わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/08/30(土) 今週の現場定例

2008-08-30 22:38:28 |  Ⅴ.内外装仕上工事

2週間ぶりの現場定例です

最低週に2回は現場に行ってますが、現場定例は2週間ぶりです。

今日も、クーラーボックスに差し入れの飲み物を入れて現場に向かいます。
ひと時ほど暑くはありませんが、今日は蒸し暑いです。
ココ最近、亜熱帯気候のような雷雨が続いてます。
異常気象です。

北側からの現場です。

建物には変化ありませんが、植物に変化ありです
前の畑に苗が植えられました。

またキャベツです。
二毛作です。
別にわたしには全然関係ないのですが、勝手に違う作物を期待していたので、ちょっと残念です。

そして、仮囲いのツタがどんどん、成長しています。
屋根の高さまでとどきそうです。

9:00ちょうどに現場に到着です。

板金屋さんと、左官屋さんが談笑しています。
今日から、外壁の側面の仕上げ工事が始まります。
側面は、モルタルに吹きつけ仕上げです。
まずは、モルタルを塗りつける下地として、防水のためにアスファルトシートを張ります。

すぐに後ろから現場監督のNさん登場です。

2階に上がって、定例打ち合わせ開始です。

2階がだいぶスッキリ片付いてます。

今週の定例

■チェックシート確認
いつものチェックシートの確認です。
宿題がかなり片付いてきました。

■コスト増減見積受領
チェックシートの番号に対応して、着工後の変更項目の増減額が提示されました。
増減、といっても、増が多いです。
しかも、予想外に、圧倒的に、増額です
着工してから、かなり変更したのは事実ですが、う~、こんなに工事費が上がるとは・・・・。
内心動揺しつつ、「じゃ、しっかりチェックさせてもらいます。」と言って、受け取りました。

■見本受領など
・壁紙・・・普及グレードです。ガラの無い、無難なものを選ぶ予定。
・2階壁の塗装色を来週中にこちらから提示する。・・・日塗工(にっとこう・・・日本塗装工業会の略)の色番号で指定します。
壁の色は、「白」にするつもりですが、本当の「純白」は使いません。
「純白」は、人の目には白すぎます。つまり、眩しいと言いますか、明るすぎます。
普通、内装で、大きな面に塗る「白」は、ほんのちょっとだけ、グレー系か、ベージュ系の色を加えた白です。
それが人の目には、やさしく、普通に白く見え、落ち着きます。
純白と並べて比べない限り、グレーや、ベージュが混ざっているとは分かりません。
「白」にも色々ありまして、そのあたりの程よい、「白」を選びます。

■工程表受領
・来週は、建具の戸板の打ち合わせを現場で行います。

■その他
・棚ブラケットの確認。・・・図面再提出。LAMPのステンレスアングルを使う。
・天井ボード張りの一部やり直しのお願い。・・・みっちゃんの荒い仕事の部分。

以上、手短に定例終了。
Nさん、次の現場へ向かいます。
わたしは残り、現場の中を見て回ります。

棟梁のMさん、追加の図面のチェック中です。

2階が片付いている理由が分かりました。

フローリングが貼られています

床に積まれていた石膏ボードや、壁に立て掛けられていたフローリングが、施工されたので、スッキリしたのです。

ナラのフローリングです。

いい感じです。
フローリングは、床暖房対応、広巾、長尺・継ぎなし、を条件に選びました。
その条件だと、無垢材ではなく、3層フローリングが最適です。
3層フローリングは、無垢フローリングの風合いを持ちつつ、合板フローリングの持つ縮みにくさ、そりにくさを、併せ持っています。
唯一の短所は、価格。
高いです。
高価なので、貼るのは、食堂と居間だけに限定します。
他の部屋の床は、塩ビタイルや、シナベニアでコストダウンをはかります。

