ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

同い年の快挙

2015-10-07 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

昨日、おとといと、二日連続で日本の科学者がノーベル賞を受賞しました。
日頃、科学技術にほとんど関わりのない生活を送っている私でも、何とも誇らしい気持ちになりました。
特に物理学賞を受賞された梶田隆章さんは、私と同じ昭和34年生まれと言うことでよけい嬉しく感じました。

青少年期に格段のエリートコースを歩んだわけではなく、地元の公立高校から地元の国立大学に進んだ…という経歴にも親近感を覚えます。
こういう庶民階級の出身者がコツコツと努力を重ねてこれほどの功績を上げられるというのは、その社会の一般的な教育水準の高さを示していて、とても誇らしいことだと思います。

テレビニュースで見る限り、梶田さんのお人柄は真面目で誠実な印象でした。
その経歴や人となりから、十数年前にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんを少し連想しました。
田中耕一さんもまた昭和34年生まれです。

子供の頃から理数系がからきしダメな私ですが、田中さんに続く梶田さんの快挙によって「昭和34年生まれの優秀性」が証明されたように勝手に感じて、嬉しく思ったことです。