことができます。

おこちゃま現場監理員2号は、今日も熱心に、全数検査です。

得意技、「橋」です。

巾木は、アルミアングルを使っています。

本当は、巾木は無しが見栄えがいいです。
白い壁と、木のフローリングを、ドン付けにした方が綺麗です。
しかし、お施主様が、掃除機でガンガン壁をつついている姿を見ると、さすがに、壁の保護のために巾木は必要だと思います。
巾木は、通称「ソフト巾木」と言われるビニール製の巾木をボードの上から接着することが多いです。

わたしのいえでは、アルミアングルを使ってみました。
石膏ボードから、アルミアングルが2mmほど出っ張って、掃除機の先端から、ボードの塗装を守ります。
壁と、床が、幅20mmのアングルの溝でクッキリと縁を切られて、シャープな感じに仕上がりました。
実際、出隅の角がシャープすぎて危ないので、ちょっと削って角を丸めてもらいました。

ふと、窓の外を見ると、一面の緑です。

キャベツもここまで立派に緑だと、綺麗です。

収穫されずに、年中、この景色がいいです。

逆側の窓から外を見ると、駐車スペースです。

排水配管工事が終わり、床の養生に使っていたMDFボード類のゴミが外に出されています。

外構工事は、来週から開始です。

次ぎのお楽しみポイントは、1階の風呂です。

浴槽の設置向きを間違えて施工するという回り道がありましたが、立派に完成しました。

早速、お施主様と現場監理員2号で試浴します。

浴室の広さは、今の家の1.5倍くらいあるでしょうか。 これで、ゆっくりと、子供2人と風呂に入れます。

今のところ、浴槽から外が丸見えです。正面に、人の家の玄関が見えます。

ということは、外から中が、丸見えということです。このままでは、風呂に入れません。外構工事で、坪庭を造っていきます。

残りは、入り隅のシール工事、シャワーフックやタオルハンガー設置、浴室鏡の追加です。

特に、狭くて、天井が低いという以外は、特徴のない、主寝室です。

壁は石膏ボードの素地です。
これから自分で、左官仕上げしなくてはいけません。
1階の床仕上げは、全て、白のビニル床タイルです。
中央に置かれているのは、床用の遮音シートです。
棟梁のMさんにお願いして、2階床に使って、あまった分をそのままもらいました。

廊下方面を見るとこんな感じです。

右がウォークイン収納、左が廊下です。
どちらも、主寝室と仕切るための引き戸がついていますが、戸袋に引き込んでしまうと、スッキリ全開口になって、目立ちません。
これが、引き戸のいいところです。

廊下は、仕上げの色が全部白なので、曇った夕刻でも、結構明るいです。

ここで、お施主さまと、現場監理員2号は退場、代わりに、現場監督のNさん登場です。

いえの中はNさんと私の2人だけです。

寂しい現場定例、本日の議題

■チェックシート確認以下、主な未決事項。
・階段下下駄箱の扉金物の変更。
・トイレ扉の戸当たり位置調整
・階段脇のボードのヒビの補修
・ウッドデッキ鉄骨製作図など。

■竣工までのスケジュール
引越し時期を最終決定したいので、竣工までの詳細スケジュールを再設定してもらう。

■登記
司法書士を紹介してもらう。
滅失登記、表示登記、保存登記、抵当権登記・・・節約のために、自分でできそうな登記は、自分でやってみるつもりです。

以上。

 

いよいよ、来週末ごろから、ウッドデッキ工事、外構工事が始まります。

打ち合わせを終了し、しばし、Nさんと談笑します。

Nさん:「思ったとおりにできてますか?」

りりすけ:「綺麗に作ってもらいました。ありがとうございます。」

5時になり、Nさんと、水道屋さんが帰りました。

薄暗くなってきたので、照明を灯します。

一人現場に残り、何をするでもなく、何を見るでもなく、フラフラと、中を徘徊します。

ボーっと見ているだけで、楽しいです。

現場監理ではなく、ただ、ボーっと見ているだけです。

あ~、出来上がってしまった・・・。

嬉しさと、寂しさと、半々くらいです。

最後は、お気に入りのフローリングに大の字です。

残る楽しみは、ウッドデッキ工事です。

 

