100回登っても飽きない金剛山 by藤原久敏

世界に誇る回数登山の山、金剛山!
大阪府最高峰、年間登山者数120万人を誇る名山を登り尽くす!

天誅組が駆けた道!

2021-05-31 17:02:55 | 番外編(金剛山以外の山・道)
今日は千早峠を越え、五条まで。


そう、千早峠~五条への道。
コアな幕末ファンならご存じ、「天誅組が駆けた道」ですね。


・・・といっても、幕末史の中でも、「天誅組の変」はかなりマニアック。
私も地元ゆえに興味を持って調べ(天誅組は、わが地元狭山藩にも立ち寄っている)、いろいろ知った次第でございます。

歴史の本などでも、たいてい、サラッと一言触れられている程度。
いや、一言も触れられていないこともしばしば。。。

ちなみに昨日の大河ドラマ「晴天を衝け」で、主人公のセリフに『天誅組』が出てきたときは、ちょっとテンション上がりました。
なので、今日、行こうと思い立ったわけです。


天誅組の変(文久3年(1863年))とは、尊王攘夷派による初の武力蜂起とされています。
その5年後に明治維新となったことから、維新の魁とも呼ばれています。

天誅組の大将は、公卿中山忠光(明治天皇の叔父にあたる)
総裁は、土佐藩出身の吉村虎太郎(坂本龍馬らと並ぶ土佐四天王の1人)

彼ら天誅組は、孝明天皇の大和行幸の先鋒隊として、幕府天領であった五条代官所を襲撃、代官の首をはね、五条を天朝直轄地とする旨を宣言したのでした。

五条代官所は、現在の五条市役所です。

さて、ここまで見ると、かなりのビックネームによる、相当エポックメイキングな出来事ですよね。
それがなぜ、あまり知られていないのか・・・。

その理由は諸説ありますが、結論から言えば、早まり過ぎたことかな、と。
というのは、五条代官所襲撃の翌日、幕末の大事件「8月18日の政変(長州藩と攘夷派公卿の失脚)」が起こったのでした。
これにより、天皇大和行幸は中止。

なんと一夜にして天誅組は大義名分を失い、暴徒扱いされることとなったのです。

そもそも、誰も先鋒隊など頼んでいませんし、もちろん代官所を襲撃することなど頼んでいません。
たしかに孝明天皇は攘夷派ですが、倒幕の意思などなかったと言われています。

つまり、理念先行で、完全に先走っていたのでした。
しかも、当時の五条代官は、世にいう悪代官などではなく、皆から慕われる人格者だったとも言われています。
こうなると、完全にテロリストですね。。。

実際、天誅組への評価は、様々です。
前述のように「維新の魁」、そして「志士の想い」をカッコよく描かれることも多いです(とくに地元やゆかりのある地域では)。
一方で、杜撰な計画で行動したテロリストとの評価も。。。


いずれにせよ、その後の天誅組は、猛烈な追討を受けます。
十津川郷士1000名程を集めて抵抗するあたり、見せ場はあったようですが、結局はほどなくして壊滅。。。
でも、十津川や吉野周辺には、いたるところに天誅組の足跡が残っているので、また行ってみたいな、と思っております。


以上、くどくど長文となりましたが、天誅組についてでした。
※コミック「風雲児たち(著:みなもと太郎)」を全巻制覇し、最近、にわかに幕末に興味を持っております。



さて、今日の出発は、林道五條線から。

金剛山ロープウェイ駐車場から少し下って、ババ谷入口のほぼ向かい側ですね。

そう、今日はなんと、金剛山麓まで行ってきました。
ここまで来たなら金剛山に登れよ、という話ですが、まだ緊急事態宣言中につき、自粛しております。。。
でも、さすがに1ヵ月以上も我慢して、大阪の感染者数もかなり落ち着いてきていることから、そろそろ解禁してもいいかな、と
思っております。

でも今日は、グッと我慢して、金剛山とは逆方向へ。

で、林道に入ると、壊れたジープ(?)がお出迎え。


林道は歩きやすく、途中、分かれ道がいくつもあるも、そのまま道なりに行けば、迷うことはありません。

本当に気持ちよく歩ける道でした。

まぁ、今日は天気が良かったせいもありますが、緩やかで、見通しも良く。
そして30分くらいで、千早峠に到着しました。

そのままダイトレで金剛山頂へ行く道(林道五條線~ダイトレルート)もありだな、と思った次第です。
かなり大回りになりますが、ゆっくり歩きたいときなど、一つの選択肢ですね。

で、千早峠から五条に向かうわけですが。。。

それまでの歩きやすい道から一転、草が生い茂っている細道で、なかなか不快です。

草をかき分け、蜘蛛の巣を払いながら、身をかがめて歩いていきます。

途中、行き止まりか、というくらいに草が生い茂っています。

途中からは舗装された道となるのですが、それでも、草木の生い茂り様は、なかなかのものですした。

天誅組が駆けた道、とアピールしている割には、まったく整備されておらずです。。。
髪の毛が蜘蛛の巣でネチャネチャになるくらい、ヒドイものでした。

不快なり! ←大河ドラマのパクリ(分かる人には分かる)