フローリングをうっとりと眺めている横から、みっちゃんが傷つかないようにどんどん養生をしていきます。

すぐにカバーされて見えなくなってしまいました。
残念。

養生で見えませんが、居間のフローリングも張られているはずです。

1~2階の階段の踏面(ふみづら)に使う、なら無垢板です。

フローリングと板目を合わせています。
厚み30mmの板が、工務店さんの在庫にあったので、それを使うことにしました。
なかなか、シッカリした材です。
この板、実は、一枚板ではありません。
はいであります。
つまり、細い2枚の板を接着して、幅の広い板材にしています。
幅の広い一枚板は、なかなか高価になりますので、板を「はいで」広幅の板材にする手法がよく取られます。
ちょっと見には継ぎ目は分かりません。

食堂の窓から外を眺めます。

窓の左手にツタが見えます。
ついに、この高さまで伸びてきたか。

外の畑は、キャベツの苗。

キャベツの収穫が早いか?家の完成が早いか?

1階に下ります。

多目的室はボード工事が完了しています。

主寝室へ。

定点観測可している、主寝室の窓。

主寝室で変化があるのは、窓から見えるツタだけです。
窓からの景色が、葉っぱに遮られつつあります。

納戸に天井が貼られました。

壁は、OSBを貼ります。

外に出ます。

「ラス」が積まれていました。

いえの側面の壁のモルタル塗りの下地に使います。
外壁の極めて標準的な工法で、「ラスモルタル塗り」と言います。
この金網状のラスを、壁の外壁合板に釘を使って、ちょっと浮かせて止付け、上からモルタルを左官し、ラスをふせこんでいきます。
モルタルがラスにからんで、ひび割れや、滑落防止になります。
その上から、塗装を吹き付けて仕上げます。

先週指摘した、一部板金のやり直しも完了していました。

ちょっと青空が見えてきました。

午後は床屋に行くので、これにて失礼。

みなさん、今日もよろしくお願いします。

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08/08/27(水) 今日の現場

2008-08-27 21:38:57 |  Ⅴ.内外装仕上工事

朝の寄り道です。

久々に青空が見えます。

ツタが成長中です。
心なしか、昨日よりも大きくなっている気がします。
いえの方は変化なし。

北側の畑では、おっちゃんが、なにやら肥料らしきものを撒いてます。

棒の先に固定した穴の開いた缶に、肥料を入れて振りかけてます。
ローテク万歳。

現場に到着。

青空が気持ちいいです。
こちらからの景色も変化なしです。
板金工事で、一部やり直しをお願いしていた部分もまだ手付かずのようです。

玄関から中に入ります。

おはよぉございまぁ~す。

一階から見てまわります。

主寝室は天井、壁の石膏ボード貼りが完了しました。

主寝室からの眺めがツタの葉っぱで覆われてしまう日も近いでしょう。

Tさんは、多目的室の壁を施工中です。

完璧です。言うことなしです。お任せします。

2階に上がります。

台所の天井が貼られています。

台所の収納スペースの引き戸レールは、天井埋め込みの枠に溝を切ってあります。

ペンキで仕上げれば、溝だけ見えるようなスッキリした納まりになる予定です。

棟梁のMさんと、居間棚、食堂カウンターなどの打ち合わせをします。
固定方法など指示して、図面を渡します。
徐々に細かい内装の造作作業に入ります。

ロフトへの階段を取り付けるために、壁の胴縁に下地が付けられてます。

片持ち(壁からニョッキリ出たように見える)の階段にする予定です。

今日の作業を確認する棟梁のMさん。

じゃ、今日も一日、よろしくおねがいします。

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08/08/26(火) 今日のツタの葉

2008-08-26 22:31:32 |  Ⅴ.内外装仕上工事

ツタの葉が茂っていきます。

雨が続きます。

今朝は遠くから現場を眺めるだけです。

外壁の板金工事がほぼ終っているようです。
ツタの葉が、また大きくなっています。
畑には、何か植えられたのでしょうか、ウネっぽくなっています。
綺麗に整地された畑に、わたしのいえに向かうがごとく、足跡がついてます。