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08/10/08(水) 中だるみ

2008-10-08 23:58:45 |  Ⅴ.内外装仕上工事
雨の朝、現場にちょっとだけ立ち寄ります。
 
今日の現場は、電気屋さんと、水道屋さんが作業中です。
造作、仕上げ工事は、ひとまず終わっているので、小休止です。
水道屋さんの作業が終らないと、次ぎの外回り関係の工事ができません。
ちょっと工程の関係で、中だるみになっています。
 
 
 
雨の中、一人、雨合羽を着て排水配管を施行する水道屋さん。
 
遺跡の発掘現場みたいになっています。
トイレの汚水、台所からの雑排水、そして、雨水(うすい)の配管作業です。
屈曲部や、合流部には、掃除口を必ず設けます。
写真で、丸く見えるのが掃除口です。
掃除口の位置が、玄関前に来ていたので修正をお願いしてありました。
指示通りに、目立たない駐車スペースの真ん中に配置を変更して作業中です。
配管工事が終われば、ウッドデッキ基礎工事、ウッドデッキ工事、外構工事に取り掛かれます。
駅に向かう途中の定点観測です。
いえのほうは、変化なし。
ジョリパット塗装が乾いて、本当の色が出てきました。
ガルバリウム鋼板よりも、明るいグレーに縫っています。
キャベツがどんどん、大きくなっていきます。
油断をすると、竣工より収穫が早くなったりして・・・。

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08/10/04(土) 夜、照明を点けに行きました。

2008-10-04 23:55:30 |  Ⅴ.内外装仕上工事

夜の現場

昼間に現場に行った時に照明が点いたので、早速夜に現場を再訪問です。

設計段階では、照明器具の明るさなどを、仕様書で確認して、ある程度は予想して器具配置します。
でも、正直、実際に点けてみないとどんな感じになるかは、分かりません。

ありがちなのは、照明器具の付けすぎです。

欲張って、または、不安になって、照明器具がついつい多めになるのは避けたいところです。

わたしのいえでは、基本照明で全体をある程度明るくして、補助の照明器具でそれを補う方針です。
つまり、全体を照らす基本照明は、本を読むには少し暗いくらい、の明るさでいいのです。
本を読んだり、作業をしたりで、より明るくしたい場所には、それ用の照明器具を足して明るくします。

こんな照明の考え方を、「タスク・アンビエント照明」といいます。

作業域を照らす照明=タスク照明

全体を照らす全般照明=アンビエント照明

これらを組み合わせて、どこでも、かしこでも、明るくするのではなく、メリハリのある照明計画すると、部屋の雰囲気が良くなると思います。

まずは、アンビエント照明を付けすぎない、明るくしすぎないよう、計画したいものです。

全般照明は、これくらいの明るさ(暗さ?)でいいんじゃないでしょうか。

電球色の蛍光灯がいい雰囲気です。

これに、お気に入りの照明器具を、インテリアとして買い足していくのも、楽しい作業です。
明日は、ヤマギワのショールームに行って食卓にぶら下げるペンダント照明と、他、スタンド類を物色する予定です。

ちなみに、工事中の電気代は、工務店負担になります。

あんまり長居して電気を使うと、迷惑をかけてしまいます。

早めに切り上げましょう。

 

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08/10/04(土) 父、来る

2008-10-04 19:42:08 |  Ⅴ.内外装仕上工事

今週も運動会

今日は現場監理員2号(下の娘)の運動会です。

2週連続の運動会です。
近所の小学校のグランドを借りて開催です。
今週も快晴、暑いくらいです。

午前中で運動会は終わりです。

午後から、運動会を見に来ていた父と、おこちゃま現場監理員2号で現場に向います。
1号(上の娘)は今日も留守番を選択。
わたしの設計したいえに、君は興味ないのか?

