ISSの光跡の色変化の件を検討する上で
確かめておきたかった「高度による影響」。
つまり、そもそも「高度が下がってくると天体は赤っぽく見える」の程度を
自分の撮影環境でチェックしておきたかったわけで。
といっても、変光星の観測のように
標準星を使って厳密に補正するほどでもない気がしていたので
まずは月の色でチェックしてみるかな…と考えていた。
幸いなことに、この週末は満月と重なり、
天候的にも表題のスナップのようにまずまず晴れたので
早速昨夜(2/10)からトライしてみた。
用意した機材は
X-T1+NewMD200mmF2.8+x2テレコン。
これを三脚に載せて
適当な間隔で満月を固定撮影するだけ。
もちろんWBは太陽光で固定。
ISO=800、F=8、1/180s露出でいい感じになった。
かくて昨夜は計4回撮影できた。
途中仮眠しながら、概ね2時間間隔ぐらいで。
この色合いを数値化してみた。
利用させていただいたのは
国立天文台から提供されているすばる画像処理ソフト「マカリ」。
月の模様の決まった区間について
グラフツールでRGB毎の値を取り出してみた。
4回分のデータを並べてみるとこんな感じ。
単純に数値の大小を比較するのはどうかと思ったので、
(B-R)/輝度 と (B-G)/輝度 の2つで
相対的な変化があるか処理してみた。
何となく傾向は見えているようだ。
つまり、月の高度が下がってくると
R(赤)やG(緑)に比べてB(青)の減衰がより大きくなるため
計算した相対値は全体的に負の方へシフトしている。
結果、青みが減った分「月は赤っぽく見えていた」ことになる。
まあ、1夜の成果だけでは心もとないので
もう1晩やってみるとしよう。
(と思って、今朝も先程まで仮眠しながら撮影してみたところ)
確かめておきたかった「高度による影響」。
つまり、そもそも「高度が下がってくると天体は赤っぽく見える」の程度を
自分の撮影環境でチェックしておきたかったわけで。
といっても、変光星の観測のように
標準星を使って厳密に補正するほどでもない気がしていたので
まずは月の色でチェックしてみるかな…と考えていた。
幸いなことに、この週末は満月と重なり、
天候的にも表題のスナップのようにまずまず晴れたので
早速昨夜(2/10)からトライしてみた。
用意した機材は
X-T1+NewMD200mmF2.8+x2テレコン。
これを三脚に載せて
適当な間隔で満月を固定撮影するだけ。
もちろんWBは太陽光で固定。
ISO=800、F=8、1/180s露出でいい感じになった。
かくて昨夜は計4回撮影できた。
途中仮眠しながら、概ね2時間間隔ぐらいで。
この色合いを数値化してみた。
利用させていただいたのは
国立天文台から提供されているすばる画像処理ソフト「マカリ」。
月の模様の決まった区間について
グラフツールでRGB毎の値を取り出してみた。
4回分のデータを並べてみるとこんな感じ。
単純に数値の大小を比較するのはどうかと思ったので、
(B-R)/輝度 と (B-G)/輝度 の2つで
相対的な変化があるか処理してみた。
何となく傾向は見えているようだ。
つまり、月の高度が下がってくると
R(赤)やG(緑)に比べてB(青)の減衰がより大きくなるため
計算した相対値は全体的に負の方へシフトしている。
結果、青みが減った分「月は赤っぽく見えていた」ことになる。
まあ、1夜の成果だけでは心もとないので
もう1晩やってみるとしよう。
(と思って、今朝も先程まで仮眠しながら撮影してみたところ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます