菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

ねむの木学園&吉行淳之介文学館。

2016年05月13日 | 日記
昨日テレビで「宮城まり子」さんの姿を拝見しました。88歳になられたそうだ。静岡県掛川市にある「肢体不自由児養護施設・ねむの木学園」の園長でいらっしゃる。
あの小さい身体で全財産をつぎ込んで日々生徒さんと寝食を共にしているとのこと。

もう20年ぐらい前になるだろうか、ボランティアの一人として「日赤奉仕団」に席を置いていたことが有る。
研修旅行と称して「ねむの木学園」を見学したことが有りました。
掛川市の小高い山の広大な土地に造られた学園は、のどかで空気のいい場所でした。当日は宮城まり子さんにお会いすることはかないませんでした。

同じ土地に「吉行淳之介文学館」が有って、平屋の純和風造りの素敵な建物です。
私の好きな作家のお一人で、こちらも見学出来てとても嬉しかったのです。
宮城まり子さんと吉行淳之介さんは諸々の事情が有りながら、大人の愛で結ばれた命がけの恋だったようです。

昨日のテレビ出演は、近々銀座画廊で展示される生徒さんの絵画の紹介でも有りました。ねむの木学園の生徒さんは、宮城まり子さんを「お母さん」と呼び慕っています。
お年を召されて弱よわしく見えました。少しでもお元気でお過ごしいただきたいです。