今夜のNHKクローズアップ現代で、「助けてといえない30代」が
昨秋に続いてクローズアップされた。
他の世代には、理解しにくい30代の危機が映し出されていた。
前回にも登場した入江さん(仮名32歳)を探して、その後を取材している。
入江さんは、7万9千円の生活保護を受給し、ネットカフェに寝泊まりできるようになったが、
この宿代と食事で生活費はなくなってしまう。
派遣切りの仕打ちにあった入江さんは2度と同じ目に会いたくないと正社員を目指すが
住所がなく実現できていなかった。
街を歩く姿は何不自由のない青年としか見えない。
ホームレスであることを自分自身が許すことができないため、身なりをきちんと整えておられたのだ。
その入江さんを画面でみた奥田知志氏(ホームレス支援をされている牧師)が
NHKに、彼にあわせてほしいと申し込む。
そして、入江氏と話し合う時間が実現した。
奥田さんは、彼に「頑張るのはいいが、一人で頑張るな」。
「あなたはひとりではない」と伝えた。
そして、メッセージとともに自身の住所を書いたメモを手渡した。
奥田さんは「自己責任論は、人を助けない理屈」であり、その被害者が30代の方々だと話されていました。
就職氷河期とは、「企業を政治が助け若者を切り捨てた時代」の別名だ。
それは、切り捨てた人間自身の心の氷河期でもあったのだ。
※写真は、友ヶ島4島にひとつ、沖の島。この島にのみ船着き場がある。
断崖絶壁に囲まれた島にある数少ない入り江に船が向かう。
昨秋に続いてクローズアップされた。
他の世代には、理解しにくい30代の危機が映し出されていた。
前回にも登場した入江さん(仮名32歳)を探して、その後を取材している。
入江さんは、7万9千円の生活保護を受給し、ネットカフェに寝泊まりできるようになったが、
この宿代と食事で生活費はなくなってしまう。
派遣切りの仕打ちにあった入江さんは2度と同じ目に会いたくないと正社員を目指すが
住所がなく実現できていなかった。
街を歩く姿は何不自由のない青年としか見えない。
ホームレスであることを自分自身が許すことができないため、身なりをきちんと整えておられたのだ。
その入江さんを画面でみた奥田知志氏(ホームレス支援をされている牧師)が
NHKに、彼にあわせてほしいと申し込む。
そして、入江氏と話し合う時間が実現した。
奥田さんは、彼に「頑張るのはいいが、一人で頑張るな」。
「あなたはひとりではない」と伝えた。
そして、メッセージとともに自身の住所を書いたメモを手渡した。
奥田さんは「自己責任論は、人を助けない理屈」であり、その被害者が30代の方々だと話されていました。
就職氷河期とは、「企業を政治が助け若者を切り捨てた時代」の別名だ。
それは、切り捨てた人間自身の心の氷河期でもあったのだ。
※写真は、友ヶ島4島にひとつ、沖の島。この島にのみ船着き場がある。
断崖絶壁に囲まれた島にある数少ない入り江に船が向かう。