KJだより

アロマとコーチングをこよなく愛するナースとして徒然なるままに・・・。

看護師の仕事はどこに向くのか?

2015-07-09 06:45:26 | Weblog
特定看護師。
看護業務の拡大。

つまり、これまでよりもできる業務範囲が増え、業務量が増えることになる。

静脈注射のように、これまでは医師の仕事だったものを看護師がする仕事になるということ。
これはこれでいいと思うけど、要は看護師の仕事が増えることに問題がある。

一方で、最近は看護師2人が1セットになって、患者の検温に行くというシステムがある。
一人が直接業務。
もう一人がベッドサイドで電子カルテ入力(間接業務)。

今後、医師と医師事務補助者が1セットになって、病棟診療を行う時代がこようとしている。
(現在は、外来で医師事務作業補助者がカルテの代行入力をしている施設・部署もある)

ということは、看護師の場合も、看護カルテの代行入力が認められる「看護師事務作業補助者」ができれば、看護師2人が1セットにならなくてもよいのだ

すでに、「看護補助者」は存在して、患者の直接看護の補助をしている。
もちろん、国家資格の保有者ではない。

いやはや、えらい時代になってきたな

国家資格を持った看護師の仕事はどこに向いていくのだろうか?
看護の専門性は何?

先日の教育担当者研修で自己紹介した際、「昔は、抗がん剤を病棟でミキシングしていて、医師の指示の妥当性を見極められないことが怖くて仕方なかった」という昔話を披露した。

今は看護師の仕事ではないことも、昔はぜ~んぶ看護師がしていた仕事。

ワークシェアで多くの人が働ける業界ではある。
しかし、人を増やせば人件費が嵩む…。医療費はあがる…。
給料を減らせば、人は流動化する…。

世間の人々は、看護師に何を期待しているのだろうか?

さて、本日は、医師事務作業補助者対象の医療安全研修。
(私は、お世話業務を担当)

どんな気付きが得られるかな

コメント
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