明日の朝は、立ち寄って、ちょっと打ち合わせしてから出勤の予定。

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08/08/23(土)今週は定例なし。

2008-08-23 17:28:08 |  Ⅴ.内外装仕上工事

今週は現場定例なし

工務店さんから特に議題もなく、時間もうまく合わないので、今週は定例なし。

現場に行って、棟梁のMさんと打ち合わせだけします。

9:30、ママチャリに図面と、差し入れのクーラーボックスを積んで、現場に向かいます。

北側からの外観に変化が見られます。

ついに、北側も外壁の仕上げ板金工事が始まりました。
右端から板金が貼られています。
ただ、もうひとつ、もっと目立つ変化が。

ツタの葉が茂ってきてます。

昨日の写真で気づいたのですが、凄い勢いで、足場に貼られた防護シートをつたって、ツタの葉が茂ってきてます。
今まで気づかなかったのですが、あらためて8月の初めころの写真をヨクヨク確認すると、確かに、ツタが小さく写っています。
あっという間に、こんなに大きくなったわけです。

敷地に以前建っていた古屋が緑のツタの葉で完全に覆われていましたが、その時の子孫が残っていたようです。

ちょうど一年前、昨年の夏、解体前の古屋の壁面緑化です。
エコ住宅です。
解体時にツタも撤去したはずですが、根っこが地中に残って生きていたのでしょう。
みあげた生命力です。

現場に到着です。

外で作業していた板金屋さんに挨拶します。
昨日から始まった板金仕上げ工事が進んでいます。

屋根の高い、写真手前側に貼り付ける一番長い鋼板は、長さ約8mくらいあります。
当然、継ぎ目なしの一枚ものです。
現場の近くまで、大型トラックで運び、道の狭い現場前までは人の手で担いで搬入したそうです。

細かい加工作業は現場で、寸法を実測しながら行います。

ハサミで、窓に合わせて細かい形を切り、縁をペンチで曲げます。
電動工具は使いません。

ローテク万歳

いえの中に入ります。

1階で作業中のTさんに、差し入れに持ってきた、冷たい飲み物を入れたクーラーボックスを託します。

1階の主寝室の天井ボードが貼り終わりました。

主寝室に入ります。窓をのぞくと・・・。

ツタの葉の緑が、予想外に気持ちいいです。

主寝室の中は、押入れに続いて、クローゼットができてきました。

Tさんが、クローゼットの奥にボードを貼ります。

隣の部屋で、石膏ボードをノコギリで切り出し、えっちらおっちら運んできて、クローゼット奥にはめ込んでから、端部をヤスリかけして微調整してピタリと納めます。

天井と主寝室の引き戸枠が図面どおりにピタリと収まってます。

毎度ながら、丁寧な仕事に感心してしまいます。
こりゃ、時間も掛かるわけです。

玄関脇の照明スイッチボックスです。

今日は電気のSさんは、来てません。
何の配線か分かるように、一本一本、接続先が書かれています。

2階にハシゴで上ります。

棟梁のMさんが居ました。

首の調子を聞いて見ます。
ムチウチだと思っていたのですが、聞くと、首が単純に痛いだけではないそうです。
古傷が原因、みっちゃんの運転がキッカケで、体の具合が悪いそうです。
結構重症のようで、心配です。
マイペースで頑張ってもらうしかないです。

