岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『芸術崇拝の思想ー政教分離とヨーロッパの新しい神』

2008-12-21 09:14:47 | 
松宮秀治著 白水社 3360円 気になる本が毎日新聞の書評(12月21日付)が掲載されていた。 他紙でも書評を読みました。 残念ながらまだ本は読んではいないのだけれど。 著者の主張は、「いわゆる芸術はここ200年の産物に過ぎない」ということに 尽きるらしい。 そして、「それは西欧の特殊性に全面的に負う概念であって、西欧近代の政教分離によって成立した」 「キリスト教が国家権力から離反した欠を埋める . . . 本文を読む