今日は仕事はお休みでした。
午後から、生命保険の人に会いました。
私は、二十四年前から生命保険を掛けていて、あと約六年で満期になります。
その保険の内容を「死亡時給付」から「要介護時給付」に変更しないか…という提案の話です。
三か月くらい前から生命保険の担当者の女性が何度も電話を掛けて来たり、私の家まで来たりしました。
私は自分の今までの生き方と今後の行く末に関して他人と話すのが嫌で、避けていたのです。
その話を母や姉にすると「ちゃんと会って考えた方が良い」と言われ、会うことにしました。
二十四年前の私に「生命保険くらい掛けておけ」と言ったのは、母です。
私は自分の掛けている保険の内容が何かもほとんど分からず、今まで来たのです。
待ち合わせの喫茶店には、担当の女性だけでなく上司の男性も来ていました。
男性は新しく提案する保険の内容を説明してくれました。
介護保険に関しては仕事柄だいたい分かっているので、内容は頭に良く入りました。
どうしても突き当たるのが「自分にもしものことがあったとき、誰がどうするのか」ということ。
この保険の「もしも」とは、重介護状態(今の基準では要介護3以上)になったとき。
誰が申請するのか。
給付された現金を誰がどういう判断で何に使うのか。
そう考えると、気が遠くなるようでした。
そして、またもや自分の無為の半生が悔やまれました。
でも、自分の現実に向き合う良い機会でもありました。
それは、このところ比較的安定して仕事を続けられているからでしょう。
「この保険に加入する人は多いのですか?」
そう尋ねると、
「とても多いです。皆さん老後に迷惑は掛けたくない、と言われて」
と、まだ三十代半ばくらいの男性上司が答えました。
独り老いの厳しい現実からは逃げられません。
腹を括って考えて行かないと…と思いました。
午後から、生命保険の人に会いました。
私は、二十四年前から生命保険を掛けていて、あと約六年で満期になります。
その保険の内容を「死亡時給付」から「要介護時給付」に変更しないか…という提案の話です。
三か月くらい前から生命保険の担当者の女性が何度も電話を掛けて来たり、私の家まで来たりしました。
私は自分の今までの生き方と今後の行く末に関して他人と話すのが嫌で、避けていたのです。
その話を母や姉にすると「ちゃんと会って考えた方が良い」と言われ、会うことにしました。
二十四年前の私に「生命保険くらい掛けておけ」と言ったのは、母です。
私は自分の掛けている保険の内容が何かもほとんど分からず、今まで来たのです。
待ち合わせの喫茶店には、担当の女性だけでなく上司の男性も来ていました。
男性は新しく提案する保険の内容を説明してくれました。
介護保険に関しては仕事柄だいたい分かっているので、内容は頭に良く入りました。
どうしても突き当たるのが「自分にもしものことがあったとき、誰がどうするのか」ということ。
この保険の「もしも」とは、重介護状態(今の基準では要介護3以上)になったとき。
誰が申請するのか。
給付された現金を誰がどういう判断で何に使うのか。
そう考えると、気が遠くなるようでした。
そして、またもや自分の無為の半生が悔やまれました。
でも、自分の現実に向き合う良い機会でもありました。
それは、このところ比較的安定して仕事を続けられているからでしょう。
「この保険に加入する人は多いのですか?」
そう尋ねると、
「とても多いです。皆さん老後に迷惑は掛けたくない、と言われて」
と、まだ三十代半ばくらいの男性上司が答えました。
独り老いの厳しい現実からは逃げられません。
腹を括って考えて行かないと…と思いました。