岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

介護認定、軽度になる人が続く。

2010-02-24 21:54:55 | 国民と国会と政治
月末のこの時期に認定が要介護1から要支援2に軽くなった方を担当することになった。
デイケア週3回から、2回に変更せざるをえない。
リハビリの回数減と入浴の回数減とならざるをえない。
訪問介護の利用が必要だが、認定が出るのがおそく3月開始に四苦八苦。
このようなケースが続く。

この認定制度は本当に欠陥品だ。
特に介護予防(要支援1、2)ケアマネは、地域包括職員が担当するという経費節減のための奇策が、
介護保険制度をよくわからない複雑怪奇な制度にしている。

地域包括に勤務しながら発言するのもなんだけれど、要支援と要介護という二本柱を撤去し、
もとの一本柱に戻さなくてはならない。
そして、ケアマネを信頼し、ケアマネの裁量で給付サービスを調整できる制度にするべきだと思う。
訪問介護や通所介護を機械的に制限する今の認定制度の存続は利用者の方や家族の方を不幸にする。

政治に意見する必要があることだ.

※今日の飛行機雲。

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