現場に向かう途中の、キャベツ畑。

キャベツが大きくなってきました。

中心部に、キャベツらしき、小さな塊ができてきました。

畑も葉っぱで覆われて、土の部分が見えなくなってきました。

メリメリ、キャベツの葉が中心から育ってきています。

そして、現場にも変化が。

ついに、足場撤去、仮囲いが無くなりました。

スッキリ、ハッキリ、見えます。

外壁の防犯灯も付いています。

側面の吹付け塗装が終わったので、足場が必要な工事は終了ということで、本日午前中に撤去したようです。

側面は、ラスモルタルに、ジョリパット塗装です。

現場に到着。

正面側の足場も撤去されていました。

ちょうど、作業が終了し、上棟の時にも来ていた鳶職の2人が、足場の単管をトラックで持って帰るところでした。

足場が撤去されたので、建物周辺が空きました。
これから外構の工事が可能になります。
次は、排水、給水の配管工事、バルコニー工事です。

側面のジョリパット塗装は、日が当たる面と、当たらない面で、「違う色に塗ったのでは?」と思うほど違った色に見えます。
日が当たると明るい色に見えます。

日陰の面は、ガルバリウム鋼板と同じくらいの暗い色に見えます。

建物外壁に、玄関灯、駐車場を照らす外灯が付けられてました。

鳶職が去って、今日は、現場に水道屋さんが一人だけです。

水道屋さんと、排水配管の経路と、配管掃除口の位置の打ち合わせをします。
玄関前についている掃除口は、目立つし、邪魔なので、他の場所に移設してもらうことにします。

その間に、父と、おこちゃま現場監理員2号は、いえの中に入ります。
玄関から入ろうかと思いましたが、土間コンクリートが打たれていたので、多目的室から中に入ります。

玄関のコンクリート打設です。
この上に、仕上げのコンクリートをもう一度打設、カナコテでならして仕上げます。

わたしも、多目的室のはき出し窓から中に入ります。

まずは、気になっていた浴室へGO。

指示どおり、浴槽の向きが修正されています。

出来上がっていたブロックを壊して、浴槽を取り外して、向きを逆に据付直してあります。
せっかく出来上がっていた、シャワーカラン(蛇口)を付ける立ち上がりが、壊されて無くなっています。
浴槽のエプロン(立ち上がり部)は、ブロックを積みあげて施工中です。

水道屋さん、ご苦労さまです。

浴槽の栓を操作するボタンも、設計どおり、手前側に来ました。

そして、これで、こんな風に気持ちよく風呂に入れます。

窓の外は、坪庭風にして、緑を植えて、夜はライトアップする予定です。
だから、どうしても、頭を窓側にしたいのです。

洗面所のカウンターもタイルが貼られ、洗面器が取り付けられています。

乳白色のガラスモザイクタイルが、柔らかに光を反射させて綺麗です。

1階のほかの部屋を一通り見て回ります。

建具工事が完了しています。

トイレの扉にレバーハンドルが取り付けられています。

開けてみると、中には、便器など一式がインストール完了しています。

当然、座ってみます。

広くはありませんが、水栓・シャワートイレの操作パネル、紙巻器、洗面器、タオル掛、どれもいい塩梅の位置についています。
立ってシミュレーションしてみます。
階段裏の天井が斜めに低くなっていますが、頭を打つことなく、立ったまま、用を足すこともできます。
トイレ完成です。

多目的室と、トイレ以外の扉は、引き戸です。

台所収納と同じ手法で、上側のレールは、溝だけです。

スッキリ見せるために、全開状態では、引き戸が戸袋の中に完全に隠れるようにしてあります。

引き戸を閉めるときは、戸の先端についている、鎌状の引き手を引き出して、手がかりにして戸を引き出します。

ある程度、戸を引き出すと、戸の側面についている引き手が出てくるので、これに普通に指をかけて閉めます。

2階に上がります。

水道屋さんも帰ったので、現場は休止状態。

父と、2号以外は、誰もいません。

大工道具も、塗装材料も、何も置いてありません。

居間・食堂はこれで、ひとまず工事完了です。

居間のAVラックと、棚も完成です。

現場監理員2号が、ラックの扉の検査を行います。

「橋ぃ~」とか言いながら、どんどん扉を開けていきます。

熱心に、全数検査です。

OKでしょうか?

