卒業検定試験と、その前に授業参観
とったどぉ~!
ガッツポーズ。
08:45 授業参観
今日は、娘たちの授業参観日です。
わたしのいえにまつわる家族のトピックをツヅルという趣旨で始めたこのブログです。
当初の趣旨に従えば、娘たちの授業参観は、格好のブログネタですが、今日のわたしにとっては、そんなことはどうでもいい・・・。
・・・とまでは言いませんが、今日の主題は、やっぱり、バイクです。
アシカラズ。
朝一番は、娘たちの小学校に行き、まずは娘2号の一時間目、国語の授業を参観。
ヨシヨシ、なかなかがんばっとる。
お次は娘1号の授業、二時間目の算数の授業を参観。
ヨシヨシ、こっちもがんばっとる。
以上、授業参観終了。
そのまま、自転車で向かうのは、自動車教習所です。
そう、今日はいよいよ、大型自動二輪卒業検定なのです。
11:30 受付
カウンターで、免許証のチェックを受け、卒業検定試験の申し込み最終確認です。
そのまま、受験者全員、試験官に引率されて、コース内の小部屋へ向かいます。
今日はたくさん受験生がいます。
ここで、卒業検定の手順、コースの説明などのブリーフィングを受けます。
普通自動二輪の卒業検定の時と同じ手順なので、特にとまどいはないが、やはり少々緊張します。
試験コースは、No.2コース。
12:00 卒業検定試験
グループ分けのために、試験官から名前を呼ばれます。
受験生は総勢15名。
内、大型が7名、普通が8名です。
大型自動二輪が2グループ、普通自動二輪が2グループの、4つのグループに分かれます。
「りりすけさん!」
試験官から、一番最初に呼ばれてしまいました。
グループの一番で受験ということです。
「りりすけさん、まずプロテクター付けて準備してください。」
早速かぁ・・・。
緊張感が高まります。
考えようによっては、この緊張感も楽しいもんです。
まぁ、普通自動二輪の卒検の時は、グループで一番最後の受験でしたが、どっちがいいかというと・・・。
う~ん、微妙です。
強いて言うなら、最初の方がマシかなぁ、などと考えながら、身支度整えて準備完了です。
小部屋からコースに出て、前から3番目に並んでいるバイクの脇に立ちます。
卒業検定開始、前の2台が発進、2名の試験官もその後を追走します。
前の車両と間をあけるため、そのままちょっと待ちます。
「じゃ、りりすけさん、開始しましょう。」
試験官の合図で卒業検定試験開始です。
大げさに後方確認して、バイクにまたがり、ミラーに手を添え、調整するフリしてから、キーをON、クラッチ握ってエンジン始動、ギアをローに入れて、ウィンカー出し、後方確認、スタート・・・。
丁寧に、丁寧に、運転します。
まず、交差点を右折、次の左折に備えて、道路左側端に寄せてコースを取り、一時停止。
左右確認し、左折、コース外周路を走行し、障害物を避け、左折し、踏み切り前で一時停止。
踏み切り渡って、左折、交差点が赤信号なので停車。
心臓がドキドキしているのが分かります。
大きく深呼吸して青信号になるのを待ちます。
青信号でスタート、交差点を越えから、左側単に寄せて、左折。
S字を抜け、再び障害物を避け、坂道発進のため坂道ポールで一時停止。
後方確認し、ちょっとだけ大きめにアクセルを開け、クラッチをゆっくり動かし、動力が伝わったのを股下に感じてから右足のリアブレーキを解放、坂道発進成功。
外周路に出て、直ぐに左折。
大回りにならないように最徐行しながら、リーンアウト気味で上手く曲がれました。
中央路を直進し、またまた交差点が赤信号。
信号待ちで深呼吸して、再発進、交差点を越えてから右に車線変更し、左折して狭路クランクへ。
狭路クランクは2速半クラッチでスピード調節しながら、外周路を右折・・・。
あぅ!!!
