カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

見事に背骨に現れた咳、キャーたん

2014-09-21 19:45:43 | 本日の患者さん
徳さんたちカイロ士はお医者さんじゃないのでレントゲンを撮ったり、読むことは許されていない。
多分、レントゲン像を解説でもしたら逮捕もんだろう。

で、どうするか?
ひたすら触診。

体の表面にある筋肉の張りは素人でも分かりやすい。
最初の一撫ででおおよそが判る。
深いところの筋肉は、多少意地悪だが、指を少し患者さんの体にうずめる様にして探る。

では、背骨は?

これは触れる所が限られている。
背骨の後ろ側にある棘突起だけが触れやすい。
(頚などは者によっては横突起も触れる)

でも、それで十分だ。
棘突起を一個だけ観察してもただの物体だが、その並び方を観察することで様々な情報が得られる。

キャーたんは夏風邪をこじらせてしまい、この一週間は咳に悩まされてるとおっしゃる。
痰が切れなくて、肺から魚が鳴くような音が聞こえると。

キャーたんの上部胸椎(の棘突起)が鋸状にギザギザになってしまってる。
ズレた棘突起を横から押すと痛ッ!
ごく軽く押しているのだが、、、。

上部胸椎の両脇の椎間孔からは喉、気管、肺をつかさどる交感神経が出ている関係だ。
喉、気管、肺に異常があれば、上部胸椎は必ずズレる。
上部胸椎にズレがあると、喉などに異常があるとは必ずしも言えない。
喉などを管理している交感神経が十分な働きをしていない可能性がありますよ、といえるぐらいだ。
必要条件、十分条件の関係だ。



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