ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

明日の我が身を考える会

2015-12-19 | 独居中高年
今日は仕事はお休みです。

朝から寒く、師走らしい週末となりました。
夜は友人たちと食事会がありますが、この冬初めて簡易カイロを貼りつけていこうかな…なんて考えています。

友人たちとの月一度の食事会はもう七年くらい続いています。
その間私は、ずいぶんと振幅のある生活を送ってきました。
そう考えると「良く続いたものだ…」と不思議な気にさえなります。

五十代を目前にした私が危機感を抱いて声を掛けたのが、この定例食事会のキッカケです。
とは言え、初めの頃は「単なる飲み会」という気持ちでした。
今の私は、「悲惨な孤独死を避けたい」という意識が全ての行動の基盤になっているので、この食事会も、その一助になれば…という気持ちで呼びかけています。

独居中高年、あるいは老親と中年の子どもだけ…という世帯が全国的に激増しています。
そういう世帯では、健康や親の収入が失われたり、家庭内の愛憎バランスが崩れたりすると、あっという間に危機に見舞われます。
今年は特に老親と子供や、老いた夫婦間での切実な事件が多く起こりました。
同じような境遇にあるものは、「明日は我が身」と考え、互助の意識を持つべきだ…と思っています。

とは言え、今日はいわば忘年会。
鍋でも食べて、まったりと温まって来ようと思います。