前にも書きましたが、棚板の補強用のアングルは、後から埋め木で隠してあります。
棚板だけが白い壁から突き出して、浮いているように見せます

実際は、壁の内部まで棚板は入って固定され、アングルでも補強されているので、かなり重いものでも乗せられます。
見かけよりも、丈夫にできています。

棚板の端部は、壁から離してあります。

ちょっとしたデザインですが、これで分厚い棚板に浮遊感を持たせています。

キッチンの立ち上がり壁のタイルもほぼ完了しています。

一部、シールの処理がまだ終っていませんが、これもほぼ完成です。

お施主様の作業机脇の、スチール・フラットバーの手摺も付いています。

細かいところを残して、大方、内部は完成です。

しかも、途中で気づいたのですが、電気が受電されています。

スイッチを押すと、照明が光りました。

パチパチ、点けたり、消したり。

これは、もう一度、夜に来なくては・・・。

見所が多くて、ずっと見ていたかったのですが、おこちゃま現場監理員2号が、飽きて、「おうちにかえる」と騒ぎだしたので、しぶしぶ、退場します。

退場する、父と2号。

どうでしたしょうか、わたしの設計。

 

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08/09/30(火) 夜の現場で発見

2008-10-01 22:27:48 |  Ⅴ.内外装仕上工事

昨日の夜の現場 10/1記

今日の朝、現場に寄れないことが分かっていたので、雨の夜ですが、現場を訪問です。

当然、誰も居ません。
雨が降っています。

頭に、キャンプ用のヘッドランプを付けて、現場に潜入します。

お風呂のタイル工事が進んでいるようです。

壁の50角タイルは、ほぼ貼り終わってます。

洗面カウンターのタイルはまだ、未施工です。

洗面台は、25角のガラスモザイクタイルを貼る予定です。

お風呂のカランの立ち上がりが施工されています。

パイプの先端が突き出ています。右がお湯、左が水のパイプです。
ここに、蛇口が付きます。

順調に施工が進んでいます。

1階のほかの部屋も見て回ります。

納戸には、他の衛生陶器が搬入されていました。

洗面器と便器です。

2階に上がります。

ヘッドランプで、白い壁が照らされます。
カーテンがないので、外から窓を通して、ヘッドランプの光が、ユラユラ光っているのが、見えるはずです。
外から知らない人が見ると、きっと怪しいんでしょうね。

2階のキッチン周りのタイル工事も進んでいます。

目地のモルタルも白です。

ブラブラ見て回りますが、造作工事中の時のように、劇的な変化は、もうありません。

最後の仕上げの段階で、少しづつ、工事が進んでいるようです。

タイル工事以外は、床の塩ビタイル工事、スイッチプレートなど電気工事が進んでいました。

ブラブラしているうちに、ちょと気になることが頭によぎります・・・

先ほど見た浴室・・・。

そう言えば、浴槽のお湯を抜く栓を操作するボタンの位置が変だったような・・・。

手前にあるべきボタンが、なぜか、奥についていたなぁ・・・。

なんで、そんなことがおこるのか?

メーカーの発注図面で確認したときは、そんなこと無かったのに。

むむむ・・・。

もしや・・・?