定例ではないのですが、いつものチェックシートを渡し、急ぎの内容を伝えます。

■次回までにお願いした項目
・コスト増減表・・・現場が始まってから変更した項目の増減額のまとめ
・居間棚、食堂カウンター支持用の金物の提案

■追加提出図面
・居間扉追加に伴う変更図一式

■木材料の塗装仕上サンプルについては、こちらが希望するサンプルを一覧にまとめて再提出する。

以上。

打ち合わせは15分くらいであっさり終わり、あとは、Mさんの体の具合、現場の具合など、雑談しながら、現場を見て回ります。

居間、食堂の天井石膏ボードが貼り終えられてます。

1階のTさんの仕事に比べると、みっちゃんの天井は隙間が大きいところが見られます。

2階の天井は、ペンキ仕上げなので、ペンキ下地になるパテかいをシッカリすればOKのはずが、今後のこともあるので、仕事が少々荒いことを指摘しておきます。

北側の窓から外をのぞくと、北側の外壁板金工事中でした。

二人一組の作業です。
上の人が、板金を吊るようにして固定しています。
下の人が、ゆがみがないか、全体を見てチェックしています。
一枚一枚、手作業で貼り付けていきます。これまた時間の掛かる作業です。

2階の内装工事は、居間食堂の天井石膏ボードが終ったので、次は、台所の天井石膏ボード工事です。

ロフトに上がります。

ロフトの天窓です。

網戸付きです。

スッキリ見えるように、網戸枠を埋めこんでしまったので、網戸を交換するには、天井を壊さないといけません。
実質、交換不可です。
どうでるか?

ロフトの床仕上げは、フローリングではなく、安価なシナ合板貼りにします。

クリアラッカー仕上げにする予定です。
Mさんと割付の最終確認をします。

現場の中をブラブラしていたら、昼ごはんの時間になったので、自宅へ帰ります。

帰り道、振り返ると、北側の外壁板金工事が、どんどん進んでいました。

ツタに負けるな、板金工事。

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08/08/22(金) 今日の現場

2008-08-23 00:03:52 |  Ⅴ.内外装仕上工事

なにが植わるのか?

金曜日朝、出勤前の現場です。
来週からは、金曜日朝に本業の会社での打ち合わせが定例化するので、金曜日朝の訪問は今朝が最後です。

北側からの現場です・・・?

なんだあれは???

建物には変化はありませんが、前の畑で、耕耘機が行ったり来たりしています。
なんか、すごくノンキな景色に見えます。
何が植わるのか楽しみです。

現場に到着。

南側からのいえ。

ついに、外壁の板金工事が始まりました。

窓上にアルミ板の庇が付いています。

外壁は、ガルバリウム鋼板竪ハゼ仕上げです。

上下、2人の協同作業で、一枚の板を取り付けています。

中に入ります。

Tさんが、1階の主寝室に天井を貼っています。

押入れもだいぶできてきました。

今は、Tさんの大工道具が綺麗に並べられています。
押入れというよりも、道具の展示場みたいです。

綺麗に並んだ道具。
誰に見せるためでもなく、自分の作業効率のため。
Tさんの几帳面な性格が如実に現れています。
これだから、仕事も丁寧なんですね。

2階に上がります。

天井がだいぶ貼られてきました。

ロフトに上がります。

居間食堂用のエアコンの先行配管です。

下側、2階に配管を抜いて、天井の中を横断して、さらに1階へおろします。

冷媒管は、ホース。ドレイン管は、塩ビパイプです。

今朝はMさんが居ません。

病院にでも寄っているのでしょうか。

心配です。

じゃ、みっちゃん、よろしく。

 


08/08/20(水) 今日の現場

2008-08-20 23:02:41 |  Ⅴ.内外装仕上工事

久々、朝の現場寄り道

現場のお盆休みも終わり、昨日から工事再開しました。

本日、水曜日は、朝の寄り道です。

現場の皆さんに久しぶりに会えるのが楽しみです。

北側からの景色は変化なしです。

よく見ると、窓の上に、外壁板金工事用の下地板が付いています。
中に人の気配がします。

現場に到着。

こちら側も窓周りに、外壁板金工事用の下地が取り付けられています。

快晴ですが、ひと時のようなガツンと来るような暑さはありません。
残念ながら、秋に確実になりかけてます。

1階から見てまわります。

多目的室の天井が貼られました。

天井高さを限界まで低く設定したので、どうかなぁ、とちょっと心配でしたが、予想していたほど圧迫感はありません。よかったです。
窓の額縁も付いています。
防湿シートも床下から、壁まで連続した防湿層を構成しています。
壁にボードを貼る準備は整いました。

