ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

或る天才の光景

2014-06-03 | 映画
今朝は昨日おとといに比べると少し涼しい。

日中もだいぶ暑さがゆるむそうです。

九州では梅雨入りの地域もあるそうで、東京でももうすぐ晴れ間を恋しく思える時季になるのでしょう。


昨夜、NHK BS 放送で『THIS IS IT』という音楽ドキュメント映画を観ました。

これは2009年7月から始まる予定だった、マイケル・ジャクソンの大型コンサートツアーのリハーサル光景を記録した作品です。

彼はは2009年6月に亡くなりましたから、その直前の姿が描かれているのです。

とは言え、マイケル・ジャクソンに関して私はほとんど知らず、ミュージシャンとしての魅力実績能力よりも、整形疑惑?を初めとした様々なスキャンダルがまず頭に浮かぶ日本の平均的なオジサンでした。

しかしこの映画を観ているうちに、そのスゴさの一端に触れた気がして、正直圧倒されてしまいました。

彼が50歳のときの映像ですが、まずその肉体の鍛錬とダンスの動きの切れがスゴい。

リハーサル中に次々とアイディアを出す様子も、素人なりに「本当に天才なんだなあ」と感嘆しました。

何より本質的に誠実で優しい人柄であることが、スタッフやミュージシャンに指示を出す様子から伝わって来る。

マイケル・ジャクソンはともすれば異形で奇行の多いスーパースター…というイメージがありますが、それはジャーナリズムが商売上につくりあげた面が強いのでは…と感じました。

というワケで、良いものに触れたなあ…という気持ちで昨晩は眠りにつけたことです。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。