カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

就寝時脚がつれる、ウっくん

2009-02-23 17:40:22 | 本日の患者さん
今年、77歳の喜寿を迎えるウっくんは、過去に大病を患っているので、健康管理には気を配っていらっしゃる。
一度膝を悪くしてからは定期的にカイロの施療に見えている。
低空飛行で何とか墜落しないように生きていきましょう、を合言葉に。

大きな肺の手術を受けているので肺活量は人の半分以下である。
日常の行動には差し障りないようなのだが、動き回るわけにはいかない。
ちょっとした坂でも息が切れる。
それでも自転車でのんびり自宅付近を散策するのを日課にされている。

多少太り気味なウっくんだがそれ以上の運動を要求するわけにはいかない。
しかし、運動不足の影響は受ける。

就寝時、ふくらはぎがつれるのもそのせいだ。

筋肉がつれるというのは、酸欠状態になった筋肉が痙攣することによって血液の流れを回復しようとする、筋肉側の自己救済の手立てなのだが、つられるご本人はたまったもんではない。
強いつれだと筋膜が傷み、しばらくは尾を引く。
当然、睡眠も邪魔される。

ウっくんには、ダメもとでオマジナイをお願いした。
寝る時に、足元を心臓より高くして貰う。座布団を二つ折りにした物でもよいし、枕を足元に置くだけでもいい。
脚を冷やさないように湯たんぽかホカロンを使うようにしてもらう。
床に就いた時、仰向けのまま、足の指や、足首を動かすようにしてもらう。

今回はオマジマイが効いたようである。

ウっくんは健康に気を配る人だが、ガチガチの健康志向ではない。
毎晩一合の晩酌を楽しみに日々を過ごされている。
そんなウっくんのお酒を断たない老後の生活振りを、徳さんは老後の目標にしている。

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