玄関では、ダイトウリョウのTさんが、折上げ天井を作っています。

お任せします。

2階から降りてきたエアコンの先行配管です。

冷媒管は、エアコン1台あたり、行って帰っての2本必要なので、こんな本数になります。
冷媒管の中の冷媒は、エアコンの屋外機と室内機の間を密閉状態で循環するので、液が流れるための勾配は必要ありません。
距離と、最大揚程を守ってつなげばOKです。

ドレイン管は、エアコン内で結露した水を外に流します。

こちらは、きちんと水勾配を取って流す必要があるので、塩ビ管で天井内を配管します。
建物高さを抑えるために、天井裏のスペースも極小にしたので、配管、電線で、かなり混雑しています。

2階に上がります。

居間の天井が施工されています。

あれれ?誰?

みっちゃん、頭丸めてどうしたの?
もしかして・・・?

台所用のエアコンの先行配管です。

カーテンボックスも無事付きました。

みっちゃん作の台所収納の上枠レールです。

よくできてますが、よくよく見ると、天井が貼られれば見えなくなる部分の仕事がちょっと荒いです。
この辺が、ダイトウリョウのTさんとの差です。
Tさんは、最後は隠れて見えなくなってしまう下地でさえ、きっちり隙間なく、きれいに組み上げます。
大工魂ですね。

棟梁のMさんと簡単に打ち合わせします。

「今後、ここをこんな風に変更したいけど、まだ図面できてない」と、現場泣かせな情報を伝えます。

まだ、Mさん、首の調子が悪いようです。
実は、Mさん、連休前にムチウチになっていたので、ちょっと心配していました。
私の推測ですが、原因は、みっちゃんかもしれません。
この連休で良くなるかな、と思ってましたが、まだ本調子ではないようです。

みっちゃんは、反省の意を表して、頭丸めたのではなかろうか?

ちょっと辛そうなMさんに別れを告げて、会社へ向かいます。

みなさん、今日も一日、よろしくおねがいします。

 


08/08/16(土) イケア

2008-08-17 16:28:12 |  Ⅴ.内外装仕上工事

イケアで家具を見る。

イケアは、日本(再)上陸前からのファンです。
今回のイケアの全国店舗展開は、実は、ニ度目のイケア日本上陸です。
仕事の関係で、日本(再)上陸後は、少々お付き合いがあります。

イケアの一度目の日本進出は、日本の合弁商社がイケア製品だけを輸入して販売していましたが、これはウケませでした。
これでは、イケアの魅力が半減されてしまうからです。
早々に日本を撤退したのが80年代半ば。
その後、2006年に船橋に再進出し、現在のところは成功を収め、日本各所に店舗を展開しています。

ニ度目の進出が、一度目と決定的に違うのは、製品の輸入だけではなく、流通、販売のシステムも完全輸入したこででしょう。
分かりやすいのは、売り場のレイアウトです。
複数のイケア店舗を訪れた方なら分かると思いますが、どの店舗も、陳列される品々の種類、順番、配置はほぼ、同じです。
実は、このレイアウトは、世界共通です。
世界各国のイケアで、国の特色にあわせた商品展開はしていますが、売り場の構成、順番、買い物の仕方、倉庫やレストランの位置関係は同じです。
この、イケアのシステムを二度目の上陸時には、日本でも忠実に展開しています。

商品のクォリティと低価格も人気の源でしょうが、実は、広大な売り場や倉庫の高い天井といった巨大なスケール、青と山吹色のコーポレイトカラーに代表される華やかさ、無駄を排した徹底したセルフサービス、ミートボールの異国の味、そういったものからかもし出されるイケアの雰囲気が、現在のイケア人気を支えているもうひとつの大事な要素でしょう。

