ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

長い夢

2019-01-21 | ほとほと日記
今日から3日間仕事です。


連休明けの朝は憂鬱です。

不安や哀しみが脳を埋め尽くします。


昨夜は長い夢を見ました。

職場や仕事に関わる長い長い夢でした。

仕事とこれからの生活への不安が反映している内容でした。


でも、夢を見るのは睡眠の質が良いから…と言う説もあります。

確かに、昨年の暮れから新しくスノコベッドと分厚いマットレスを使うようになって、寝具は快適になりました。

と言うより、それまでの二十数年間、床に布団を敷いただけのひどい環境で寝ていました。

知らずに自分で自分を虐げていたようなものです。

その心の貧しさが、哀しく、辛い。


今夜は、職場の歓送迎会があります。

仕事が終わったら1分でも早く家に帰りたい私にはツラいことですが、これも仕事です。

出来るだけお酒を飲まずに帰ってこようと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

シチューの日

2019-01-20 | ほとほと日記
今日も仕事はお休みでした。


昨日、「クリームシチューを作ろう!」と思い立ち、クックパッドで探したレシピを作りました。

鶏モモ肉、白菜、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリーが具材。

それに小麦粉と牛乳、水が混ぜ合わります。

調味料は塩コショウとコンソメだけ。


大きめの鍋で具材を油で炒め、火を止めて小麦粉を混ぜ合わせる。

それに水とコンソメを入れて煮る。

煮立ったら、牛乳を入れて弱火にしてもう少し煮ると、出来上がり。

鍋ひとつで炒めて煮るだけなのでけっこう簡単です。

昼に作って熱々を食べ、残りを鍋に入れていたら、夕方には更に具材に味が染み込んで美味しくなりました。


いつも和風だと飽きるので、今日は洋風に…と思ったのですが、案外簡単にクリームシチューが出来ました。

まあ、野菜と肉を煮込むと何でも美味しいのですが。

夏は火を使った調理をするだけでイヤになるところがありますが、その点冬の鍋物調理はささやかな幸福感に繋がる作業です。


昨日の予告通り、床屋にも行って来ました。

還暦近い疲れ果てた男の顔を正面から見るのは、忍びないことです。

まあでもそれが自分なのですから、受け入れるしかありません。




マンネリの愉しみ

2019-01-19 | ほとほと日記
今日と明日は連休です。


久しぶりに母と姉の三人でランチをしました。

私はカキフライ定食を食べました。

家族で食べるごはんは美味しい。

あと何回こんな楽しみが味わえるでしょうか?


その後、心療内科と歯科のそれぞれ定期受診に行きました。

もうずっと長いこと同じ医師に通っています。

歯科医は11年、心療内科医は今年で25年です。

私は一度馴染むとよほどのことがない限り医師は変えません。

独り暮らしを続けていると、いざというとき信頼できる人が一人でも欲しくなります。

主治医は疾患という自分の弱点を詳しく知っていると言う意味では、友人や家族以上に秘密を共有している面があります。

それをたやすく変える気にはなれません。


明日床屋に行きますが、それも10年来同じ店です。

さすがに理容師と秘密を共有してはいませんが、私の髪の伸びがここ一、二年でパタッと遅くなったのを、もっともよく知っている人ではあります。


こういうマンネリで穏やかな休日をいつまでも続けたいのですが、いつかは終わりが来るのでしょう。

生きるだけで

2019-01-18 | ほとほと日記
今日は4連勤の4日目です。


いつものことながら、ようやく辿り着いた…という心境です。


先月今月と、入院される方が続いています。

高齢者にとって、寒い冬を乗り越えることがいかに大変なことかを痛感します。


否、私自身にとっても冬を乗り切るのがいよいよ大変になってきました。

もちろん、猛暑の夏も毎日大変です。

ということは、加齢を重ね、ただ働いて生きるだけで大変になって来た…ということでしょうか。


テレビには「元気高齢者」ばかりが登場します。

70代、80代になっても「まだ現役」「まだ鍛えている」というような。

でもあの人たちは特殊な例です。

生きるだけで大変な高齢者も多いのですから、あまり叱咤をしないで欲しい。

それでなくてもツラい「元気のない高齢者」が、よりツラい想いをしない社会であって欲しいと思います。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

24年前

2019-01-17 | ほとほと日記
今日は4連勤の3日目です。


今朝のニュースで、阪神淡路大震災から24年目の慰霊祭の現地中継をやっていました。

改めて、こんなに寒い時期のこんなに朝早くに大地震があったのか…と震撼しました。

もし今東京で同じ規模の震災があったら、私は生き抜ける自信がとうていありません。


24年前、私は35歳でした。

懦弱な35歳でしたが、それでも今と比べるとまだ体力も気力もありました。

24年経ち、何もかもすっかり低下しました。

強くなったのは、自分が衰えたことによる、弱い立場の人への共感能力くらいです。

というより、困窮している人を見ると「明日は我が身」と感じて怖くなるのです。

寒さが身に沁みます。


今日一日。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。