岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

東北勢初の優勝が目前。100回大会を盛り上げる金足農業高校(秋田)。

2018-08-20 21:26:45 | スポーツ(身体に魅せられて)

いやー、大変なことになりました。

金足農業高校が決勝で桐陰高校と対決です。

桐蔭高校といえば、甲子園の春夏連覇の達成校であり、もし今回達成すれば初の二度目達成です。

一方、秋田県大会を勝ち上がった金足農業高校は、秋田県勢としては103年ぶりの決勝進出(100回記念大会で103年ぶりというのは、戦争で3年間中断しているから)です。

また、東北勢では深紅の優勝旗を持ち帰ったチームは未だありません。

優勝すれば大変です。

このフィーバーの影でアジア大会ではとんでもない不祥事が発生しただけに、

甲子園のさわやかなムードが目立ちます。

金足農高の吉田投手が注目されています。

連戦が続く甲子園では、複数の優秀なピッチャーを擁立するのが主流になりつつありますが、県立高校では一人でも優秀な投手が現れることは大変なことです。

平成の奇跡と言っても過言ではありません。

同時に9人のみでたたかうチーム作りにも驚きます。

全員秋田県内出身と言います。

常識を徹底して覆したという意味では、比較できるのは徳島の池田高校です。

その当時より一層、公立高は厳しい状況ですから。

秋田県は甲子園対策を独自に練ってきたといいます。

第一線のアドバイザーを招聘しているというのです。

そのアドバイザーからは、決勝が終わるまで話せないことがあると。

もちろん、吉田投手のことです。

それは、彼の持つ強みのことか、それとも弱点なのか興味深いです。

明日、2時から試合が始まります。

日本国中が注目する大一番になります。

両チームともベストパフォーマンスを見せてください。

2018年8月21日14時です。

 


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