不安になって、浴室に戻ります。

・・・

・・・

・・・

不安的中です。

あ~~。やってしまったかぁ・・・。

気が付くのが遅かったのが悔やまれます。
先日、現場に来たときに気づいていれば、ダメージは少なかったはずです。

ここまで工事が進んでいるのに、やり直しです。

重たい浴槽を、苦労して据え付けて、綺麗に立ち上がりにブロックを積んで、モルタルを塗って・・・

ここまで進んだのに、やり直しをお願いしなくてはなりません。

浴槽の据付方向が、設計図の逆になっています。

背をもたれる面が逆です。

これでは、こんな感じで、入浴することになります。

本当は、窓側(写真の右側)に頭が来るように設計していました。

残念ながら、やり直しです。

でも、ここまで出来上がっているのに、浴槽にダメージを与えずに、綺麗に壊せるかが、心配です。

 

・・・ということで、本日朝に、Nさんに電話してやり直しをお願いしました。

うまくできるか、まだ、心配です。

 

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08/09/28(日) お施主様検査

2008-09-28 21:38:53 |  Ⅴ.内外装仕上工事

今週の日曜日もお施主様検査

今日も現場へ。
お施主様(妻)と、おこちゃま現場監理員2号と一緒に現場へ向かいます。
現場監理員1号は、家でTV見てる、と辞退。

北側のキャベツ畑では、おじさんが作業中です。

日曜日なのに、今日は現場で誰か作業中です。

電気屋さんかなと思っていたら、内装屋さんでした。

たった一人で1階床の塩ビタイルを貼っています。

他の職人が居ない時でないと、なかなか、床の仕上げ工事は難しいですから、日曜日の作業なんですね。

廊下とトイレの塩ビタイルは完了していました。

現場監理員2号は、単に2階建て、ということが楽しいらしく、階段を上り下りして、1階と2階を行ったり来たりしています。

その気持ちは分かります。
わたしは、子供のころ(今もですが)ずーっとアパート暮らしでした。
いとこの一戸建ての家に遊びに行ったときに、1階と2階と、それを結ぶ階段に、憧れの気持ちを懐いたのを思い出します。

われわれは2階に上がります。

お施主様は、自分の領域の検査です。
突き当たりの窓にシャッターが下りているので、ちょっと暗いです。

台所の床は、油汚れ対策とコスト削減のため、フローリングではなく、塩ビタイルです。
施工完了しています。

「タイルが貼られてるよぉ」

どれどれ。

キッチンの壁に、昨日の打ち合わせどおりの割付で、50角タイル(50mm四方の正方形のタイル)が貼られていました。
50角タイルを貼る部分の壁は、あらかじめ、タイルを貼って仕上がった時に50mmの倍数になるような寸法で壁を設計しておきます。
100角タイルを貼るならば、100mmの倍数、200角タイルを貼るならば、200mmの倍数にします。
中途半端な長さや高さだと、タイルを切らないといけません。
まぁ、切れば納まりますが、見栄えが良くないです。
できれば、切らずに、目地でピッタリと納まるようにするべきです。

台所収納の引き戸も完成しています。
レールは2本で、2枚引き戸を2セット並べた構成です。
全部閉めるとこんな感じです。

戸板の引き手は、アルミのチャンネル(コの字型の型材)を溝状に上から下まで埋め込んでいます。

片側に引き寄せるとこんな感じに開きます。

手前一間のキッチン収納スペースを使うときはこのような開き方になります。
戸板の上側には、レール枠をまわさず、白い天井が台所と収納スペースで連続するようにして、台所が広く感じられるようにしています

中は、カウンターと移動棚だけの、いたってシンプルな構造です。
カウンターの下
には、無印や、エレクターなどのキャスター付き移動ワイヤーシェルフを入れる予定です。
サイズが合えば、イケアでもいいかな。
システムキッチンの壁面収納棚を付けるよりは、コストを押さえられます。

奥の一間は、洗濯機置場兼ユーティリティ収納で、移動棚とシンクが付きます。

両側に引き分けたり、手前に引いたり、フリーに戸板が動きます。

ちびっこ2号が上がって来ました。

どこかに置いてあったホウキを手に入れたようです。ブンブン振り回しながら部屋を闊歩します。

まだ、汚さないでねぇ~。

真っ白な壁は、きっとこの子ら(と、わたし)の手によって、汚れていくんだろうなぁ~。
ペンキ仕上げの白い壁は、質感があって、綺麗ですが、それなりの覚悟が必要です。
ボード二重張りでもないかぎり、時間が経てば、いずれどこかに多少のヒビが入ります。
壁紙と比べれば、手垢で汚れやすいく、付いた汚れは取りにくいです。