まぁ、天誅組はもっと大変だったんでしょうが。

で、我慢してしばらく行くと、310号線に合流。

そこからは国道をテクテク歩き、五条駅まで。
千早峠からは2時間弱といったところでしょうか、、、今日は暑い中、スッカリ日焼けしました。

途中、JAの直売所らしきところで、五条で有名な(?)パン屋さん、ビルケの名物「タマゴサンド」を購入。
それを吉野川を眺めながらいただくという、至福の時を過ごしました。


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金剛山は、しばらく断念・・・(地元の低山巡り⑥)

2021-05-26 15:11:02 | 番外編(金剛山以外の山・道)
今日の地元低山巡りは、三石山。
6月以降も緊急事態宣言延長となりそうで、まだしばらく地元低山巡りは続きそうです。。。


さて、三石山は、岩湧山の南東に位置する、独立峰状の山容が美しい山です。
標高も738.4mと、そこそこあります。

上写真は、御幸辻~林間田園都市の間から。

和歌山県の山なので、大阪府民の私からは県またぎではありますが、最寄駅から20分強の紀見峠駅スタートなので、
地元扱いとさせていただきます。
紀見峠駅は、金剛山(ダイトレルート)や岩湧山登山の出発に使えるので、非常に重宝します。
そんな紀見峠駅は、三石山の出発地点でもございます。

そして、とにかく歩きやすい道です!

なだらかな林道を、ひたすら進みます。


途中、わりと開けたところも。


たまに地道のショートカット箇所もありましたが、今回はひたすら林道を歩きました。
金剛山でいうと、伏見林道~ダイトレルートに近いイメージですね(すでに金剛山が、懐かしい)。

さて、1時間くらい歩き、そろそろ着くかな・・・と思っていると、突然山道へのお誘いが。。。

さすがに最後は林道ではなく、ガッツリ山道となります。


しかも、かなりキツイ山道です。
まぁ、最後にこれくらいないと、あまりにもゆるいハイキングになってしまうので、登山としては、これでOKなのかな、と。


そして到着、紀見峠駅からは1時間半弱といったところでした。

山頂は、残念ながら展望ゼロ。
猫の額くらいの広場(?)があるだけでした。

地元低山巡りをしていて感じたのが、やはりマニアックな低山の多くは、山頂での達成感はほぼゼロということ、、、。

そして帰りは、杉村公園方面へ。
地元ではわりと有名な公園らしく、そういえば、子どもの遠足でも行っていましたね。
で、杉村公園の名物が、吊り橋!

なかなか立派な吊り橋です。
実はこの吊り橋を見るのも、今回の密かな楽しみでもありました(渡ってみると、なかなかスリリング)。
公園は、想定通りでございました。
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金剛山は、しばらく断念・・・(地元の低山巡り⑤)

2021-05-23 17:40:10 | 番外編(金剛山以外の山・道)
残念ながら、「地元の低山巡りシリーズ」が順調に続いております。
これすなわち、金剛山へ行けてないということですからね。。。
大阪の逼迫した医療状況を鑑みれば、仕方ないところではございますが(府営駐車場も閉鎖されてますし)。

でもまぁ、これを機会に、普段ならまず行かないであろう、マニアックな低山を発掘してやろうと、
変に意気込んでおります。

で、今回は、河内長野市にある烏帽子形山(標高182m)。

河内長野の七つ辻交差点からの風景です。
烏帽子(えぼし)の形をしていることから、この名前が付いたとか。

ここには、山城である「烏帽子形城跡」があり、ガイドブック等でも、「山」というよりも「城跡」との認識のようでございます。

麓にはド~ンと、こんな看板が。

でもって、山(というか城跡)全体が公園になっており、「烏帽子型城跡公園」として、主に地元民に憩いの場になっているみたいですね。
かつては、プールまであったようです。

山頂(というか城跡の最高地点)へは、公園敷地内から取り付きます。


山城跡としてはかなり保存状態は良いようで、土塁や曲輪跡などが綺麗に残っている感じです。

専門的なことはよく分かりませんが、言われてみれば、交通の要所である高野街道を眼下に見下ろし、「山城に最適だな!」と
思わざるを得ません。


この場で、幾多の戦いで繰り広げられたのか、、、と思うと、そこそこテンションも上がります。

とはいえ、標高200mもなく、ほとんど自転車で登れます。
最後に少しだけ(5分ちょっとくらい)歩いただけです。

私は家から自転車(30分強)でしたが、河内長野駅から近いので、ちょっとしたハイキングに、とくに史跡好きの方には、
ちょうど良いかもしれませんね。
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金剛山は、しばらく断念・・・(地元の低山巡り④)