でもって、すっかりイケアファンのわたしと妻は、新しい家に入れたい家具を船橋のイケアで見て回ります。
相変わらずの低価格に驚かされます。
また、いまでは少々見慣れてしまったものの、癖のないシンプルなデザインは、やはり使い勝手が良さそうです。

ソファー、ダイニングテーブルを重点的に見て回りました。
ソファーは候補を絞りました。
ダイニングテーブルは、コレがいい!というものにめぐりあえませんでした。
衣類の収納用の棚は使えそうです。
照明器具も、いい感じのがあったので、使ってみる予定です

見るだけ見て、買ったのは、子供用の砂場遊びセットと、鍋蓋と、わたしの好きなシロップ。

この季節は、氷水に溶かして飲むと美味。

薄めの味付けがお勧めです。

 


08/08/14(木) 今日の現場

2008-08-14 21:24:08 |  Ⅴ.内外装仕上工事

現場も盆休みです。

現場も8/13~18まで盆休みです。

わたしも盆休みで、しばらく東京を離れていましたが、本日帰宅。
即、現場に向かいます。

北側からの景色。
いつもよりも、窓の奥が暗く見えます。

夕方が近いからというのもあるのでしょうが、なぜでしょう?

現場に到着して、理由が分かりました。

防犯シャッターが全部閉じられていました。

外壁に、先日鉄工所で造ってもらったブラケットが着けられていました。

このブラケットにバルコニーの鉄骨梁を固定します。
当初はこのような金物は付ける予定ではなかったのですが、あとから追加しました。

バルコニーの鉄骨図をブラケットにあわせて修正しないといけません。
まだ時間はありますが、早めに直しておいたほうがいいでしょう。

玄関をコンストラクションキーで開けて、中に入ります。

玄関に現場コミューターとして活躍している赤い自転車が収納されていました。
当然中には誰も居ません。
シャッターが閉められているのでいつもより暗いです。

なんだか寂しい現場です。

1階から見て回ります。

多目的室のエアコンの先行配管が完了していました。

もともとは、子供部屋の予定だったので、後々に2分割して個室化できるようにしてあります。
エアコンの先行配管も2箇所です。
でも、竣工時は一部屋、付けるエアコンは1台です。

こんなふうに、壁から配管がニョッキリ出た状態になります。
エアコンを設置すれば隠れますが、設置しないで露出のままになるとちょっと変です。

2階に上がります。

シャッターが閉まっているので、暗いです。

カーテンボックスなど付いていましたが、他には特段、進んだ工事はないようです。

台所のユーティリティ収納に、分電盤の台座、洗濯機専用水栓が取り付けられました

このあたりの、電気の配線と、水、お湯の配管、複雑です。
電気の配線はなにがなにやら、まったく分かりません。

床にエアコンの先行配管用の穴が開けられています。

2階のエアコンの配管を、1階までおろす時に、1階の床梁を切り欠かないようにしなければいけません。
そのために、壁をふかして(厚くして)配管用のスペースを設けます。

居間の換気用レジスターの開口も施工されていました。

外壁の板金の割付とあわせて位置を決めました。

夕方ですが、窓が締めっぱなしで暑いので、しばらくすると汗が垂れてきます。

寂しいし、暗いし、暑いので、そろそろ、帰宅します。

帰路、振り返ると、夕刻の空です。

空の雲が、秋の到来を予感させます。

嗚呼夏よ、まだ、終るな。

 