まぁ、その時は、自分で補修して、上からペンキを塗ればいいでしょう。

ふと、外を見ると、おじさんがまだ作業中です。雑草むしりがだいぶ進んだようです。

じみちに手で雑草を抜いています。
でもまだ全体の1/4程度でしょうか。
まぁ、考えてみても、小さな雑草抜くには、それしか方法がないですね。
これまた、ローテクです。

食堂にインターホンが付いていました。

壁から垂れているコードは、床暖房制御用のコードです。
ここに、居間と食堂の床暖房操作パネルが2枚付くことになります。

一通り、スイッチ、コンセント、電話、LAN、TVアウトレットの位置を確認して回ります。

照明器具や、スイッチ、コンセントなど、設備工事も最後の仕上げに入ってきました。
ますます、いえらしくなって来ました。

居間・食堂のスポットライトです。

グルグル巻きの球・・・

ちょっとだけ、見慣れました・・・。

 

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08/09/27(土) 運動会にて現場定例中止

2008-09-28 15:03:10 |  Ⅴ.内外装仕上工事

快晴、運動会日和です。

昨日までの天気予報が外れてよかったです。
昼間は、上の娘の運動会のため、現場定例は中止です。
娘の踊る姿、走る姿には、当然、感激しましたが、大きな体の6年生が、小学校最後の運動会で、組体操を披露した姿にも感動しました。
アカの他人の子供なのに、その真剣な眼差しに、ちょっと涙腺が緩んでしまいました。
涙もろくなったかな・・・。

夕方に現場に行きます。

北側から。

軒樋、縦樋と、雪止めが付いています。
軒樋は、できるだけ目立たないように、外壁と同じ色のガルバリウム鋼板の曲げ加工で角型の樋にします。
雪止めも目立たないように、アングル一本のシンプルなものにしました。
でも、やはり、見た目だけで言えば、ない方がいいですね。
隣地に雪が滑り落ちて迷惑をかけないために、しょうがなく、付ます・・・いまは、キャベツしか居ないから、雪が滑落しても、たいして迷惑にはなりませんが。

縦樋が黒いのはいただけません。
すぐに現場から、現場監督のNさんに電話して、外壁と同じ色に塗装してもらうことにします。

キャベツはどんどん生長中。

収穫と竣工、どちらが早いか、接戦です。

現場到着。

縦ハゼの締め込みが終っているようです。

手で締めたのが分かる程度に、微妙にハゼが波打ってますが、それも、手作業の味です。
いい感じに仕上がりました。

中に入ります。

今日の現場は静かです。
作業しているのは、電気屋さんのSさんと、その子分1名。タイル屋さんが2名。
合計4名。

建具工事は終ってませんが、Yさん(三男、建具師)も、子供の運動会らしく、今日はお休みです。

玄関の土間コンクリートを打つために、砕石で嵩上げされてます。

月曜日に、コンクリートを打設する予定です。

階段下の下駄箱の戸板が付いています。

まだ、マグネットラッチなど金物が付いてませんが、既に、現場の誰かの上履きスリッパが収納されて稼動状態です。

洗面所、浴室でタイル工事が進んでいます。

壁は、50角タイル、洗面カウンターを25角タイル、床を200角タイルにします。
色は全部、白。

いものホーロー浴槽が据え付けられています。

相当重い代物です。
タイル屋さんに聞くと、昨日、6人がかりで据付作業したそうです。
きっと、職種に関係なく、現場にいた若い職人がかり出されたことでしょう。
特に、洗面所の入り口から浴室までは、スペースが狭いため、浴槽を縦に立てて運んだそうです。

