決して忘れてはならない慰霊の日です。
時間は午前11時です。広島の8時15分との時間差は爆撃目標である街の目視ができず無駄に時間を過ごしたことかと思います。目標は小倉から長崎に代わり、それも雲の切れ間から街が見えたことで決行されました。この「雲の切れ間」がなければ長崎は被爆地にならなかったのではないと思います。
今回の広島、長崎の慰霊は、ウクライナ戦争、ガザの虐殺(イスラエル側はそうとは言いませんが)のただ中に行われました。広島はイスラエル駐日大使を招待しましたが、長崎市は招待しませんでした。
もちろん、主催者は広島市であり長崎市です。国が関与することはありません。
しかし裏ではずいぶんと働きかけたことと聞きます。
もちろん、ロシアやベラルーシは招待されていません。
イスラエルの招待は両市の決断です。
私は広島市の決断に?がありました。長崎市の決定には!と思いました。
そして一地方都市がそのような決断ができることになにかホッとしました。
しかし、イスラエルを招待しないことに欧米各国が納得せず駐日大使を出席させないことにしました。
なんと大人げない対応でしょうか。
欧米の外交にがっかりしました。
対米従属ばかりではないように思います。いまでもイスラエルに対して負い目などを感じていたりする国が6か国もあるということです。
日本はそうではないのですから独自の判断ができて当然です。
以下はBBC japanからの転載です。
長崎県長崎市に原爆が投下されて79年目の9日、長崎で平和祈念式典が行われた。アメリカやイギリスを含む複数の西側諸国の大使らは、出席を見送った。各大使館は、イスラエルがこの式典に招待されなかったためと説明している。
長崎市の鈴木史朗市長は8日、イスラエルを招待しなかったことについて、「政治的な理由で招待していないわけではなく、平穏かつ厳粛な雰囲気のもとで式典を円滑に実施したいという理由だ」と記者団に説明。判断に変更はないと述べた。
アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合(EU)の大使が7月中旬に長崎市に書簡を送り、イスラエルが式典から除外された場合、「ハイレベルの参加者を派遣することが難しくなる」と伝えていたことが、7日までに明らかになっていた。
1945年8月9日に長崎に投下された原爆では、爆発そのものとその後の放射線の影響のため、合わせて約7万4000人が死亡したと考えられている。
転載終わります。
あくまで慰霊の集会への招待ということです。
なにか国際政治への悪影響があるのではとの声があるようですがこんなことを問題にする国はないでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!
ガザを救え!