08/08/11(月)の現場 8/14記

2008-08-14 20:26:59 |  Ⅴ.内外装仕上工事

盆休みの打ち合わせ

ちょっと、パソコンから離れていたので、先日月曜日の記録です。
盆休みなので、午前中は現場でゆっくり打ち合わせでした。

現場に向かいます。

屋根が仕上がって、建物らしくなってきました。

現場に到着です。

こちらからは、いまだ、変化なし。

中に入ります。

Sさんが配線工事中です。

今日の打ち合わせは、エアコンの先行配管ルートについてです。

家庭用エアコンを普通に街の電気屋さんにお願いして取り付けると、外壁に、ニョロニョロと、冷媒管やら、ドレイン管のホース類が露出してしまいます。
外壁にベージュ色のホースが這っている姿は、あんまり見栄えのいいものではありません。
わたしのいえでは、これらホース類を、あらかじめ壁の中に埋めこんでおきます。
エアコンの室内機、屋外機とつなぐために、ホースの両端を建物の壁から出しておいて、後から街の電気屋さんが簡単に工事できるようにしておきます。

現場監督のNさんと、エアコン配管施工業者と、エアコンの先行配管ルートを確認し、マジックでマーキングしていきます。
1台づつ、屋内機をどこに設置し、どのルートでホースを屋外まで出すかを打ち合わせします。
できるだけ、梁を切り欠くことなく配管ができるように、設計段階であらかじめルートを設定して、配管用スペースとして壁をふかしてあります。

エアコンの先行配管ルートを決めたあとは、自由時間です。

現場をうろつきます。

居間の窓から外を見ると、板金屋さんが割付の修正をしています。

先日の定例で、板金のはぜの位置を微調整したので、それにあわせて、墨を出しなおしています。

台所では、みっちゃんが先日来の作業を続行中です。

みっちゃんが取り組んでいるのは、台所の収納引き戸です。
よろしく。

1階に下ります。

多目的室の換気レジスターの開口がSさんによって開けられました。

納戸は、すでに、納戸として使用されているようです。

主寝室の収納引き戸の枠まわり。

下地が、まったく隙間なく、ピッタリと組まれています。
丁寧な仕事に感心してしまいます。

床の溝には、Vレールを埋めこみます。

1階担当のTさん。

細かいことは申しません。
お任せします。よろしくお願いします。

現場を離れ、午後は、銀行ローン審査に必要な書類を取るために、役所オリエンテーリングでした。

 


08/08/09(土) 今週の現場定例

2008-08-09 19:53:29 |  Ⅴ.内外装仕上工事

お盆休みの現場定例

今日も蒸し暑いですが、昨日ほどではありません。

現場定例なので、朝9:00に現場に向かいます。

屋根の板金工事が完了しています。

割付幅の調整のため、向かってトップライトの左側3枚の板幅は、既製品よりも10mm狭い幅です。
平板から手曲げで製作した鋼板を使っています。
うまく納まりました。

現場に到着。

南側の景色は変化なしです。

外壁板金工事のために、割付の墨出しがされていました。

既製品の竪ハゼ用のガルバリウム鋼板です。

写真は裏面が見えています。
既製品の板は、それぞれ、製品の状態で既に端部が「コ」の字型に曲げられています。
板と板のこの部分を重ね合わせてから、一緒に曲げてつぶして、板を継いでいきます。
板金では、このように、板同志を継ぐための曲げ加工された部分を「はぜ」と言います。
わたしのいえでは、曲げてつぶした端部の板が、直角に立った筋状になります。
で、このような板金の継ぎ方を、竪に立ったはぜなので、「竪はぜ」と言います。

屋根の割付幅を調整するために使った板は、平板からこの端部のコの字を手で曲げて作った板材を使いました。

コの字の重ねを、現場で曲げて潰すには、機械と併用して、こんなペンチみたいな、スコップみたいな道具を使います。

持ってみると結構重いです。
ローテク万歳。

2階に上り、現場監督のNさんと現場定例です。

今日も食堂の石膏ボードテーブルの上で打ち合わせです。

今週の議題

■チェックリスト更新

■受領書類
・2週間工程表
・コンクリート強度試験結果・・・今更ですが、試験結果を受領。内容は合格。
・ドアホン仕様書
・ガス管工事のための私道区分所有者の承諾を受けるための書類・・・これって、施主がやるものなのか?

