岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

小泉党頂点へ そして.....。

2005-09-13 09:19:29 | 国民と国会と政治
小泉後継、岡田後継がとり沙汰されている。
一見、明と暗が分れたようだが、
きついのは、小泉後継だと思う。

自民党は、あまりにも多く当選したために、
相当ひどい候補者まで数に入ってしまった。
国会議員と呼べるレベルではない人間も多い。
これらの候補は小泉党員だから、
小泉氏の意向通りに動く。

このようなレベルの議員を後継し、かつ、
これ以上の風を起こすのは不可能な次期総裁は
尋常な人では勤まらない。
これからは峠の下り坂だ。

一方、民主党は旧勢力が一掃された。
党に恨みを持つことなく、消えていった。
この点は明るい材料だ。

若手が代表になることになれば、
「新たな党」ができるようなものだ。
今、峠の前に立っていると同じだ。

今回、自民が大勝したと同じことが、
間違いなく次期選挙に起る。
今回落選した優秀な前議員は、地域活動に全力を
入れるだろう。
一方、自民比例当選組は、地域活動のなんたるかを
知らない。選挙区に基盤を持たない議員が、
地域活動を始めるのは大変困難なことである。
その上、自民の地域部隊は分裂状態だ。

そして、次の総選挙には小泉氏はいない。
長島や王のいない巨人と同じだ。

自民の議員は直感的に「恐ろしい」といったが、
その中身は、このようなことだ。

※また旅に出ます。週末には帰ってきます。
そのころには、民主代表も決まっているでしょう。
それでは。

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