今朝は寄り道です。
水曜日の朝は現場に寄り道してから出勤します。
畑越しの景色はいつもと変わりがありません。
畑も、いまだに何も植わってません。
屋根は、唐草を付けて以降、現場での作業は進んでいないようです。
コウバでガルバリウム鋼板の手曲げの作業中でしょか。
現場南側からの景色も変化なしです。
快晴です。今日も暑い!
玄関から中に入ります。
天井下地と床下地が貼られたので、なんとなく、部屋の雰囲気が分かるようになってきました。
ハシゴの架かっている場所が階段になります。
朝日が降りそそいで気持ちいいです。
1階では、電気設備担当のSさんが作業中です。
簡単に打ち合わせします。
・照明器具の確認。
・ダウンライトの位置確認。
胴差(どうざし:2階の外周部の梁)から防湿シートを貼り下げていきます。
壁内にブラスウールを充填した後に、上から防湿シートを貼ります。
上下とも重ねをとってテープで止めれば、1階床下から2階床下までの連続した気密・防湿層が完成します。
風呂場と洗面所の換気ダクトです。
ブルーマン・ショーみたいです。
納戸の引戸のレール用の下地材です。
レールを床に埋め込んで、できるだけ目立たないように仕上げていきます。
2階に上がります。
棟梁のMさんと簡単に打ち合わせ。
・ピクチャーレールの納め方は壁勝ち。範囲を指定。
・ロフト床のシナベニアを9mm+3mmに変更。
台所の換気扇用の排気ダクトが施行されていました。
照明やら、給湯器のリモコンやらで、台所の天井裏は電気の配線でいっぱいです。
ロフト床用のインシュレーションボード(遮音用のボード)です。
厚さ6mmの固いフェルトのボードみたいなものです。
ロフトと、2階の床で、構造用合板と床仕上げ材の間に敷き、床からの振動音を軽減します。
ただし、このような遮音シートが有効なのは、コツコツといった軽いもので叩いたような音、例えば、スプーンのような固くても軽いものを落とした時の音(軽量衝撃音といいます)だけです。
子供がドンドン飛び跳ねたりする音や人の歩行音など、重量のあるドシンドシンといった音(重量衝撃音)には効果はありません。
重量衝撃音を和らげるには、床の重量を重くするのが効果的です。
コンクリート造だと、床の厚さを増して、重い床を作ることで対応可能ですが、木造だとそのような対応は難しいです。
マンションが、コンクリートの床の厚さを誇示するのは、このためです。
2階の天井裏にグラスウールの断熱材が充填されています。
屋根面の断熱とともに、雨音の遮音にも効果があります。
鋼板系の屋根材を葺く場合は、雨音対策が必要です。
雨音対策として、外部側にインシュレーションボードも貼ってあります。
養生をはぐって、銀色の床暖パネルが姿を現しました。
みっちゃん、掃除よろしく。
これから、現場あわせで、上に貼るフローリングの割付をしていきます。
フローリングは、釘で床暖パネルに止めますが、打つ釘は床暖パネルの中に組み込まれた温水管の位置から、確実に外さなくてはいけません。
釘を打つ位置の墨の出し方を、棟梁のMさんと、ダイトウリョウのTさん(名前判明)から、みっちゃんが教わっています。
そろそろ、内装の仕上げ工事が始まりそうです。
もっと長居したかったのですが、会社に行かなくてはいけません。
みなさんに「今日も、ヨロシク!」と声を掛けて現場を後にしました。