防水シートを、土台よりも充分下まで貼り下ろすようにお願いした修正作業もできていました。
浴室の湿気で、土台が腐れるのは、絶対にあってはなりません。

ごくろうさまでしたとお礼を言います。

多目的室を見ます。

部屋の扉と、クローゼットの扉が付いています。
クローゼットは、奥行きが90cmと深いので、ステンレスのバーを、上下前後で2本付けています。

天井照明はダウンライトです。

・・・うむむ。

自分で選んだ器具なので、文句の言いようがありませんが、なんともカッコの悪い電球、いや、正確には蛍光灯です。
電気代と、球の値段の、ランニングコストを考慮して、松下電工のパルックボール(蛍光灯)の電球色を選びました。
蛍光灯は、なるほど確かに仕様書どおりの姿です。
しっかし、
改めて実際に見ると、ここまで変なカタチだったとは。

ランニングコストを気にしないのであれば、ハロゲン球や、ダイクロ球を使えます。
これらの球のほうが、見た目は電球の姿なので、文句なくカッコはいいです。

まぁ、今後の世の中の動きとして、家庭用照明の電球は消滅していくことでしょうから、蛍光灯のこの姿を見慣れるように努力します。

2階に上がります。

階段の脇のOSBの壁が、指定したとおりに、うっすらと白く塗装されています。
オイルステンの拭取り仕上げです。
いい感じに仕上がりました。

2階の照明器具も付いています。

デザイン的には、シンプルでカッコのいいスポットライトを選んだのですが、球がグルグル巻きです・・・。
まぁ、見慣れるように努力です・・・。
台所収納の戸板も完成していました。

北側の窓周りにもスポットライトを付けています。

グルグル巻きの球が付いてます・・・。
こちら側のスポットライトは、下から上に向けて、天井を照らし、明るくなった天井の間接光で部屋を照らすつもりです。
こんな照らし方は、ちょっとした不陸さえも際立たせて見せてしまうので、大工と塗装屋泣かせです。
それもあって、塗装屋さんは、気張って天井を仕上げてくれました。

食堂脇の私のパソコンデスク。

OSBは、目を適度に残して柔らかい感じに白く塗られています。

ベイ松の梁と、杉の束も、白のオイルステンで薄く塗ってもらいました。

当初の予定では、真っ白にベタ塗りするつもりでしたが、あんまり立派な梁なので、木目を残しました。

居間のAVラックもほぼ完成。

合板にならの突き板を貼った戸板がついてます。
大工工事ですが、立派な家具ができました。
あとは、金物(ステー)の取り付け、仕上げのクリア塗装でしょうか。

部屋の中のスイッチプレートも付いています。

目立つ場所だけ、インターフォーム・エムエフジのスイッチプレートを選択しました。
スイッチプレートは真っ白で、角の立った、角型のプレートがシンプルでデザイン性の高い製品です。
ただ、中身のスイッチ本体の色とが合いませんね。
中身のスイッチは、自分で白く塗ることにします。

電気屋さんのSさんは、宅内LAN配線と格闘中です。

どの配線がどれか、きちんと分かるようにマジックで各配線に名前が書いてありますが、念のために、配線が完了した段階、まだ壁の仕上げが始まる前の段階で、一度全ての配線を通電チェックするそうです。

現場監督のNさんに渡す書類を、タイル屋さんに預けます。
■ガス、水道工事のための、地権者サイン、捺印済みの私道掘削承諾書一式
■バルコニー鉄骨工事のための図面一式。 鉄骨軸組図など。

さて、これから近所の神社(地鎮祭をお願いした神社)の秋祭りに家族で繰り出します。

屋台がたくさん出ているはずです。

300円のチューハイを取り合う、300円のキティちゃんと、300円のスティッチ。

冷静になると馬鹿らしいほど高い価格です。
お祭りだから、まぁ、いっか。

 

