当初は夏の大流行はないだろうから秋に備えようと言う考えでした。
政府は第1波が抑え込めて、世界でも数少ない成功例と考えていました。
成功体験は得てして判断を誤るといいます。
再開のスケジュールを早めてしまいました。
そのため、ストップできなくなりました。
当然、第2波と認めるわけには行きません。
現象と異なる判断をしています。
政府の言い分は、医療体制に余裕がある。
重症化しないということだけです。
願っていることは、早くピークアウトしてもらうことでしょう。
「日々緊張感を持ってみている」というのは、祈りにも近いと思います。
もし、いまから流行が収まってくるとすれば、なにがその要因でしょうか。
第1波の緊急事態宣言下では休業休校など大幅な自粛がありました。
そのことで流行を抑えられたとほとんどの人が思っています。
もし今回の第2波が今がピークならば、何が要因でしょうか。
夏になってウイルスが変異した、弱毒した、若者に特化しているなどが要因と考えられるのでしょうか。
現時点では、確かなものは何もありません。
ならば、「8月にはとんでもない事態になるという研究者の予測」が当たってもおかしくないことになります。
理屈もなにもなく、収まることを祈るしかありません。
それにしても政府まで祈るしか手段がないというのはありえないことです。
政府には打つ手があります。
それをしないというのは業務放棄だと思います。
お読みいただきありがとうございました。
※岡山が10名感染というニュースが入ってきました。
驚きです。