冬の寒さは徳さんの敵だ。
猫たちが寄り付かなくなる。
猫たちとの接触時間が少ない徳さんにとって、明け方寝床でちょっかいを出してくれる猫たちは貴重な存在であった。
しかし、明け方の寒さが厳しくなるにつれ、猫たちの朝の訪問がま遠うになって来た。
理由は判っている。
家族の女性達は電気毛布を使っている。
徳さんは、電気毛布が苦手で(乾燥して干上がる感じがしてしまうのだ)使用していない。
それだけの違いだ。
猫たちは与えられた環境の中で最も居心地の良い所を選ぶ能力に長けている。
猫たちに義理人情はないのだ。
それでもセロは男気がある。
気まぐれにだが、、、。
たまに明け方、徳さんの寝床にやって来て、ニャアーと言いながら徳さんの顔を前足で軽くつつく。
おい、来てやったぞ、目を覚ませ、俺の存在に気づけ、なんて気分なんだろうか。
寝ボケながら喜ぶ徳さん。
掛け布団の片隅を持ち上げ、ひたすら媚を売る、オイデ、オイデって。
多少もったいぶってセロが添い寝の態勢になる。
喉をゴロゴロ言わせながらだから、セロにも受け容れ態勢がそれなりにあるって事だ。
徳さん、安心しきって、また眠りに落ちる。
ふと、徳さんの耳のそばに不思議な振動を感じて、朦朧とした意識のまま薄目を開ける。
セロが徳さんの鼻息に反応して、徳さんの呼吸のたびに耳をピクプクさせているのだ。
セロ自身は心安らかに寝ている。
この二人の関係はいい。
存在の共有感。
でも、それを猫としか味わえないって、徳さんって、すげー不幸な存在、、、?
カイロジジイのHPは
http://www6.ocn.ne.jp/~tokuch/
そして、なんでもブログのランキングというものがあるそうで、以下をクリックするとブログの作者は喜ぶらしい。
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猫たちが寄り付かなくなる。
猫たちとの接触時間が少ない徳さんにとって、明け方寝床でちょっかいを出してくれる猫たちは貴重な存在であった。
しかし、明け方の寒さが厳しくなるにつれ、猫たちの朝の訪問がま遠うになって来た。
理由は判っている。
家族の女性達は電気毛布を使っている。
徳さんは、電気毛布が苦手で(乾燥して干上がる感じがしてしまうのだ)使用していない。
それだけの違いだ。
猫たちは与えられた環境の中で最も居心地の良い所を選ぶ能力に長けている。
猫たちに義理人情はないのだ。
それでもセロは男気がある。
気まぐれにだが、、、。
たまに明け方、徳さんの寝床にやって来て、ニャアーと言いながら徳さんの顔を前足で軽くつつく。
おい、来てやったぞ、目を覚ませ、俺の存在に気づけ、なんて気分なんだろうか。
寝ボケながら喜ぶ徳さん。
掛け布団の片隅を持ち上げ、ひたすら媚を売る、オイデ、オイデって。
多少もったいぶってセロが添い寝の態勢になる。
喉をゴロゴロ言わせながらだから、セロにも受け容れ態勢がそれなりにあるって事だ。
徳さん、安心しきって、また眠りに落ちる。
ふと、徳さんの耳のそばに不思議な振動を感じて、朦朧とした意識のまま薄目を開ける。
セロが徳さんの鼻息に反応して、徳さんの呼吸のたびに耳をピクプクさせているのだ。
セロ自身は心安らかに寝ている。
この二人の関係はいい。
存在の共有感。
でも、それを猫としか味わえないって、徳さんって、すげー不幸な存在、、、?
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