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08/09/25(木) 朝の寄り道

2008-09-25 23:53:52 |  Ⅴ.内外装仕上工事

木曜日ですが、朝の寄り道です。

土曜日まで我慢できませんでした。
建具工事の現場を見てみたい・・・。

今朝は時間が取れたので、朝、娘を幼稚園に送ってから、現場に寄ります。

今日は車が多いです。いろんな業種の人が来ているからでしょう。

今日の現場の陣容は・・・

建具士1名+大工さん2名・・・建具工事は、工務店のお抱えの建具師がやってくれます。
実は、この建具師、現場監督Nさんの弟です。長男、現場監督Nさん、次男、棟梁Mさん、三男、建具士、○○さん(まだ名前聞いてません)という、濃いつながりです。

他、現場監督Nさん、塗装屋さん2名、内装屋さん1名、電気屋さん2名、板金屋さん2名、タイル屋さん2名ということで、総勢、13名が現場入りしてます。

にぎやかな現場は楽しいですね。

中に入ります。まずは、多目的室。

やはり、建具工事の作業場でした。
ござは、建具を寝かして作業する時に、建具に傷が付かないようにするためのものだそうです。
やり方が古風ですね。

建具工事のための道具が置いてあります。

ひときわ目を引く、このアイロンは、何のためのものでしょう?
職人さんが、自慢の手ぬぐいを、アイロンがけしているわけではありません。

このアイロン、木製のテープを建具扉の小口(こぐち:側面)に貼り付けるためのものです。

ローテク万歳。

合板でできた戸板の小口を、木製のテープを貼り付けてで塞ぎます。
上からアイロンをかけて固着させます。

小口テープです。
いろんな幅があります。
木の種類も、色々あります。
板の表面と同じ種類の木のテープを使います。

洗面所と、納戸と、主寝室の引き戸です。

引き手がまだ固定されていません。
塗装がすんで、組立を待つ状態です。

2階に上がります。
2階では、建具屋さんが、台所収納の引き戸の仕上げをしています。

ついでに、扉の金物関係の打ち合わせをします。
塗装がすんだ戸板に、アルミの型材を埋め込んで引き手とします。

アルミアングルに接着剤を塗っています。
髪型がトッポイ感じの三男、建具師です。

塗装屋さんが、居間の棚に、クリア塗装をかけてます。

クリア塗装か、色つきの塗装(オイルステン)とするか、サンプルをいくつか作ってもらったうえで、クリア塗装に決定しました。
棚板は、タモの集成材としたのですが、クリアをかけると、小口の継ぎ目が目立ちすぎました。

継ぎ目が目立ちすぎなので、現場監督のNさんにお願いして、ここにもナラ材の小口テープを貼ってもらうことにします。

その他の部分の棚板も、クリア塗装が済んでいました。

サンプルをもらっていた、OSBの塗装も、白の濃さを決めて、塗装屋さんに伝えます。

現場の作業を、もっと見ていたいのですが、会社にいかなくてはいけません。

1階に下ります。

浴室では、現場監督のNさんが、タイル屋さんに指示をだしています。ということは、浴室の工事が始まるということか・・・。

外にでます。

頭上に人の気配を感じます。

板金屋さんが、最後の仕上げ、はぜの締めをしています。

あきれるほどに、人力です。
一人は
おおきなペンチのような道具を使って、はぜを挟み込んで締めます。
ペンチは、重たいので、水平に支持するために、もう一人が、ペンチの先を紐で吊って、屋根の上から支えます。

ローテク万歳。

駅に向かう途中、現場を見返します。

板金屋さんが、屋根の上で、ペンチを吊ってます。

畑のキャベツは、誰が見ても、キャベツと分かるようにまで成長しました。

 

<番外編>

帰宅時にどうしても気になり、現場によりました。
夜に現場に行くのは、基礎工事以来です。
中に入ると、予想通り、浴室の工事が進んでいました。

防水シートの上に、ラス(金網)を張って、モルタル塗りしてタイルの下地を作ってありました。

黒いのが、防水用のアスファルトシートです。
その上に、菱目の金網、ラスを張り、モルタルを左官してあります。

むむむ・・・???

寄ってみてよかったです。
ちょっと、このままではマズイ箇所を発見。
直してもらわなくてはいけません。

現場監督のMさんに、写真を撮って、メールします。

 

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