![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/69/c7fcf7353da4a07f4430926f5121ab2f.jpg)
すごい本ですよ。
400頁びっしり。
著者が小学校6年生から中学校3年生までの汽車旅とその時の思いを振りかえっています。
時代は1970年代前半。
著者の住まいは京都市伏見区。
隣の街です。
その早熟な少年が休みを利用して日本中を巡ります。
目的は蒸気機関車の撮影です。
鉄道ファンです。
今では撮り鉄という呼ばれ方をしますね。
当時、蒸気機関車の運行は最終局面を向かえていました。
その最後の雄姿を撮影しようと鉄道ファンが日本各地に出没します。
鉄道ファンの年代は高校生くらいからが多い(小中生が参加するにはハードルが高い)のですが、
彼らに交じって、このおませな少年が旅するスケールは桁外れです。
著者 黒川創氏は本名は北澤恒。wikiをご覧ください。
今の作家評論活動の源を探求することができます。
特に京都にゆかりのある、興味がある方はぜひお読みください。
鉄道ファンの方は、垂涎の蒸気機関車写真集として楽しめます。
関連した様々なことを書きたいのですが、今日はここまでです。
およみいただきありがとうございました。