岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

新党「日本」結党!

2005-08-21 18:26:53 | 国民と国会と政治
田中長野県知事が代表の新党らしい。
今だ内容はよくわからないが、都市部の若い層を狙った
顔ぶれである。
国民新党とは一味違う新党である。
政党と認められるには5名の国会議員が必要らしい。
なんとか集るように思う。

小なりといえども、自民党が3つに分裂したといえる。
もちろん、自民党は210人以上の衆議院議員を抱える
大政党だから、問題でもなんでもないというだろう。

しかし、政党として機能することになると、やはり影響が
出てくる。マスメディアはどんなに小さな政党といえども、
公平に取材や報道をしなければならない。相対的に
1党あたりの報道は少なくなる。
自民党を批判する政党が、民主、社民、共産、国民新党、
新党日本と増える。

TVなどで討論会などをすると、1党ひとりなので自民・公明の
2党二人だけでは不利となる。
国連総会で、米国の1票と小国の1票が同じ1票であることに
等しい。
現在の圧倒的な自民のメディア露出量は公示とともに低下して
しまう。自民党にとって公示後の2週間はとても長く感じる
ことだろう。


今回の選挙はプロが読めない選挙という。
読めない選挙だから、小泉自民は9月4日投票日を望んだ。
もし、この日程なら、新党が2つも結党することができた
だろうか。

このように考えれば、新党の結成は自民・公明にとっては
痛い。
選挙は今だ前哨戦だ。

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