KJだより

アロマとコーチングをこよなく愛するナースとして徒然なるままに・・・。

パワーポイントの使い方

2015-07-20 09:09:13 | Weblog
この3連休は読書三昧。

意図せず、パワーポイントの使い方に関して考える機会を得た。

実は、私、パワポが好きではない。
なぜなら、尊敬する大学の学長2名がパワポを使わない講演スタイルをとっているからである。

ちなみに、そのお二人とは恐れ多くて名刺交換をしたことがない。

でもやっぱり、私の場合は、講義力がないからパワポを使っている。

「パワポやキーノートを使うのは、ここ一番だけで十分」
(渋谷文武:カリスマ講師 THE BIBLE、サンクチュアリ出版、p114、2015)

確かに、研修業者からやってくる講師は、ほとんどパワーポイントを使わない。
使ったとしても、補助的な利用である。

一方、医療系の講師陣はほどんどが、講演時間中、ず~っとパワポを利用する。

パワポのプレゼンは、一方向的な感覚があるな

「パワーポイントなどのプレゼンの資料を、時間をかけて作り込む人がいます。
そういう人のプレゼンは、独りよがりのことが多いものです。
長い時間、自己陶酔しているかのような表情で話しています。
そして終わった時にはとても満足そうな表情をするのです。
自分が話したいことは精一杯気持ちよく話した。
でも聴き手の気持を慮っている風にはみえません。
一人前の仕事かも知れませんが、相手は何を知りたいのか、
どんな問題を解決したいのかなど、相手の立場に立って想像する努力が足りないのです」
(高野登:一流の想像力、PHP文庫、p250、2015)

相手の立場に立って、何が必要かを想像した準備。

教育者主体から学習者主体へ。
成人教育の考え方そのものである。

一流の看護教育者を目指し、修行の日々は続く
コメント
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