カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

『熊取六人組 原発事故を斬る』 岩波書店

2019-01-09 18:37:16 | 本日の抜粋
年末年始をぐうたらと過ごしてきた徳さんには”活!!”が必要だ。
修験道で行われる真冬の滝行が必要だ。   

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 原発推進の国策を決定し、推進してきた政府、あるいは政治家たちは、実は原発政策を人々に問うて選ばれたわけでは必ずしもない。むしろ、地域の利益誘導に巧みな人々が選ばれ、官僚の作った国策に従うという、典型的な日本型「民主主義」の枠組みの中で、原発も推進されてきたのではなかったか。ここには、原発についての人々の気持ちが正しく反映される余地はほとんどなかった。いや、もっと悪いことには、世論形成の基盤、つまり正しい判断をするための基礎となるべき情報が、人々に十分に知らされていないという問題がある。知らされていないのは、一般の人々だけではない。政治家もである。
  瀬尾 健 『原発事故・・・・・・その時、あなたは!』より
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熊取六人組とは2011年3月11日の福島第一原発事故以前から、原子力の安全性を唱え続けていた京大原子炉実験所の仲間たちだ。
瀬尾健氏は福島第一原子力発電所の事故が起きる前になくなられた、、、。

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今この瞬間も、福島第一原子力発電所の敷地の中では、五〇〇〇人とも六〇〇〇人とも言われる労働者たちが、なんとか放射能が海に流れたりしないように食い止めようとして働いています。そういう人たちは東京電力の社員ではありません。下請け、孫請け、またその下の孫請けというように、八次、九次、10次もの下請け関係があって、順番にピンハネをしていきますので、労働者のてに渡るときには最低賃金にもみたないような給料いなってしまいます。ほんとうに社会の底辺で苦しんできた労働者が、被爆をしながら放射能と闘っている状態になってしまっている。
 そして、すでに大量の放射性物質が環境に撒き散らされてしまいました。
  小出 裕章  『福島第一原発事故がもたらした社会状況と私たちの生き方』より  
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