わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

08/06/11 墨出し位置検査

2008-06-12 00:05:06 |  Ⅱ.地業・基礎工事

建物位置の確認なのだ。


出勤前に、墨出し位置の確認。捨てコン上に引かれた「墨」の線は、壁の中心線を示しています。
これが、設計図どおりの位置にあるかを、建物の四周で、巻尺でいちいち計って、検査します。



結果は、若干のずれはあるものの、実害ないので、OK。


でも、他の事で驚きました。



この工務店は、コンパネの型枠使っています。
今時は、省力化と正確性を期すために、大手ハウスメーカーなどは、鋼製型枠(あらかじめ出来上がっている部品化された型枠)をパタパタと、ネジでとめて組み立てていくのですが、この工務店は、昔ながらのコンパネの型枠です。


私の専門とする、ビルなどの現場と同じです。


型枠そのものの材料費は安いかもしれませんが、組み立てるのに手間がかかります。
そして、当然技術も要求されます。
熟練工の技、職人技が要求されるのです。
それに応えるべく、現場監理にも気合が必要です。



型枠工事と同時に、配筋工事の準備も進みます。
現場に鉄筋が搬入されます。



ここで、またビックリ。
鉄筋も手組みです。
今はやりのユニット鉄筋(工場で、ある程度まで溶接などで、組み上げられた鉄筋部品)ではありません。
工場で、カットと曲げ加工だけを済ませた鉄筋を、一本、一本、現場で、針金で巻きながら組み立てていくのです。


職人さん、よろしくお願いします。


もっと見ていたかったが、会社にいかねばなりません。


現場を離れ、キャベツ畑の横を駅に向かいます。



隣の畑では、モンシロチョウが乱舞しています。


 


当然、帰りに現場に寄りました。



おお、一本、一本と、組み上げてきています。見慣れたコンパネとめるピーコンもあります。
本当に、在来のコンクリート工事です。


また、明朝、明るい時に来て見よう。