カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

高橋源一郎 『文学がこんなにわかっていいかしら』 福武書店

2015-11-13 18:17:37 | 本日の抜粋
「文学がこんなにわかっていいかしら」
なんて、隣にいる奴に耳元で囁かれたら、君ならどう反応する?

嫌味な奴だなあ~。
と、思う人も多いはずだ。
己の能力をひけらかしやがって、、、。
なんて想いが心の奥底で燻っている。
それほどに、文学コンプレックスに苛まれている輩は多いはずである。
というのは、徳さんがその代表者だったりする訳だ、、、。

とにかく、文学とは書く人、その意味に鋭く感応する人々の治外法権によって成り立つ空間を持っているようだ。
生活者にとって、勝手にやってよ、という部分も多々ある。

で、堅苦しく考えるのは止めにして、源一郎さんが文字の表現全般を楽しげにサーフィンしている姿を思い描くようにしてみた。

すると、どうだろう。

分からぬなりに分かった気分になるから不思議。

以下は、徳さんが源一郎さんのサーフィンに一緒にサーフィンしちゃった部分。
橋本治の『桃尻語訳 枕草子』についてのくだり。

  *****
だってさ、千年も前にさ、書かれたエッセーをさ、普通の高校生が隅から隅までわかるようにかきなおそうなんて、誰が考える?いないよ、そんなやつ。『全高校生か完全にわかる』っていうのが橋本さんのポリシーなわけね。(中略)橋本さんが使用している「女子高校生の言葉づかい」っていうのは、なにもかもいっしょくたにしちゃうわけなんだよ。混沌に帰っちゃうのね。でも、混沌の中でしか見えないことって必ずあるんだよ。
  *****

え!ますます訳が判んなくなったて?



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