ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

週刊誌ネタですが…

2015-04-11 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

午後、三か月ぶりに神田の心療内科に行ってきました。

神田まで向かう車中で、週刊誌の中吊り広告が目に留まりました。
本会議を病欠しながら秘書と旅行に行っていた(?)とされる、若い女性の代議士の記事が大見出しでありました。
その秘書の暴力的な言動や資質もまた、見出しになっていました。
それと同じくらいの大きさで、結婚したばかりの人気女優さんが、会社社長の夫から精神的肉体的に暴力を受けてすでに別居をしている…という見出しも踊っていました。

週刊誌の記事などは当てにならないものです。
まして広告の見出しは、目を引くためのハッタリみたいなものです。

ただ、この中吊り広告を見て(なぜある種の女性は暴力的な男に惹かれるのだろう?)と思いました。

女性が強い男性に惹かれるのは当然のことでしょう。
肉体的精神的に強い男性は、社会で重用され、多くの金銭を獲得する可能性が高い。
また、肉体的に強い男性が自分を守ってくれるとなれば、女性にとっては大きな安心でしょう。

私は動物番組が好きでよく見ますが、自分の遺伝子を残せるのは、戦闘に強く豊富にエサを獲得できるオスだけ…というのはどんな種でも共通しています。
人間だって動物には変わりませんから、「弱い男」に好意を寄せる女性がほとんどいないのは仕方のないことです。

でも、男から見ると「強い」というより「暴力的」「タチが悪い」としか見えない輩に女性が惹かれる様子を見ると、不思議だなア…と思うことがしばしばありました。
あんな男と一緒にいても幸せになれないだろうに…と。

私は「弱いオス」ですから、子供の頃から同性の暴力性には敏感でした。
文字通り粗暴な男…というのは、どこにいっても自滅しやすいので、物理的に近づかなければあまり脅威になりません。
やっかいなのは、強いものには取り入って弱い相手を攻撃する男です。
こういうタイプはけっこう「出世」することがあるのからです。

今日の見出しに出ていた男たちもそういうのではなかろうか…と想ったことでした。

次回の心療内科はまた三か月後…となりました。