打つべし!
本日は、底盤コンクリート打設の日です。
会社に午前中の半休届けを出して、打設に立ち会います。
わざわざ立ち会わなくても、工務店さんに任せておけば、あんじょうやってくれるはずですが、以下の理由で立ち会いました。
ひとつには、スランプ試験と、コンクリートコーンサンプル(強度試験用のサンプル)取りに立ち会うため。
ひとつひは、節目の作業なので、単に、自分の目で、見たかったからです。
朝、9:00に現場にいくと、既に今日の現場監督のTさんと、作業をしてくるHさん、他2名が、コンクリート打設前の最後の作業をしています。
ポンプ車も到着しています。
私とTさんは、先日までに配筋チェックしていた部分がきちんと修正されていることを確かめながら、ガムテープを一箇所ずづ、はがしていきます。
Hさんと、もう一人の職人さんは、レーザーレベラーを使って、底盤コンクリートの高さを、鉄筋にマーキングしていきます。
今日は、黄色のテープでマークした高さまでコンクリートを打設します。
マーキングが終わると、次に、止水板を設置します。
ゴムホースみたいなのが、止水板です。
止水板を仮止めします。コンクリート打設後に、埋め込んでいきます。
止水板の役目については、また後日。
全ての準備が終わり、ミキサー車を待ちます。
なかなか、来ません。ヒマです。
ちなみに、これは、バイブレーターです。
コンクリートを打設する時に、鉄筋に当てて、ぶるぶる振動させて、鉄筋の隙間にたまった空気を除去する道具です。
ヒマなので、散歩しますが、まだ、来ません。
そうこうしていると、コンクリートの試験業者が到着。
彼にスランプ試験など、お願いすることになります。
やっとミキサー車がやって来ました。
私は、いったん現場からちょっと離れ、ミキサー車から採取したコンクリートのスランプ試験にまず立ち会います。
この辺の試験についても、また、後日。
試験結果OKを確認し、現場に戻ります。
現場に戻ると、すでにコンクリート打設が始まっていました。
って、ことは、試験結果がNGだとしても始めていたということ???
まぁ、結果オーライですが・・・。
3人のチームワークでコンクリートを打設していきます。
一人がポンプ車からのコンクリートの圧送量を調整しつつ、ホースを巧みに操って生コンを注いでいきます。
一人が、バイブレーターで鉄筋をビンビンと振動させて、気泡を除去していきます。
一人が、トンボや、コテを使って、コンクリートを均していきます。
Hさんは、トンボとコテ係。
1台目のミキサー車が全てのコンクリートをはき出し、2台目を待ちます。
しばしの休憩。
妻が缶コーヒー差し入れ。
2台目到着。
作業再開です。
ドライバーがミキサー車の上に陣取って、作業の進捗にあわせて、ポンプ車に生コンを注ぎ込みます。
そして、3台目。
手前は、ちょっとメタボな臨時現場監督のTさん。
ほぼ、全面にコンクリートが流し込まれました。
最後の仕上げです。
無事、コンクリート打設完了。
後片付けです。
朝の10:30から開始して、終ったのが12:00。
1時間半で、3台のミキサー車の生コン打ちでした。
上出来です。
わたしは見ていただけですが、なんか参加した気分です。
現場は楽しいです。
我が家の土台です。
ずーっと眺めていたいです。
後ろ髪を引かれつつ、出勤します。
・・・
帰宅後、夜に、妻と一緒に現場へ。
目的は、散水養生です。
水和反応が進んで、コンクリートが硬化し始めています。
表面は湿っていますが、こぶしで、こんこんと叩いても大丈夫なくらい硬くなっています。
ここに、ホースで水を撒くのです。
ジャーっと、水が溜まるくらいに思いっきり撒きます。
夜に、コンクリートに水を撒く姿って、何も知らない人が見たら、きっと怪しいでしょうね。
理由が分からなければ、イタズラしているとさえ、思われかねません。
水がうっすらと溜まりました。
これで、いいんです。
固まりかけのコンクリートに水を撒くなんて、ちょっと、ビックリしませんか?
明日の朝も、出勤前の水撒きです。