カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

弟子からの難問

2009-07-21 17:56:57 | 本日の弟子
現在徳さんには弟子が一人いるが、彼が弟子になる時、毎日一つの質問というのを課した。
当初、安受け合いして、ポンポンと飛び出していた質問も日が経つにつれ間遠になって来た。
質問というのは、する方にもされる方にも意外な勉強効果を発揮するものである。
立ち消えにしたくはないと思い、無謀にもホームページ(http://www6.ocn.ne.jp/~tokuch/)にコーナーを設けてしまった。
題して「弟子の愚問、師匠の誤答」
週に一回の更新を互いに義務づけた訳だ。

今日メールで寄越して来た質問が(質問が間に合わない時、弟子はこの手を使う)えらく普遍性を持っており、かつ難しい問題なので、ここで少し考えてみよう。

『「どれくらいの間隔で来たらいいのですか」と聞かれたらどうこたえましょうか。体のことだけ考えたらなるべく多く。毎日。でしょうか。』

この弟子独特の言い回し、文体は皆様気にされないように。
師匠である徳さんはすっかり慣れました。

徳さんの通常の答えは、ぎっくり腰など急性期以外の人に対しては、そんな事は神様しか判りません。と答えるようにしている。

それでも患者さんにとっては不安な話なので、一応の施療スケジュールは提示する。
最初は体が受け入れ態勢を整えるようなるべく間を詰めて、だんだん状況に応じて間隔を開けていきましょうと。


現在、カイロプラクティック施療は法律的には未公認の世界なので保険がきかない。
頻度を高めれば患者さんの負担もばかにならない。

理想と現実の折り合いを双方で探りながら、その落とし所を探すしかない。

カイロ施療士側としては、現在の患者さんの症状もさることながら、患者さんの全体像としての健康が大事なので、その辺はいくらでも妥協できる。
捨てない、捨てられない関係が出来ればと願っている。

使った画像は『弟子の愚問、師匠の誤答』第一回に使ったものである。
弟子の最初の質問はオシッコについてだった。あ~あ。

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