右から、他の受験生のバイクがやって来るのを確認するのが遅れて、クランク出口で慌ててブレーキ、両足をついてしまいました。
これは、かなりヤバイ。
ローギアに入れてから再発進、右折して外周路を走ります。
あぁ・・・、確実に減点されたな。
でも、気がつくのがあと一瞬遅かったら、多分一発アウトでした。
ギリギリ減点で済んで良かったぁ・・・。
過ぎたことは気にせずに、次に集中です。
車線右側端に寄せてから、右折、見通しの悪い交差点で一時停止。
ここの左折を小回りするのが苦手です。
顔を出して、右側を確認してから、発進します。
リーンアウト気味にバイクを倒しながらローギア半クラッチで、左小回り成功。
外周路へ左折・・・。
油断して、この簡単なパートの左折がちょっと大回りになります。
気にしない、気にしない。
外周路へ出て、40km/hまで加速します。
そのまま車線左側端に寄せて左折に備えてから、断続ブレーキで減速して左コーナーを曲がり、左折、即右車線に移り、交差点を右折。
右側の車線の右側端に右折を終了させて、外周路をさらに右折し、特別課題コースに向かいます。
一時停止して、試験官の合図で、特別課題開始。
まずは、スラロームを慎重にこなし、最後のパイロン通過後すぐにアクセルを思いっきり開けて急制動のために40km/hまで加速します。
パイロン通過、ブレーキ、減速、左足を出して着地、制限内に上手く止まれました。
次は波状路走行。
これも上手くクリア。
そして、最後は平均台。
平均台は、落ちれば一発不合格になる、最後の鬼門です。
落ち着いてスタートし、ローギア半クラッチでゆっくり進みます。
あぁ~、いつもよりスピードが出ている感じがします・・・が、まぁいいや、平均台から落ちるのイヤだし、このまま行っちゃおう・・・。
クリア。
ちょっと早かったなぁ。
規定の10秒以上は満たしていないのは確実ですが、さて、いかほどの減点か・・・。
リアブレーキ使って、ちょっと減速すれば良かったかなぁ・・・。
などと考えながら、コースに戻り、最後に右折して、発着場に無事帰還。
ポール位置にバイクを停めて、ギアをニュートラルにしてから、エンジンオフ、後方確認してから下車、スタンド掛けて、終了!
ふぅ~、終ったぁ・・・。
小屋に戻り、プロテクター、ヘルメットを脱いで、あとは待ちます。
待っているとイロイロ考えてしまいます。
狭路クランクの出口の両足着地は確実に減点されているはず。
あと、平均台も規定時間に満たないから減点されているはず。
さて、100点満点中、70点で合格だが、いかほどの減点か???
多分大丈夫だ思うが、あぁ~、大丈夫であってくれぇ・・・。
全員、試験終了し、本館に戻り、発表を待ちます。
13:15 合否発表
小部屋に呼ばれて、合否を聞きます。
「りりすけさん、おめでとうございます。」
合格です。
あぁ、良かったぁ~。
「狭路クランクで両足ついたのと、ここの左折でちょっと大回りになったのが減点です。」
「スラロームも規定の7秒をちょっと超えました。平均台は8秒台でした。」
結構減点されているはずですが、合格したので、結果オーライ。
心の中でガッツポーズをしてから、部屋を出て、卒業証明書の授受のために、また別室へ向かいます。
2階の教室に入り、合格者全員が揃うのを待ちます。
普通自動二輪の時と同じ担当者が、卒業証明書発行の手続きなど説明をしてくれます。
今日は、15名受験して、13名が合格だそうです。
不合格になったのは、2人とも大型自動二輪の受験生です。
全員揃い、アンケートなど書かされて時間を調整しているうちに、卒業証明書が届きます。
名前を呼ばれて、卒業証明書が配られます。
「りりすけさん」
「ハイ!」
印鑑を持ってくるのを忘れたので、サインをして、卒業証明書を受け取り、全ての手続きが終了です。
担当者に挨拶をして、教室を出ます。
そのまま帰るのがとっても忍びないです。
もう一度だけ、最後に、バイク教習の専用コースに向かいます。
ちょうど、教習が始まるところでした。
ゼッケンを着けた教習生がたくさん、指導員に引率されて、バイクの駐輪場に向かってきました。
いままでなかったような大人数です。
そろそろ大学生が夏休みに照準を合わせて教習申し込みをしてくる、ハイシーズンなのかもしれません。
ベテランI指導員と目が合い、会釈します。
「合格、おめでとう。」
「ありがとうございます。お世話になりました。」
「で、バイク買うの?」
「いえいえ、まだまだ先のことになりそうです。それでは。」
一番挨拶したい人に、挨拶できました。
目的を果たしたので、バイクコースを後にします。
2ヶ月と1週間。
普通自動二輪免許に申し込んで最初の技能教習を受けたのが、まだ肌寒い、4月14日でした。
本日、大型自動二輪卒業検定を合格し、大型自動二輪免許取得の権利を得ました。
毎時の教習は、どの課目も、全てが新鮮な体験で、ドキドキ、ワクワクの連続でした。
とても楽しい2ヶ月間でした。
卒業検定合格は、そりゃぁもちろん嬉しいですが、終ってしまうは、ちょっと寂しくもあります。
駐輪場。
朝一番の時限の教習に行くと、たくさん並んだバイクが暖気運転中で、無人なのに、エンジン音が鳴り響いていました。
バイク専用コース。
しつこいくらいに、スラロームとか平均台とか、練習しまくり、ズボンの股間に汗染みができました。
バイク教習専用待合室。
誰もいないときに、こっそりと、「Girls Biker」という女性バイク雑誌を盗み読みしてました。
本館受付。
受付の女性陣は、容姿で採用を決めているのでは、と思うくらい、皆さん美人ぞろいでした。
本コース。
広々しています。
教習の最後に時間調整で外周路をスピードを出してグルグル回るのが、一番気持ち良かったです。
さらば。
さって、バイク屋さんに寄り道してから帰ろっと・・・。