■外壁板金割付確認
現場で実際に確認しながら決めていきます。
・板金割付が墨出しされていたので現場にて確認。
・角部の納めかた確認・・・変更。一枚板を曲げるのではなく、板同志を継いで角を出す。
・南側植栽部の納め確認。
・西側壁の納めかた確認。
・換気口の位置確認・・・ハゼを切らないように、板の真ん中に配置。

■その他
・照明器具変更・・・防犯灯の追加。関係図面の再発行。

現場監督のNさんとの打ち合わせが終ってから、棟梁のMさんが、「カーテンボックスが納まりません」と言ってきました。
梁に25mmほどあたるそうです。

・・・・どうしよう???

ここで、妻から電話。
娘が参加している、隣の幼稚園でのプール教室の見学要請です。
また、午後に戻ります。

いったん、現場を離れます。

 

<午後の部>

プール見学して、帰宅、昼飯食ってゆっくりしてから、再び現場へ。

午前中の積み残し課題を解決しなければなりません。

2階に上がります。

みっちゃんが、棟梁のMさんから指示をされています。
「ああしろ、こうしろ」といった、単なる指示ではありません。
「お前は、ここをどうするつもりだ?」、「なんのために、なんで、そうするんだ?」
どうやって造っていくのか、みっちゃんに質問し、考えさせながら、指示を出しています。
即答できないみっちゃんは、叱られます。
わたしが描く設計図には、完成形が示されます。
一応、どうやってモノが作れるかを考えて設計図を描きますが、でも、実際に、現場で、どうやって効率よく綺麗に作るかは、大工さんの技です。
こうやって技が伝承されるんですね。

まずは、カーテンボックス問題。
家で昼飯食いながら決めました。
カーテンボックスを10mm、梁を15mm、部分的に削ります。
解決。

お次の課題は、バルコニーブラケット位置の確認。

ブラケットは、こちらで設計して、金物屋さんで造ってもらいました。

鉄のプレートを加工して、穴を開けた部品です。
これを建物側の梁にボルトで固定し、後から建つバルコニーの梁とボルトで止めます。
建物どの位置に付けるのかは、外壁の板金割付と調整したいので、外壁の板金の墨を見ながら、決めていきます。
調整終了。

打ち合わせが終ったので、あとは、気ままに現場をうろつきます。

まずはロフトへ登ります。

先日の打ち合わせどおりに、トップライトの網戸が埋めこまれています。

レールが目立たないように、壁に埋め込みました。
見た目はスッキリ、シンプルでいい感じです。
でも、組み上げてしまった後は、天井を壊さないと、網戸の交換ができません。
どちらを取るかで、この部分については、わたしは見た目を優先しました。

脚立に乗って、トップライトから外に半身乗り出します。

爽快です。

屋根が完成しました。
ハゼが立ってます。
現場で曲げた手造り感が伝わります。

1階に下ります。

多目的室では、午前中に決めた位置に、Sさんが給気口用の穴を開けています。

そばでは、ダイトウリョウTさんが、建具枠を仕上げていきます。

1階は、間仕切り壁が徐々に組みあがり、部屋の雰囲気が出てきました。

また、2階に戻りあます。

まだ、階段とカウンターの材料を迷ってます。

ポプラの無垢板か、タモ集成材か?

当初は、タモ集成材とするつもりでした。

ポプラの日焼けによる自然な変色がどの程度の濃さ、ムラになるのか気になったからです。

でもその変色が、「いい感じ」ならば、やはり、ポプラの無垢板がいいかなぁ、と気が変わりつつあります。

実際、現場にあるポプラの端材を、2階の窓際にしばらく放置して、日焼けさせてみることにしました。

百聞は一見にしかず。
このお盆の間、日に当てて、変色の具合を見た上で、材料を決めることにしました。

ウロウロしているだけで、夕方になってしまいました。

お邪魔しました。帰ります。

みっちゃん、じゃ、よろしくね。

そこは、そういう造り方で、いいのかい?