水をはじく砂 砂漠緑化一役

科学技術の発展の報道に出くわす度に複雑な想いに駆られる。

科学自体には倫理がない。
目の前の疑問を、ただひたすらに追及するだけだ。

科学自体には政治がない。
過去、政治に不当に利用された科学は数知れない。

今回の、この発明はどうだろうか？

米がくっつかないよう、炊飯器の釜を撥水加工する技術の応用なんだそうだ。

その技術を砂に応用してみる。
雨水が地中に染み込むのを防いで再利用できる。
砂漠の緑化に役立ちそうだ。
植物の発育に不可欠な空気を通すという。

万々歳の話のようである。

この技術の開発は、京都大とパナソニックの共同開発の結果との事。

当然、この砂を撥水加工する機械を輸出しようとしているのだが、上品な商品取引であって欲しい、、、。




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