2021-05-12 19:36:43 | 番外編(金剛山以外の山・道)
今日は大学オンライン講義収録後、十三(じゅうさん)峠へ行ってきました。
大阪府八尾市と奈良県平群町との境にある峠で、関西随一のサイクリングヒルクライムの聖地らしいです。


いや、山じゃないやん、と言われるかもしれませんが、標高431m・平均斜度9.2%(最大14.7%)、
スタートの大学からは4㎞程あったので(1時間近くかかった)、十分に低山登山レベルはありました。
もっとも、歩いている人は一人もいませんでしたが・・・。

ちなみに、大学入口前の道路をひたすら山に向かっての一本道となります。

かれこれ20年近く通っている大学ですが、まさかこの道が十三峠につながっているとは、初めて知りました。
って、そもそも十三峠の存在を知ったのも、最近ですけどね。

金剛山へ行けない日々が続く中、少しでも経験値を上げるべく、いろいろ調べた結果でございます。

さて、道は普通の道路です(大阪~奈良の抜け道とも言われている)。

前回の高安山、前々回の金胎寺山では毛虫・芋虫に四苦八苦したので、これはありがたかったです。
ちょっと生い茂った山道は、トラウマになっております。。。

大学から10分も歩けば、この景色。

そもそも大学の場所がすでに、そこそこ高位置にありますからね。

そしてお昼は、十三峠展望台にて。

ささみプロテインバーとライザップウォーター、緊急事態施宣言の中、なかなかストイックに過ごしております。

途中、水吞地蔵院からの風景。

これくらいの高度感が、ちょうどいい感じです(あまり高すぎると、街の感じが分かりにくい)。


ところで、残念ながら、大阪の緊急事態宣言が5月末まで延長となりました。
当初予定であれば、11日までだったので、今日(12日)から金剛山に行けるかな・・・と淡い期待をしていただけに、
本当に残念。
もうしばらく、地元の低山シリーズは続きそうです・・・。
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金剛山は、しばらく断念・・・(地元の低山巡り③)

2021-05-07 20:04:53 | 番外編(金剛山以外の山・道)
今日は大学オンライン講義収録後、高安山へ。

地元・・・というわけではないですが、通勤途中にふらっと寄れる山を探していて、見つけ出しました。

外環状線沿いのコーナンに車を止めて、そこからテクテクと信貴山口駅へ。
看板を見ると、おお、いろんなルートがあるのだな、と。


せっかくなので、ケーブルカーに乗ることも考えましたが、そこはやっぱり徒歩で山頂まで行こうと。
看板のルートはあえて無視して、ケーブルカー線路沿いに、強引に山頂に向かってGO!

ただ、道がよく分からず、住宅街に迷い込み、そこから(人の家の)裏山みたいなところに入ってしまい、
竹藪を彷徨うこと30分余り・・・。


こりゃイカンと、とにかく上に向かって突き進むことは断念して、引き返し、看板のルートを探して、素直にそのルートに
沿って行くことに。

けっこう時間ロスするも、初めてのところは、やはり素直が一番と痛感しました。
っていうか、引き返す決断ができた自分を褒めてやりたいです(20~30代の頃は、たぶん、突き進んでエライ目に遭っていた)。
っていうか、そもそも、看板のルートを無視して、強引に行ったこと自体、40代半ばの大人の行動としてはどうかな、という話ですが。

やはり正規のルートは、所々に案内もあって安心です。

※イノブタが出るのか?

ただ、正規のルートではあるものの、なかなかの悪路。
狭いし、足元は悪いし、眺望ゼロだし、草木が生い茂っているし、そして何より、毛虫・芋虫が多い(目の前にぶら下がっている)。

ふと気が付くと、首元や肩、ズボンなどに5~6匹もくっついていました。。。(写真はあえて自粛)

金剛山はアブ・ブヨ・コバエといった虫がうっとうしいですが、毛虫・芋虫に比べれば、かなりマシだと思えてきます。
ちなみに先日の金胎寺山も、毛虫・芋虫が多かったです。
春夏の低山は、要注意ですね。

で、もう少しサクッと登れるかと思ったのですが、意外と距離はあって、(迷ったこともありますが)1時間30分近くかかりました。
それだけ苦労して到達した高安山山頂がこちら。

狭い!眺望ゼロ!!

そこからケーブルカー高安山駅まで行って、展望台へ。

さすがに、展望台からは、そこそこの眺望でした。

ちなみに、今日はずっと小雨がパラパラ。
というわけで、仕事帰りに、道迷い・悪路・虫まみれ・雨と、なかなかの苦行ではありましたが、山登りの経験値は確実にアップしたので良しとします。
山中では、まったく人と会いませんでしたし、コロナ禍の山選びとしては正解だったのかな、と。
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